あなたは一人で読めますか?超怖いミステリー小説
あなたは一人で読めますか?超怖いミステリー小説、そんなグロテスクな描写もあるけどハラハラドキドキの展開が最高に面白い。一面真紅のカバーから感じる圧迫感は相当のもの。ひと目で恐ろしい内容だと思わせるグラフィックイラストも掲載され、耐えられるかと胸が冷えることも。人間の最大の怖さ、罪や妬みが巻き起こす惨劇に引き込まれていく。読むにつれて謎解きの快感が醸し出され、最後まで読み終えたい欲求に駆られること間違いなし。驚きや衝撃、あなた自身の想像力をとことん刺激する作品。この先、一人で読めるかは貴方次第。
『残穢』
この家は、どこか可怪(おか)しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢(けが)れ」となり、感染は拡大するというのだが──山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!
作者 | 小野 不由美 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年07月29日 |
『粘膜人間』
異形な巨体を持つ小学生の弟に脅える、長兄の利一と次兄の祐二。弟の殺害を計画した二人は、村のはずれに棲む〈ある男たち〉に依頼した……第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した衝撃の問題作。
作者 | 飴村 行 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2008年10月25日 |
『ぼっけえ、きょうてえ』
岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始める。間引き専業の産婆を母にもち、生まれた時から赤ん坊を殺す手伝いをしていた彼女の人生は、血と汚辱にまみれた地獄道だった……。
作者 | 岩井 志麻子/甲斐庄 楠音 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2002年07月10日 |
『赫眼』
目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香。転校生の目童たかりは、謎めいた美少女だった。学校を休んだ彼女に届け物をしに、少年が訪れた家の奥ーそこには、あまりにも禍々しい何かが横たわっていた…(表題作)。合わせ鏡が作り出す無限に続く映像世界。その魔力に取り憑かれた男を襲う怪異とは(「合わせ鏡の地獄」)。書下ろし掌編を含む、悪夢のような傑作十二編。
作者 | 三津田信三 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2009年09月 |
これまで何度も見てきた光景かもしれません。本を読んでいる人が一人、ひっそりと静かに時間を過ごしている。しかし、今回は違います。この小説を読んでしまったら、自分の周りに誰かがいても、一緒にいても、自分が一人ではなくなる。それは、非常に怖い状況であると言えます。
この小説は、非常に細かいところまで書かれており、読んでいるうちに自分が小説の世界に入り込んでいることすら感じます。主人公の身に起こる、怖い出来事や事件がどんどん進んでいく中で、彼女の心情までもが読者に伝わってきます。そして、結末に向かって、心臓の鼓動はどんどん早くなり、息がつまるような緊張感が漂います。
しかし、そんな怖い展開の中にも、人間の優しさや温かさがちりばめられているのもこの小説の魅力です。キャラクターたちが相互に助け合ったり、心の汚い人たちが見事に自分たちに戻ってくる瞬間に胸がいっぱいになったり。人間の感情が怖さに打ち勝った瞬間は、本当に心が温かくなります。
この小説を読み始めたら、必ず最後まで読み切って欲しいと切に願います。怖いものが苦手な人でも、想像力をかきたてられる展開や、驚きの結末に必ずや楽しめると思います。ぜひ、一人で暗闇の中で読んでみて欲しいです。最高の読書体験を味わえることを約束します。
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