中世・近世イタリアが舞台のミステリ4選

中世・近世のイタリアが舞台のミステリ4選をご紹介します。1つ目は、医学的知識を駆使して事件を解決する物語。细やかに描かれた中世の医学が光る作品です。2つ目は、名画家の謎解き!芸術作品に隠されたびっくり仰天の真実に驚きの連続です。3つ目は、修道院を舞台にした思考戦。教会の影の権力と向き合う修道士の姿に引き込まれます。最後は、オペラ座の舞台裏で繰り広げられる殺人事件。華美な舞台と裏腹の闇を描いた一作です。ご興味があれば、ぜひ読んでみてくださいね。
『探偵レオナルド・ダ・ヴィンチ』
| 作者 | Stuckart,DianeA.S 対馬,妙,1960- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ランダムハウス講談社 |
| 発売日 | 2008年09月 |
『聖遺の天使』
15世紀のイタリア北部、湖水地方。嵐の夜、湖畔にたつ城館で、主人が壁に磔の格好で死んでいるのが発見された。同時に闇の中に天使の姿も出現したという。館には聖母子の姿を浮かび上がらせる奇跡の香炉ー聖遺物が存在し、各地から聖職者らが派遣されていた。事件を解決すべく、ミラノからレオナルド・ダ・ヴィンチが乗り込む。ダ・ヴィンチの天才頭脳が、隠された謎を解く。
| 作者 | 三雲岳斗 |
|---|---|
| 価格 | 701円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2006年07月 |
『緋色のヴェネツィア 聖マルコ殺人事件』
16世紀前半、海の都ヴェネツィアはトルコ、スペイン、神聖ローマ帝国の3強大国に挾撃され国家存亡の危機に瀕していた。国難にあたる若きヴェネツィア貴族と謎のローマの遊女、貴婦人との秘めた愛を胸に野望を抱く元首の庶子…。権謀術数が渦巻く地中海世界を描いた、ルネサンス歴史絵巻第1部。
| 作者 | 塩野七生 |
|---|---|
| 価格 | 660円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 1993年06月 |
『薔薇の名前[完全版] 上』
*伊・ストレーガ賞受賞
*仏・メディシス賞受賞
*日本翻訳文化賞受賞
*BABEL国際翻訳大賞
*日本翻訳出版文化賞受賞
国内ミステリ・ランキング第1位
全世界で5000万部超の大ベストセラー
中世北イタリア、迷宮構造を持つ文書館を備えた修道院で
「ヨハネの黙示録」の記述に沿って、
次々に修道士が不審死を遂げる。
事件の鍵は文書館に隠されているらしい……。
世界の読書人を驚嘆させた
知の巨人エーコの問題小説
[完全版]刊行!
これは、中世の老修道士アドソが、見習修道士時代の体験を回顧して綴った手記である。そこに記されていたのは、彼が訪れた、北イタリアの修道院で起きた連続殺人事件の顛末だった。アドソが付き従っていたのは、理知的て論理的で誰もが驚嘆する推理力の持ち主であるイギリス人修道士、バスカヴィルのウィリアム。彼とともにアドソは、修道院の誇る、迷宮構造を持つ謎めいた文書館に足を踏み入れることになる。本書は、初版刊行以来、エーコ自身が加えてきた数々の訂正、削除等をすべて反映したものになっており、巻頭には、そうした修正について、2012年版に作者自身が寄せた付記も収めた。
【[完全版]について】
◆エーコ自身が下描きした、文書館の図面、登場人物のスケッチ等を収録
映画監督がコンテ絵を描くように、エーコ自身も登場人物のイメージスケッチ、中世の生活関連のスケッチ、文書館の図面などを描いていました。著者の思考回路をたどれる、貴重な図版です。
◆別巻として刊行された「覚書」を収録
『薔薇の名前』刊行直後『「バラの名前」覚書』として而立書房から刊行されていましたものを、河島英昭先生が用意していた訳文を元に河島思朗先生が見直し収録。現行のイタリア語版『薔薇の名前』は巻末にこの「覚書」が収録されていますので、これで日本語版も同じ形になります。(河島英昭先生は、翻訳の途中で病に倒れられ、2016年に逝去されたため、ご子息の河島思朗先生に引き継いでいただきました)
◆刊行後、折々に加えられた訂正を元に修正
現行版の刊行までに長い期間がかかったため、現行版刊行時にすでに訂正されていたものも含む形で、最新の内容に合わせて修正しています。
◆古典語がご専門の河島思朗先生による、ラテン語部分の見直し、並びに本文の訂正を加筆
【原著について】
今回の[完全版]の底本は、Il nome della rosa(La nave di Teseo刊の2020年版)となります。
2010年に訂正箇所を赤い文字で示したPDFが送られてきました。それによって確認作業を進めましたが、その後に、2012年版として、さらに訂正の加わったものに「覚書」が加えられた版が刊行されました。2015年には版元がLa nave di Teseoに移り、2020年版に至りました。
| 作者 | ウンベルト・エーコ/河島 英昭/河島 思朗 |
|---|---|
| 価格 | 3300円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2025年12月25日 |
何ともイタリア的な華やかさと緻密な仕掛けが光るこれらの作品。一つ一つの謎が解き明かされるたび、読者の心には新たな驚きと共に、中世・近世イタリアの息吹を感じることができるでしょう。登場人物たちの高貴で、しかし人間味あふれる人物描写は、まさにイタリアの人々に見られる情熱と生命力を見事に再現しています。
それぞれの作品は歴史に裏打ちされた、社会の描写と人間ドラマの戦いが織り交ぜられており、非常に豊かな読後感を残すでしょう。いつでもその時代へタイムスリップできるような感覚に陥ったり、まるで自分自身が探偵となり事件解決にあたった気分になったり、読者の感覚を揺さぶる作品ばかりです。
それだけでなく、これらの作品は単純なエンターテイメントでは終わらず、人間の弱さや悲哀、そしてそれを乗り越えていく強さといった深いテーマに触れています。時にハラハラさせられ、時に深く思索させられる。まさにそんな読書体験を提供してくれます。
また、物語を通して中世や近世のイタリア文化、風景、歴史を知ることができるのも魅力。これらの作品を読むことで、普段の生活から一歩踏み出し、別の時代や別の国の生活を体験するような感覚を味わうことができます。まるでイタリア旅行に出かけるが如く、貴重な体験ができること間違いなしです。
今回ご紹介した4作品は、ミステリ好きはもちろん、物語の中で異文化体験をしたい方にもぴったりの一冊となることでしょう。これからの読書時間を、どうぞどの作品から始めてみるか、選ぶ楽しみにひたってみてはいかがでしょうか。新しい発見と共に、きっと心地よい興奮も味わえるはずです。それでは、あなたが選ぶ作品とともに、素晴らしい読書体験が始まりますように。
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