社会学者 上野千鶴子の本(著書) おすすめ6選

日々の生活の中で感じる「なんでだろう?」を分析し解明してくれるのが上野千鶴子さんの社会学の本です。女性の視点から捉えた著作が多いため、普段気づきにくい視点を提供してくれます。さらに言葉遣いが分かりやすく、読みやすさも特徴。会話のような文章になっているので、社会学初心者でも楽しんで読むことができます。ギャップ社会とは何か、女性の働き方はどうあるべきか、人々の感情はどのように形成されるのか…様々なテーマを丁寧に解説。ぜひ、6冊の中からお気に入りを見つけてください。
『こんな世の中に誰がした? : ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために』

作者 | 上野,千鶴子,1948- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2024年01月 |
『情報生産者になる』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アウトプットした人だけに
たどりつける世界がある
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
情報が溢れかえる現代において、「新たな知」をいかに発信するか?
数々の人材を輩出した「東大上野ゼミ」伝説のメソッド、公開!
論文・レポートはこれ1冊でOK!
多くの東大生が学んだ知的生産の教科書、4万部突破!!
「わたしは情報生産者でもありますが、情報生産者を育てる立場にも立ってきました。上野ゼミの受講生たちから贈られるうれしいことばのひとつに、こんなものがありました。「上野センセは、わたしたちの中からまだ見ぬものを生み出してくれるお産婆さんみたいな存在なのよ」と。そのとおり、「まだ見ぬもの」は、もともとその人のなかに存在しています。(中略)グッド・ラック。あなたがほんとうに世に送り出したい情報を生産するために、本書がお役に立つことを願ってやみません。」(「Ⅵ 読者に届ける」より抜粋)
作者 | 上野千鶴子/著 |
---|---|
価格 | 920円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2018年09月05日 |
『近代家族の成立と終焉 新版』

家族はどこから来てどこへ行こうとしているのか。「ファミリィ・アイデンティティ」の視点から、揺れ動く家族の現実を鮮やかに浮き彫りにするとともに、近代家族の成立を歴史社会学的に位置づけた著者の代表作を文庫化。戦後日本の男性知識人の心理を鋭く抉り出した「戦後批評の正嫡 江藤淳」などを新たに収録。
1 近代家族のゆらぎ
一 ファミリィ・アイデンティティのゆくえ
二 家族の臨界ーーケアの分配公正をめぐって
三 家族、積みすぎた方舟
四 女性の変貌と家族
2 近代と女性
一 日本型近代家族の成立
付論 「家父長制」の概念をめぐって
二 家族の近代
三 女性史と近代
3 家庭学の展開
一 「梅棹家庭学」の展開
二 技術革新と家事労働
4 高度成長と家族
一 「母」の戦後史
付論 戦後批評の正嫡 江藤淳
二 「ポスト思秋期」の妻たち
5 性差別の逆説
一 夫婦別姓の罠
二 生きられた経験としての老後
三 「女縁」の可能性
四 性差別の逆説ーー異文化適応と性差
参考文献
初版あとがき
自著解題
初出一覧
人名索引
作者 | 上野 千鶴子 |
---|---|
価格 | 2178円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2020年06月18日 |
『おひとりさまの老後』

作者 | 上野,千鶴子,1948- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2011年12月 |
『女の子はどう生きるか 教えて,上野先生! (岩波ジュニア新書)』

作者 | 上野 千鶴子 |
---|---|
価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2021年06月24日 |
『生き延びるための思想 新版 (岩波現代文庫)』

作者 | 上野 千鶴子 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2022年02月24日 |
それぞれの作品を通じて、上野千鶴子さんの豊かな視点と鋭利な分析力が周囲の世界を一層深く、鮮やかに浮かび上がらせてくれます。彼女の書く文章はそこにある不平等を優れた視点でとらえ、読み手に深く問いかけます。一見するとシンプルな言葉に込められた考え方や視点はとても深く、その一文一文から私たち自身の在り方について考えさせられます。
ひとつひとつの作品が、それぞれの社会課題に対する見方や考え方を提供し、上野千鶴子さんの視点が提供する視野の広さに感銘を受けます。彼女の教養あふれる言葉と議論は、私たちが持つ"当たり前"を揺さぶり、新たな視点を生み出すきっかけになるでしょう。
また、上野千鶴子さんの本を読むことで、私たち自身が日々生活の中で抱く疑問や思いが、実は大きな社会的問題と繋がっていることに気づかされます。そして、そのような問題に対する理解と共感が、私たちがより良い社会へ向けて行動をおこす原動力になるのです。
あなたがこれらの中から、一冊でも気になるタイトルを見つけたなら、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。とても豊かな時間が過ごせること間違い無しです。
上野千鶴子さんの本は、私たちが目の前の現実をもっと深く眺め、自分自身と他者、そして社会という大きな「繋がり」の中で考えるためのツールを提供してくれます。これからも彼女の書く言葉が、多くの人の心に響いていくことでしょう。今年は新たな視点を持って、世界を見つめ直してみませんか?今読むべき、まさにそんな一冊を手に取ってみてください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。