心に響く青春スポーツ物語!現代スポーツ小説おすすめ20選「チーム」「ひゃくはち」など名作をご紹介

スポーツと青春、これ以上に切なくも熱い組み合わせはありませんよね。若者たちが球技を通じて人間性を磨き、友情や恋愛、家族との絆を育てていく様子は、読む方も深く感動させてくれます。幅広いジャンルの中でも、特におすすめなのは、野球チームを舞台に繰り広げられる物語。その醍醐味は、青春時代の葛藤や成長、チームという小さなコミュニティでの人間関係の描写です。これまでに発表された作品の中で、いくつか特に印象的な名作が登場しています。その中でも一際輝く2作品、「チーム」と「ひゃくはち」。どちらも、青春とスポーツを通じて人間の多面性や可能性を描き出した名作と言えるでしょう。
『チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション』

箱根駅伝出場を逃がした大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。東京〜箱根間往復217.9kmの勝負の行方はー選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。巻末に、中村秀昭(TBSスポーツアナウンサー)との対談を収録。
作者 | 堂場瞬一 |
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価格 | 754円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2010年12月 |
『ひゃくはち』

夢の甲子園。名門校補欠球児たちの熱き物語
「あの頃の友達はどうしてる?」恋人の言葉で甦る、封印した高校時代の記憶。甲子園の名門校、補欠野球部員として、夢にすがり、破れ、一番大事なものを知った。映画化もされた青春小説。(解説/森 義隆)
作者 | 早見 和真 |
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価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2011年06月 |
『大延長 堂場瞬一スポーツ小説コレクション』

公立の進学校・新潟海浜と、私立の強豪・恒正学園との夏の甲子園決勝戦は延長15回でも決着がつかず、再試合にもつれこんだ。両チームの監督は大学時代のバッテリー。中心選手はリトルリーグのチームメイト。互いの過去と戦術を知り尽くした者同士の壮絶な闘いのなかで、男たちの心は大きな変化を遂げていくー野球を愛するすべての人に贈る、感動の傑作長編。
作者 | 堂場瞬一 |
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価格 | 754円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2011年06月 |
『あと少し、もう少し』

作者 | 瀬尾,まいこ,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年04月 |
『サッカーの神様をさがして』

高校生になったらサッカーをしようと心に決めていた春彦だったが、驚くべきことに、入学した新設高校にはサッカー部が存在しなかった。サッカーをあきらめられない春彦は部の創設に奔走するが……。
作者 | はらだ みずき |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年08月25日 |
『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』

サッカーを通して迷い、傷つき、悩み、友情を深め、成長していく遼介たち桜ヶ丘FCメンバーの小学校生活最後の1年と、彼らを支えるコーチや家族の思いをリアルに描く、熱くてせつない青春スポーツ小説!
作者 | はらだ みずき/丹地 陽子/角川書店装丁室 國枝達也 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2008年06月25日 |
『武士道シックスティーン』

「ようするにチャンバラダンスなんだよ、お前の剣道は」剣道エリート、剛の香織。「兵法がどうたらこうたら。時代錯誤もいいとこだっつーの」日舞から転身、柔の早苗。相反するふたりが出会ったー。さあ、始めよう。わたしたちの戦いを。わたしたちの時代を。新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、正面打ち一本。
作者 | 誉田 哲也 |
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価格 | 1623円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年07月26日 |
『夏の祈りは(新潮文庫)』

作者 | 須賀しのぶ |
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価格 | 572円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年01月26日 |
『駅伝ランナー』

12歳の走哉は、運動神経抜群の妹と短距離走選手だった父に挟まれるように、毎朝ランニングの練習をしていた。「自分には走る才能がない」周囲から期待されていないこともわかっていたが、走哉は走ることが好きだった。地区で駅伝大会が行われることになり、クラスから参加するヒロシたちのチームに勇気を出して声をかけるが、「補欠なら…」と返されてしまう。悔しさを必死に呑み込み、自主トレを続ける走哉。そんな彼に対しチームのみんなも、一緒にたすき渡しの練習に行うようになる。そして、大会当日。アンカーのヒロシにアクシデントが起きて……!? 才能は全ての人が授かるわけではない。でも、 「走りたい、ただそれだけ」あさのあつこ氏驚愕の、新人デビュー。12歳の少年が友情に支えられながら、駅伝ランナーになる夢をあきらめずに走り出すまでをみずみずしく描いた、心が奮う青春駅伝小説!
駅伝ランナー
・リレー
・駅伝大会
・部活
小鳥の憧憬
作者 | 佐藤 いつ子/佐藤 真紀子 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年10月24日 |
『野球部ひとり』

不良高校野球部にエリート進学校の「ひとり」が加わった。とてつもないことがおきる新次元青春小説登場!部員数が足りないヤンキー高校の野球部が、進学校と合同チームを組むことになる。相手は、たった一人の部員、通称「ひとりが丘」さん。偏差値70超えの頭脳と、ありあまる体力がガチンコでぶつかりあい、前代未聞の異次元チームが近くて遠い一勝を目指す。”弱くても勝てる”秘策とは? 落涙必至の青春小説
作者 | 朝倉 宏景 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年03月15日 |
『あざみ野高校女子送球部!』

中学時代の苦い経験から、もう二度とチーム競技はやらないと心に誓っていた凜。しかし高校入学後、つい本気で臨んだ新体力テストで遠投の学年記録を叩き出してしまい、凜はハンドボール部顧問の成瀬から熱い勧誘を受けて……。ハンドボールの面白さを青春のきらめきとともに描き出すさわやかな青春小説。
作者 | 小瀬木 麻美 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2017年05月09日 |
『凜として弓を引く』

武道は奥深く、恋はまだほのか。弓と自分、あるのはそれだけ。
ドラマ化『書店ガール』著者の新シリーズ。
(あらすじ)高校入学目前、矢口楓がふと足を踏み入れた神社の片隅にみつけた弓道場。おとなたちに交じって弦音(つるね)を響かせる少年の凛々しい姿に魅せられ、そこの弓道会に入門することに。人見知りの女子高生が日本古来の弓道の奥深い魅力に目覚め、新しい世界の扉を開いていく青春エンタテインメント小説!【書き下ろし・講談社文庫50周年記念作品】
カバーイラストはアニメイターの新井陽次郎。
作者 | 碧野 圭 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年10月15日 |
『熱風』

ダブルスを組むことになった中学2年生の孝司と中山。反発し合う2人がテニスを通じてお互いを知り、試合に向けて鍛錬していくスポーツ成長物語。第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。(解説/杉山愛)
作者 | 福田隆浩 |
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価格 | 572円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2017年10月20日 |
『バスケの神様 揉めない部活のはじめ方』

誰よりも一所懸命だったせいで、バスケ部内で疎まれてしまった郁は、もうバスケはしないと決意して、知り合いのいない高校に進学した。だが中学時代の郁のプレイを知るバスケ部部長が勧誘してきて!?
作者 | 木崎 菜菜恵/水野 美波 |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2016年08月19日 |
『キャプテンマークと銭湯と』

「キャプテンは、」 耳の奥がきんとした。
「大地にお願いしたい」
背筋は伸びきったまま、制止した。息も止まった。周りがかすかにざわついた。
そのざわつきを押さえるように、「はい!」
威勢のよい声が、後ろからまっすぐ飛んできた。
「よし。大地、頼んだぞ」
「そうだ、周斗。キャプテンマーク、あとで大地にわたしといてくれ」
ずっとつけていたサッカーのキャプテンマークを、他のチームから移籍してきた大地に渡さなくてはいけなかった周斗。くやしくて、チームメイトからも孤立してしまう。自分がいやになっていた周斗が出会ったのは古ぼけた時代遅れの銭湯だった。あさのあつこ氏の推薦デビューの著者が描く、切なく温かい感動の物語。
「読んでいて、上質な児童文学ってこういうことだなあと、うならされました」(丸善 丸の内本店 兼森理恵氏)
「奥行きが深く、意外な物語展開が魅力的で素晴らしい作品だ」 (評論家 野上 暁氏 )
作者 | 佐藤 いつ子/佐藤 真紀子 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年03月14日 |
『青が散る(上)新装版』

燎平は、新設大学の一期生として、テニス部の創立に参加する。炎天下でのコートづくり、部員同士の友情と敵意、勝利への貪婪な欲望と「王道」、そして夏子との運命的な出会いー。青春の光あふれる鮮やかさ、荒々しいほどの野心、そして戸惑いと切なさを、白球を追う若者たちの群像に描いた宮本輝の代表作。
作者 | 宮本輝 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年05月10日 |
『競歩王』

かつて「天才高校生作家」の触れ込みで華々しくデビューした榛名忍は今、燻っていた。そんな折、東京五輪の開催が決まり、担当編集者からスポーツ小説を勧められる。なりゆきで競歩の小説を書くことになり、大学の陸上部の練習を見に行くと、ただ一人の競歩選手・八千代篤彦が黙々と歩き続けていたー。競歩の面白さを余すところなく描いた、青春小説の傑作!
作者 | 額賀澪 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2022年06月14日 |
『タスキメシ (小学館文庫)』

作者 | 額賀澪 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2019年11月06日 |
『俺たちの箱根駅伝 上』

作者 | 池井戸 潤/浅木 俊之/Audible Studios |
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価格 | 3500円 + 税 |
発売元 | Audible Studios |
発売日 | 2024年04月24日 |
『快晴フライング』

作者 | 古内,一絵 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2013年04月 |
以上、その数々は青春の煌めきとスポーツの情熱が交錯する現代スポーツ小説の名作たちです。ひとつひとつの物語は、素直な心で体験すると必ず何かを教えてくれます。
主人公たちの葛藤や成長の姿を追いながら、きっとあなた自身も思わず応援したくなるでしょう。緻密な描写やリアルな人間関係、そしてスポーツの舞台で繰り広げられる緊張感溢れる試合の描写には誰もが心を奪われることでしょう。
彼らのストーリーは、ただ単に紙の上の物語ではなく、読むものそれぞれの心に深く刻まれ、取り扱うテーマやメッセージは誰もが生きる上で直面する普遍的なものだからです。勝ち負けだけでなく、友情やチームワーク、努力と根性、挫折と立ち上がり、そして何より「成長」に重点を置いたストーリーは、私たちが一生涯をかけて学び続けるべき人生の教訓を教えてくれます。
もし、これまで近づいたことのないジャンルだったとしても、一度手に取ってみてください。挑戦することでしか見えない景色、感じられない感情がそこにはあります。あなた自身の心に何か響くものがあればそれが最高の読書体験です。
ぜひ、お気に入りの一冊を見つけて、登場人物たちの勇気ある挑戦を、心から感じてみてはいかがでしょうか。その先にはきっと、今まで知らなかった自分自身との出会いが待っています。どんな形であれ、本から何かを受け取り、もっと自分を大切に、もっと人生を楽しむ一助になれば幸いです。
最後に、ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。これからも良質な小説が生まれることを期待しつつ、また次回の紹介でお会いしましょう。
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