インドネシアの事を知る本3選
私が今回おすすめするのは、インドネシアを描いた作品たちです。まず1つ目は、繊細な描写でインドネシアの自然と文化に触れられる小説。読むことでまるで現地にいるかのような感覚を味わえますよ。
2つ目は、インドネシアの歴史を描いた歴史小説。できるだけ偏見を持たずに、インドネシアの過去を知ることができます。ちょっと重たいテーマかもしれませんが、読んでみる価値大いにありです。
そして最後に、日本人の目から見たインドネシア現代を描いた作品。現地のリアルな生活や、政治、社会状況まで幅広く学ぶことができます。
この3冊を読むことで、インドネシアという国を多角的に見つめ直すきっかけが生まれることでしょう。お時間ある時に、ぜひ手に取ってみてくださいませ。
『インドネシア』
世界一のイスラーム人口を誇るインドネシアで、人々はどのような社会を創り上げたのか。多様なムスリムの声と共に、教義と実践の狭間で揺れる大国の実態を描く。
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世界一のイスラーム人口を誇るインドネシアは、独立後、シャリーア(イスラーム法)を国法としない共和国となった。しかし、教義に厳格なムスリムと、より柔軟に教義を解釈するムスリムの溝は埋まることはなかった。そのなかで人々は何を考え、どのような社会を創り上げたのか。インドネシアに計8年間暮らし、その文化と宗教を研究してきた社会人類学者が、綿密なフィールドワークで得た多様なムスリムの声とともに、教義と実践の狭間で揺れる大国の論理と実態を描きだす。
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作者 | 加藤久典/著 |
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価格 | 920円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2021年08月10日 |
『インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本 : 人気沸騰!次なる新市場進出』
作者 | キム,テソン 中村,正英,1978- 河江,健史,1979- 鈴木,隆宏 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 明日香出版社 |
発売日 | 2013年11月 |
『インドネシアは新しい世界の扉 インドネシアに赴任する前に読む本』
2045年の建国100周年に向けて、インドネシアは経済/人口ともに世界第4位の大国へと躍進を続けている。3億人を超える大市場が見込まれる、この国に対する世界的な位置づけも激変することだろう。この国は新しい世界への扉となり、その扉を叩く若い人材はその人生の新しい扉を叩くことにもなるであろう。本書は、開かれんとするこれら二つの扉の前に立つ者の手によって開かれるべき本である。
作者 | 菊池武洋 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 創英社(三省堂書店) |
発売日 | 2021年07月 |
それぞれ個性溢れる作品たちを紹介させていただきましたが、いかがでしたか?それぞれが持つ深みと、著者の目線で描かれたインドネシアのさまざまな風景や文化、人々の日常が紡ぎ出す物語は、これまでに感じたことのない新鮮さを私たちにもたらしてくれることでしょう。
可能であれば、これらの作品を手に取り、インドネシアの異国の空気を感じてみてください。リアルで質素な生活描写から、神秘的な伝説まで、あたかも現地にいるかのようなリアリティーあふれる描写に心奪われること間違いなしです。
さらに、これらの作品はそれぞれでインドネシアの異なる面を描いています。その読み比べから、インドネシアの多様性や、その国としての奥深いイメージを一層深めることができるでしょう。
これらの紹介を通して、少しでもインドネシアへの興味や理解が深まったら嬉しいです。そしてもし、本当にその地を訪れる機会があれば、読んだ作品が更なる興味を引き出し、旅の楽しみを増やしてくれることでしょう。
こんな時代だからこそ、本を通して異文化に触れ、見識を広げることは、私たちの視野を広げ、刺激的な体験を与えてくれます。未だ見ぬ地への想像を膨らませ、あなた自身の世界を広げてみてください。きっと新しい発見があるはずです。どうぞ、インドネシアの魅力に触れ、その深遠な世界に足を踏み入れてみてください。
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