タイトルに薔薇が入った作品10選

かしこまりました。それでは始めさせていただきます。薔薇、そしてその美しさとともに秘密や恋愛を象徴する名花ですよね。それゆえに薔薇を題材にした作品は、緊迫感と華やかさ、そして深淵を併せ持つ魅力あふれるものばかり。四季折々の薔薇園を舞台にした幻想的な恋愛物語から、薔薇の名に秘められた意味を巡るミステリーまで、読む者を惹きつけて離さないバラエティ豊かな作品群です。さらに漫画であれば、薔薇が描かれる度に独特の美しさと緊張感が醸しだされます。絶対にハマる10作品を、ぜひともお楽しみください。
『ベルサイユのばら 1』

フランス国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの近衛連隊長オスカルは、父の意志で男として育てられた。
その美貌は宮廷の女性の憧れの的であった・・
愛と策謀渦巻く宮廷劇、不朽の大作。
作者 | 池田 理代子 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 1996年03月 |
『薔薇のなかの蛇』

可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。
変貌する少女。呪われた館の謎。
「理瀬」シリーズ最新長編!
英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。
そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。
美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。
折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。
このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。
屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。
作者 | 恩田 陸 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年05月16日 |
『あらゆる薔薇のために』

作者 | 潮谷,験,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年01月 |
『薔薇とひかがみ』

ひそやかにあまく
ふるえる花のかげで
わたしたちは決行する
(「すみれのテロル」)
草叢では絶えず交換がなされ、時計の砂は静かに流れ落ちる。ひとりともうひとりが、交差し、ささめく、透きとおった刻22篇。
作者 | 海東セラ |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 思潮社 |
発売日 | 2024年10月15日 |
『薔薇の名前(上)』

迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で「ヨハネの黙示録」に従った連続殺人事件が。バスカヴィルのウィリアム修道士が事件の陰には一冊の書物の存在があることを探り出したが…。精緻な推理小説の中に碩学エーコがしかけた知のたくらみ。
作者 | ウンベルト・エーコ/河島英昭 |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 1990年01月 |
『鋼鐵の薔薇 1巻』

スイス連邦の独立を描いた『狼の口』に続く、久慈光久の戦闘群像活劇、第2作目の舞台は15世紀の英国! サマーセット家に仕える騎士・ブラッドは主君を逃がすため、ひとり、橋の真ん中に残って後続を迎え討つ…!
作者 | 久慈 光久 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年07月19日 |
『薔薇の陰謀 (SHYノベルス265)』

作者 | 夜光 花/奈良 千春 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 大洋図書 |
発売日 |
『takt op. : 薔薇の弾丸で撃て! 1』

作者 | 中矢,いか ディーエヌエー 広井,王子,1955- 高羽,彩 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年02月 |
『薔薇の守護 【イラスト付】 (SHY NOVELS)』

作者 | 夜光花/奈良千春 |
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価格 | 927円 + 税 |
発売元 | 大洋図書 |
発売日 | 2017年11月01日 |
『あらゆる薔薇のために』

新時代の特殊設定ミステリー作家、潮谷験が贈る「愛と記憶のミステリー」
「オスロ昏睡病」という難病から回復した患者は、身体の一部に薔薇の形をした腫瘍ができる後遺症を持つ。35年前に治療法を確立し権威となった医師が殺されたことを皮切りに「オスロ昏睡病」の患者が次々に襲われる事件が発生。自身もかつてその難病に罹った京都府警の八嶋警部補は、犯人の特定と難病治療がもたらした闇に挑む。
作者 | 潮谷 験 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年09月29日 |
以上、「タイトルに薔薇が入った作品10選」をご紹介いたしました。それぞれ違った色彩とストーリーを持つ作品たち、お楽しみいただけましたでしょうか。どの作品も、その美しさ、強さ、儚さ、いろんな表情を持つ薔薇が物語に華を添えています。
タイトルに薔薇を冠する作品は、一見、ロマンチックかつ華やかな印象を受けますが、物語を読み進めるうちにそれぞれの”薔薇”が持つ独特の魅力や深みを感じることでしょう。薔薇の美しさとともに描かれる人間ドラマや恋愛模様、時にはダークな物語にも心引かれます。キャラクターや世界観、繊細な筆致で描かれる心情描写など、一つ一つの作品がそれぞれの色を放つ薔薇のように、読者の心に印象深く残ることでしょう。
これらの作品を通じて、薔薇が表現する色々な意味や感情、人間の様々な側面に触れ、読者一人一人がそれぞれ違った解釈や感想を持つことができます。それがまさに、読書の醍醐味ではないでしょうか。新たに興味を持たれた方、きっとその先に待つ物語の世界から目が離せなくなることでしょう。
その数ある中から今回は10作品を選びましたが、まだまだ「薔薇」をキーワードにした作品は数知れず。これを機に、より多くの作品に触れてみてはいかがでしょうか。お気に入りの一冊を見つけていただけること、心より願っております。
さて、おすすめ作品の紹介はこれで終わりですが、次回もまた違った角度から、新たな作品をご紹介できることを楽しみにしています。皆さま、どうぞこの後もよろしくお付き合いくださいませ。読書の時間が、皆さまにとって豊かな時間となりますように。それでは、読書の秋にふさわしい、素敵な一週間をお過ごしくださいませ。
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