紋章学の本 おすすめ5選 わかりやすい
紋章学に興味はありますか?歴史に興味がある方にはとても楽しい学問ですよ。この記事では、紋章学を体系的に学べる本から、物語の中で紋章学を楽しみながら学べるエンターテイメント作品まで、厳選した5冊をご紹介します。ビジュアル豊かな一冊は、美しい紋章が描かれていて一見の価値あり!また、専門的な内容をわかりやすく解説した本や、楽しく読めるストーリー性のある本など、初心者から上級者まで楽しめます。ブリティッシュ風情緒あふれる紋章学、これから始めてみませんか?
『紋章学入門』
紋章の見分け方と歴史がわかれば、ヨーロッパの文化がわかる! 基礎から学べて謎解きのように面白い紋章学入門書。カラー含む図版約300点を収録。
===
この一冊で、紋章の見分け方と歴史がわかる。紋章が楯に描かれたのはなぜか。どうして色が制限されるのか。ニュートンやシェイクスピアらはどんな紋章を使ったか……。十字軍遠征と馬上槍試合をきっかけに爆発的に全ヨーロッパへと伝わった紋章。その数は150万種を超え、ライオン、鷲、クロスから、下着、妖怪、科学記号まで多種多様な図形を描く。その成り立ちとルールがわかれば、ヨーロッパの歴史と文化がより深く理解できるだろう。西洋紋章学を日本に紹介した第一人者が書いた、基礎から学べて謎解きのように面白い紋章学入門書。貴重な資料から、カラー含む図版約300点を収録。
===
【目次】
第1章 紋章とは
第2章 紋章の起原
第3章 紋章の構成
第4章 楯
第5章 フィールドの分割―分割図形
第6章 オーディナリーズ
第7章 チャージ
第8章 ディファレンシング
第9章 マーシャリング
第10章 現行のマーシャリング
第11章 オーグメンテイション
第12章 イギリス王家の紋章史
索引
作者 | 森護/著 |
---|---|
価格 | 1500円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2022年08月10日 |
『【図説】紋章学事典』
紋章の成り立ちから独特の用語、デザインの意味まで
80のテーマを立てて詳しく解説。図版・写真700点超収録!
紋章は、はじめは敵・味方の識別のために作られ、やがて個人や家門の権威を内外に示すために掲げられ、様々なデザインが生まれた。中世以来の伝統をもつ紋章は、それ自体のなかに豊かな歴史を見いだすことができる。本書では、ヨーロッパはもとより、アメリカ、アフリカの紋章や日本の家紋など、世界各地の紋章文化を豊富な図版とともに伝える。
圧倒的なボリューム、バランスのとれた記述。
紋章学レファレンスの決定版!
●本書の特徴
1)紋章の起源から今日的役割まで、紋章学の世界を包括的に解説。
2)紋章学独特の用語や意匠の意味など、テーマごとに丁寧に解説。
3)細部にこだわった美麗図版・写真700点超を収録。
序 紋章学へのいざない
◆第1部 紋章の歴史と用語
第1章 紋章の起源と発展
紋章の誕生/中世社会における紋章/騎士道と紋章/中世の軍装/トーナメント/副紋章と仕着せ/紋章旗
第2章 紋章と紋章規則
中世の紋章官/紋章官の役職/紋章官服と記章/紋章に関する権利/葬儀における紋章/忌中紋章(ハッチメント)と葬儀装飾
第3章 紋章の構成要素
完全な紋章一式(アチーブメント)/盾(シールド)/兜飾(クレスト)/兜と冠(コロネット)/盾持(サポーター)/標語(モットー)と刻銘(インスクリプション)
第4章 紋章学の用語
原色、金属色、毛皮模様/盾の紋地の分割/オーディナリー/サブオーディナリー/分割線(パーティション)/紋章説明(ブレイズンリー)/紋章の動物/紋章の人物、身体/紋章の鳥、魚、植物/紋章の怪物および空想上の動物/無生物の図像/言葉あそびのある紋章
第5章 紋章のメッセージと宣言
加増紋(オーグメンテイション)/不名誉の標と格下げ/物語の中の紋章/つながり/女性の紋章/合わせ紋(インペイルメント)と結婚/女相続人と単純な紋地分割(クォータリング)/複雑な紋地分割/識別標章と続柄標章(ケイデンシー)/非嫡出子/中世における紋章の使用/紋章の特権
◆第2部 紋章の応用
第6章 国王と貴族の紋章
王家の紋章/イングランド貴族/ガーター騎士団/金羊毛騎士団/教会の紋章/宗教騎士団
第7章 都市と国家の紋章
市章と国章/ガーター騎士団の叙任式/議会の開会式/陸軍の紋章/海軍の紋章/空軍の記章/警察と秘密機関の紋章/職務標章/大学および学校の紋章/医療機関の紋章/ギルドと同業組合
第8章 世界の紋章
スコットランドの紋章/スコットランドのクラン制度/ウェールズの紋章/アイルランドの紋章/フランスの紋章/イタリアの紋章/スペインおよびポルトガルの紋章/ドイツ語圏の紋章/ナチスの紋章/ロシアの紋章/共産主義の紋章/ポーランドの紋章/アメリカの紋章/スカンジナビアの紋章/アフリカの紋章/カナダの紋章/日本の紋/対立する紋章
第9章 紋章の継続
紋章の過去と未来/現代の紋章授与
用語集
索 引
参考文献/図版出典
作者 | スティーヴン・スレイター/朝治 啓三 |
---|---|
価格 | 5280円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2019年09月27日 |
『ヨーロッパの紋章: 紋章学入門 (シリーズ紋章の世界 1)』
作者 | 森 護 |
---|---|
価格 | 939円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 |
『紋章の歴史 ヨーロッパの色とかたち』
本書は、要点をおさえた簡潔な記述によって、12世紀前半に物理的、社会的な理由から発生、普及して以来の紋章の歴史と構成規則(色の組み合わせ、解読の順序など)、さらに紋章研究の新しい動きを教えてくれています。
作者 | ミシェル・パストゥロー/松村恵理 |
---|---|
価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 1997年09月 |
『図説 ヨーロッパの紋章』
紋章が秘める謎を解く。斬新な構図、美しい彩色。そのすべてが歴史を物語る。皇帝や貴族、都市、ギルドや屋号など、中世に生まれ、今も脈々と生き続けるさまざまな紋章を手掛かりに、その解読法、奥深い歴史と変遷を探る。紋章から読み解くヨーロッパ史。
作者 | 浜本 隆志 |
---|---|
価格 | 2145円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2019年10月21日 |
では、以上で「紋章学を学べる本 おすすめ5選」をご紹介しました。それぞれの作品がもつユニークな特色や特徴、独自の視点から紋章学を解説する雰囲気は、私自身も新たな視点を開かせてくれるような気持ちになりました。そして何より、そこに描かれている紋章たちが、再び私たちの目の前に蘇る瞬間が、どんなに興奮と感動に満ちていることでしょう。絵画や詩、彫刻などさまざまな表現手段がありますが、ここでは紋章という一見硬いイメージのあるものが、歴史的背景や意味合いを紐解くことで、多くの情報を私たちに教えてくれます。
各作品はどれも、ふと手に取ったあなたにとって、「紋章学はこんなに面白いんだ!」という新たな発見のきっかけとなるでしょう。ぜひ自分自身の手でページをめくり、そこに秘められた物語を探求してみてください。信じられないほどの深みと広がりを持った紋章学の世界が、あなたを待っています。
そして、今回ご紹介した5作品は、紋章学に興味がある方だけでなく、芸術や歴史、文化に興味がある方にとっても深い知識や情緒を与えてくれます。実際に読んでみて、各作品があなたにどんな知識や感動を与えてくれたのか、ぜひ私にも共有してくださいね。
そして最後になりますが、一冊の本があなたの知識を広げ、視野を広げ、人生を豊かにすることを願っています。これからも素敵な本との出会いをお楽しみください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。