タイトルにガラスが入った本10選

透明で繊細な、それでいて強いガラス。その奥深さをテーマにした作品は数多く存在しますよ。鏡に映る自己や、窓越しの風景、割れゆくガラスの象徴性などが描かれた小説や漫画10冊をピックアップ!ライトノベルから歴史物まで、ガラスの存在感は各作品で異なりますが、その独特の世界観と緻密な描写に心が引き寄せられます。恋愛ものからファンタジーまで、幅広いジャンルでガラスが使われているので、好きな作品はきっと見つかりますよ。ぜひ、その輝きと脆さに触れてみてくださいね。
『ガラスの麒麟』

「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。通り魔に襲われた17歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される6つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。(講談社文庫)
「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。通り魔に襲われた17歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される6つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。
ガラスの麒麟
三月の兎
ダックスフントの憂鬱
鏡の国のペンギン
暗闇の鴉
お終いのネメゲトサウルス
作者 | 加納 朋子 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2000年06月15日 |
『硝子のハンマー』

日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。月9ドラマ『鍵のかかった部屋』原作!
作者 | 貴志 祐介 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2007年10月25日 |
『ガラスの海を渡る舟』

作者 | 寺地/はるな |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 |
『宝石商リチャード氏の謎鑑定 ガラスの仮面舞踏会』

正義に連れられてみのる、良太、真鈴の3人は岡山へとやってきた。地元中学で教員をしている、正義の友人・谷本の案内で博物館を訪れるためだった。正義に惹かれている真鈴は、正義と谷本の関係が気になって? 中華街で中国人のクラスメイト、そしてヒロシと名乗る人物と体験した関帝誕。そして実家の裏のお屋敷で、リチャードと正義たちとの仮面舞踏会。母と会えないのは寂しさは募るが、正義とリチャードと過ごすたび、みのるの宝物は増えていく。みのるの世界が広がっていく…! 珠玉の夏の物語。
作者 | 辻村七子/著 雪広うたこ/イラスト |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年10月19日 |
『硝子の塔の殺人』

作者 | 知念 実希人/高梨 謙吾/Audible Studios |
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価格 | 4000円 + 税 |
発売元 | Audible Studios |
発売日 | 2021年07月30日 |
『ガラスのなかのくじら』

街の真ん中の大きな水槽に住んでいるクジラのウェンズデー。このガラスのなかしか知りません。ある朝、おんなの子がやってきて、ウェンズデーに声をかけます。彼女の瞳は、とおくのとおくに見えている、静かでおだやかなあの「ブルー」と同じ色をしていて……。知らないうちに自由をまちのぞんでいる、すべての人へおくる絵本。
すばらしいインスピレーションを与えてくれたレディオヘッドの「ブルーム」、
いっしょに宙返りをしてくれたレベッカ、
そして「水曜日のうた」を知っていたアン・シュワルツに感謝します。
――T.H.
母に
――R.J.
(献辞文より)
作者 | トロイ・ハウエル/作 リチャード・ジョーンズ/作 椎名かおる/訳 |
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価格 | 不明 |
発売元 | あすなろ書房 |
発売日 | 2018年05月24日 |
『ガラスの城』

作者 | 松本,清張,1909-1992 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年11月 |
『ガラスの技術史』

作者 | 黒川,高明,1930- |
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価格 | 不明 |
発売元 | アグネ技術センター |
発売日 | 2005年07月 |
『ルージュ : 硝子の太陽』

作者 | 誉田,哲也,1969- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2018年11月 |
『硝子の鳥』

作者 | 新堂,冬樹,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年08月 |
以上、「タイトルにガラスが入った本10選」をご紹介させていただきました。それぞれの作品に共通する「ガラス」のキーワードが、豊かな物語性や描写、人間の心理を表現するための文学的な手法として用いられています。ガラスが砕ける瞬間の美しさ、その破片が持つ危険性、それを通して見る世界の歪みや透明性、全てが織り成す物語の風景は、読者の心に深く刻まれることでしょう。
これらの中には悲しい話もあれば、笑いが溢れる話もあります。絵画のように繊細な描写に魅せられる作品もあれば、大胆な展開に息を呑む作品も。でも共通して言えることは、全ての作品が作者の深い想いと、紡がれるキャラクターたちの生き様を織り成し、読者に多様な感情を喚起します。
ひとつひとつの作品が、ガラスのようにキラキラと輝き、読者の心に深く突き刺さる鋭さを持っています。そしてそれぞれが、見る角度や光の当たり方で色を変え、違った輝きを見せてくれます。そんなガラスのような魅力を持つ作品たちに、どうか多くの方々に触れていただきたいと思います。
以上の作品たちは、僕が個人的に心を揺さぶられ、感動したものばかりです。その感動を皆さんと分かち合いたくて、こうして紹介させていただきました。自分が思い描く「ガラス」の形や色、その意味、全てが作品ごとに変わります。その多様性こそが文学の魅力でしょう。きっとあなたにとって、新たな扉を開く一冊が見つかるはずです。
これらの作品を手にとって、ガラスの世界を覗き見てみてください。そこには、あなたがまだ知らない、新たな世界が広がっているはずです。それでは、あなたの次の一冊が、素敵な体験となりますように。どうぞ、楽しい読書ライフを!
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