良寛に関する本 おすすめ6選 江戸時代の僧侶・歌人
江戸時代の僧侶であり歌人でもあった良寛。彼の生き様や詠んだ歌は、今の私たちにも多くの教えをくれます。物事の本質を見抜く鋭い視点や人々への深い愛情、逞しく生き抜く強さ。それらを描いた本は、日々の生活の中でふと立ち止まり、自分自身と向き合いたいときにおすすめです。また、歴史好きな方にとっても彼の時代背景を学べるため、一石二鳥。小説から評伝まで、良寛の多面性を感じられる6冊をピックアップしました。心に静かな余韻を残すような、そんな一冊を手に取ってみてはいかがでしょうか。
『日本人のこころの言葉 良寛』
作者 | 中野東禅 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 |
『良寛の生涯 その心』
作者 | 松本市寿 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 考古堂書店 |
発売日 | 2003年05月 |
『良寛その仏道』
作者 | 竹村,牧男 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2024年06月 |
『良寛 老荘思想を実際に生きた日本人』
老荘思想を実際に生きた日本人良寛は、何を思い、何を考え、何を悩み、何を求めて生き抜いたか。
作者 | 田中 哲也 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | ブイツーソリューション |
発売日 | 2024年07月29日 |
『評伝 良寛(18) わけへだてのない世を開く乞食僧』
これまでの良寛の伝記は、少青年時代の学業に対する真摯な努力、深い学識ゆえに家業を捨てるに至った葛藤、道元の禅を深く学びつつも曹洞宗門と訣別した理由、そして越後に帰郷して乞食僧として生きるという選択、これらの実態と重要性を見逃している。本書は、良寛の詩歌を自伝的に捉えることでこれらを読み解き、江戸時代後期の厳しい格差社会・差別社会のなかで、わけへだてなく人々に寄り添い、癒し、慰め、幸福を共有した生涯を再発見する。
作者 | 阿部 龍一 |
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価格 | 8800円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2023年06月01日 |
『良寛の生涯と芸術 : 慈愛に満ちた心』
作者 | 小島,正芳,1951- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 考古堂書店 |
発売日 | 2024年01月 |
それぞれの作品には良寛の生き方や思想、詩情が鮮やかに描かれていますが、一冊ごとに異なる視点からアプローチされているので重ねて読むことでより深い理解につながることでしょう。決して豊かではない生活を送りながら、人々を哲学的な視点で見つめ、散文や俳句などを通じて私たちに何を伝えようとしたのかを感じてみてください。自然と人との共生をテーマに、マイナス思考をプラス思で溶かす力、実直さ、人間愛、そして何より「我慢」の重要性を教えてくれます。
物質的に豊かな生活を送る現代社会に生きる私たちにとって、良寛の世界観は貴重な時間と空間を提供してくれるかもしれません。良寛の世界から、日々の喧騒から一歩引いた所で、心豊かな生活を送るヒントを得ることができるはずです。
そして、最後になりますが、良寛についての作品を読む際のポイントとして、良寛自身がどんなに苦しい状況であっても、自分の生き方を貫き通そうとした彼の姿勢や精神力に注意を向けてみてください。表面的なエピソードや言葉だけでなく、その背後にある意味や教えを読み解くことで、より一層良寛の世界が広がることでしょう。
山小屋での粗食の生活、貧しい人々との触れ合い、自然と対話する日々。そこから生み出される音楽のような言葉たちは、今の私たちに新しい価値観や生き方を示してくれます。ぜひ、良寛についての6冊の厳選された作品を通じて、その深遠な哲学と豊かな人間性に触れてみてください。清々しい気持ちと共に、日常生活に戻ることでしょう。
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