タイトルに風を含む小説8選
「風」を含むタイトルの小説は、その風景描写や、物語をより一層生き生きと感じさせるさまざまな要素に一役買っていることが多いですよね。そこで今回は、「風」がタイトルに含まれる小説をピックアップして、その魅力をお伝えしたいと思います。おすすめの小説が8つあります。一つ目は青春小説で、希望と挫折、友情と恋愛が入り交じったすがすがしい物語。二つ目は時代小説、三つ目は現代小説、そして四つ目はミステリーです。「風」が描かれる背景には、単に風景を彩るだけでなく、感情の動きや物語の進行が代弁されていることがあるのです。ぜひこの機会に、風が一役買ってくれる世界を体験してみてください。
『風の向こうへ駆け抜けろ』
作者 | 古内,一絵 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2017年07月 |
『風のマジム』
派遣社員から女社長に。日本初の純沖縄産ラム酒を造りたい!すべての働く女性に勇気を与える奮闘記。
作者 | 原田 マハ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年08月13日 |
『風が強く吹いている』
箱根駅伝を走りたいーそんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何?走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく…風を感じて、走れ!「速く」ではなく「強く」-純度100パーセントの疾走青春小説。
作者 | 三浦 しをん |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2009年07月 |
『風は山から吹いている』
作者 | 額賀澪/ふすい |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 二見書房 |
発売日 | 2024年07月19日 |
『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』
夏祭りにやって来た、裏染天馬と袴田柚乃たち風ヶ丘高の面々。たこ焼き、かき氷、水ヨーヨー、どの屋台で買い物しても、お釣りが五十円玉ばかりだったのはなぜ?学食や教室、放課後や夏休みを舞台に、不思議に満ちた学園生活と裏染兄妹の鮮やかな推理を描く全五編。『体育館の殺人』『水族館の殺人』に続き、“若き平成のエラリー・クイーン”が贈るシリーズ第三弾は、連作短編集。
作者 | 青崎有吾 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2017年07月20日 |
『風の港』
夢破れて、故郷の長崎へ戻る亮二は荷物をまとめて空港へ。似顔絵画家の老紳士と出会い、思わぬ言葉をかけられる。(『旅立ちの白い翼』)。「本は魔法でできているの」小さな書店を営んでいた祖母の言葉。いま空港の書店で働く夢芽子が出会う、ちょっと不思議な物語。(『それぞれの空』)。恵と眞優梨は三十三年ぶりに空港で再会する。少女の日のすれ違いと切ない思い出を名香の香りに乗せて。(『夜間飛行』)。老いた奇術師幸子は、長い旅の果て、故国の空港に降り立つ。自分の人生が終わりに近いことに気づき、来し方を振り返る。(『花を撒く魔女』)。
作者 | 村山早紀 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2022年03月10日 |
『舞風のごとく』
小舞藩が大火に見舞われた。執政たちの対応が遅く、苛立ちを募らせた樫井透馬は、側近の新里正近らと人々の救済に奔走する。やがてこの大火が単なる失火ではないのではという疑いが芽生え、更に藩内の権力争いの影も見え隠れしー。大人になった彼らは自らの人生・世の中とどう向き合うのか。堂々の完結。
作者 | あさの あつこ |
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価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2023年06月07日 |
『風の値段』
新橋署生活安全課の刑事・天木淳は洋上風力発電の最新技術データが、業界トップメーカーから、ライバル社に流出していることを知る。内偵捜査を始めると、鍵を握る人物が、大学時代の友人であることがわかった。卒業して二十年、まったく違う道を歩いていたふたりの運命がいま交錯する。
作者 | 堂場 瞬一 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年12月08日 |
それでは、今回ご紹介した「風」を含む8作品の小説とともに美しい世界に風を通じて触れてみてはいかがでしょうか。風は見えないけれど、心地よい時もあれば、時には冷たい、怖いと感じる時もありますよね。それと同じように、これらの作品も豊かな感情と思考を優しく揺らし、時として強烈に揺さぶるかもしれません。
それぞれの作品には、それぞれの風が吹いています。やさしく日常を描いた作品から、壮大な世界観を描くファンタジーまで、風を感じる角度は本当に多種多様です。その中にきっと、あなたが思わず深呼吸したくなるような新鮮な風や、心地よくそよぐ風を見つけて頂けるはずです。
風をテーマにした作品は、物語の舞台や登場人物の心情を表現するための象徴としてよく使われます。風の方向や強さ、季節や時間帯、地域などによって風そのものが持つイメージが変わるように、同じ「風」でもその作品ごとに表現が変わるのが面白いところです。
また、風という要素をどう物語に絡めるかは作者の感性に直結しているとも言えます。そこから伝わってくる独特な世界観やメッセージが、読む者それぞれの心に違った風を吹き込んでくれることでしょう。
人はどんな時でも風を感じることができます。それはスキンシップのような存在で、心地よさや安心感を与えてくれます。その風を感じる感覚や体験を通じて、新しい視点を得られるかもしれません。リーディングタイムが、風を通じた新たな発見の時間となりますように。
改めて、ここでご紹介した8つの作品全てが、風に揺れ、風に向かって進み、風を味方につける物語です。作品の中で生まれた風が、あなたの心に届くことを願っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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