日本史を知る!おすすめの時代小説ジャンル別10選「村上海賊の娘」「壬生義士伝」など名作をご紹介
日本史を深く知り、それを楽しむ手段の一つとして時代小説は最適です。幕末の動乱を舞台にした作品から、海賊を主人公にした壮大な物語までジャンルも豊富です。実際の歴史上の人物が活躍する作品には、事実とフィクションが織り交ぜられ、どこまでが真実なのかを考えながら読む楽しさがあります。そして、架空のキャラクターが活躍する作品は、その時代の生活や社会をより深く理解するきっかけを与えてくれます。この時間を通じて、日本の魅力や深みを感じて頂けたら幸いです。どれも骨太で情緒溢れるストーリーが描かれていて、ハマること間違いなしです!
『村上海賊の娘(一)』
時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。村上海賊ー。瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景だった。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女。この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開くー。本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞!木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編。
作者 | 和田 竜 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2016年06月28日 |
『壬生義士伝 上』
小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、
満身創痍(そうい)の侍がたどり着いたーー。
貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪(みぶろ)と呼ばれた
新選組に入隊した吉村貫一郎であった。
“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、
飢えた者には握り飯を施す、庶民の心と優しさを失わなかった男。
元新選組隊士や教え子が語る、非業の隊士の生涯。
全日本人の心を揺さぶる浅田文学の金字塔。
第十三回柴田錬三郎賞受賞。
作者 | 浅田 次郎 |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2002年09月03日 |
『陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)』
作者 | 夢枕 獏 |
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価格 | 710円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2012年09月20日 |
『のぼうの城』
作者 | 和田,竜 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2007年12月 |
『坂の上の雲 一』
シリーズ累計2000万部、司馬遼太郎記念財団によるアンケート〈好きな司馬作品〉第1位にも輝いた、不滅の青春文学。全8巻。
明治維新をとげ、近代国家の仲間入りをした日本は、息せき切って先進国に追いつこうとしていた。
この時期を生きた四国松山出身の三人の男たちーー日露戦争でコサック騎兵を破った秋山好古、日本海海戦の参謀秋山真之兄弟と、文学の世界に巨大な足跡を遺した正岡子規を中心に、昂揚の時代・明治の群像を描く長篇小説!
スペシャルドラマ〈坂の上の雲〉がNHK総合テレビにて放送!
(2024年9月8日より 毎週日曜 午後11時〜/全26回)
出演:本木雅弘 阿部寛 香川照之 菅野美穂
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1999年01月08日 |
『燃えよ剣 上』
女の夜市
六車斬り
七里研之助
わいわい天王
分倍河原
月と泥
江戸道場
桂小五郎
八王子討入り
スタスタ坊主
疫病神
浪士組
清河と芹沢
ついに誕生
四条大橋
高瀬川
祇園「山の尾」
士道
再会
二帖半敷町の辻
局中法度書
池田屋
断章・池田屋
京師の乱
長州軍乱入
伊東甲子太郎
甲子太郎、京へ
慶応元年正月
憎まれ歳三
四条橋の雲
堀川の雨
お雪
紅白
与兵衛の店
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2007年01月 |
『義経じゃないほうの源平合戦』
作者 | 白蔵,盈太,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文芸社 |
発売日 | 2022年12月 |
『関ヶ原 上巻』
作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2003年09月 |
『弥勒の月』
小間物問屋「遠野屋」の若おかみ・おりんの溺死体が見つかった。安寧の世に満たされず、心に虚空を抱える若き同心・信次郎は、妻の亡骸を前にした遠野屋主人・清之介の立ち振る舞いに違和感を覚える。-この男はただの商人ではない。闇の道を惑いながら歩く男たちの葛藤が炙り出す真実とは。
作者 | あさのあつこ |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2006年02月25日 |
『利休にたずねよ』
女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ男・千利休は、おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、天下一の茶頭に昇り詰めていく。刀の抜き身のごとき鋭さを持つ利休は、秀吉の参謀としても、その力を如何なく発揮し、秀吉の天下取りを後押し。しかしその鋭さゆえに秀吉に疎まれ、理不尽な罪状を突きつけられて切腹を命ぜられる。▼利休の研ぎ澄まされた感性、艶やかで気迫に満ちた人生を生み出したものとは何だったのか。また、利休の「茶の道」を異界へと導いた、若き日の恋とは…。▼「侘び茶」を完成させ、「茶聖」と崇められている千利休。その伝説のベールを、思いがけない手法で剥がしていく長編歴史小説。第140回直木賞受賞作。解説は作家の宮部みゆき氏。
作者 | 山本兼一 |
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価格 | 921円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2010年10月14日 |
これら全ての作品には、私たちが普段触れることのない過去へのドアが開かれています。日本史を知るとは、ただ事実を記憶するだけではありません。人々の生活、思い、感じることすべてを理解し、その時代の空気を想像しながら、読者自身がその時代を体験すること、それが勉強ではなく、楽しみとなるのが時代小説の魅力です。
いかがでしたか?先にご紹介した作品たちは全て違った時代を背景にしていますが、共通しているのは"歴史を感じさせる描写の豊かさ"です。キャラクターが抱える問題、解決する過程、そのすべてが当時の社会背景から生まれています。それは時に悲劇を生み出し、時に英雄を生む。それら一つひとつが織り成すストーリーが、我々に歴史を伝えてくれます。
これらの作品を読むことで、教科書では知ることのできない「生きてきた歴史」を感じ取ることができるでしょう。人間の喜び、悲しみ、怒り、愛情など、様々な人間ドラマが織り交ぜられています。「こういうことがあったのか」、「あの時代の人々はこう考えて生きていたのか」など、新たな発見があるかもしれません。
読んだあとには、自分がその時代を歩いたかのような感覚になれるでしょう。そしてそれは、今の自分たちに何を伝えてくれるのでしょうか。その答えは、一冊一冊、ページをめくるごとに、自分の中に見つかるはずです。
是非、読書を通じて日本の歴史と触れ合い、自己の中に新たな視点を持ちましょう。それぞれの時代が私たちに伝えてくれるメッセージを、この機会に読み解いてみてください。
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