ルッキズムに狂ってる人が読む本10選

この10冊は、自分に無い何かを切望し、見えない価値観に追い詰められる「ルッキズムに狂っている」人への贈り物です。見た目に拘り、時には虚像に振り回されがちなあなたに重要なのは、内面の光輝かもしれません。美しさは決して人間の全てではありません。これらの作品は、そのことを教えてくれます。厳格な美の基準に縛られず、本当の価値が何かを探求する物語たち。一部は人間の醜さを描きつつ、他方では内面的な美しさを賛美します。皮肉な結末にあなたもきっと思わず苦笑い。でも、それが見た目だけの価値観からの解放への第一歩かもしれませんよ。
『人は見た目!?ルッキズムの呪いをとく! 1』

作者 | 矢吹,康夫,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | フレーベル館 |
発売日 | 2024年10月 |
『私たちは「見た目」とどう向き合うか ルッキズムを考える (NewsPicks Select)』

作者 | NewsPicks編集部 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | ニューズピックス |
発売日 | 2024年11月30日 |
『そのカワイイは誰のため?ルッキズムをやっつけたくてスリランカで起業した話』

SNSや雑誌、WEB、TV、街の広告には「カワイイ」があふれてる。
でも、そんな「社会が決めたカワイイ」にあてはまらなかったらダメなの?
小5でつけられたあだ名は「デブスパッツ」。
世の中がよしとする「キレイ・カワイイ」理想像のレールには乗れていなかった。
「私も痩せてキレイにならなくちゃ」と底のないダイエット沼に堕ち、常に容姿コンプレックスと闘い続けた10〜20代。
でもホントに、本当に、それが絶対的に美しい?
米国留学やスリランカ単身駐在を機に、自分を肯定して自分に自信を持っている状態(=セルフラブ)こそが本来の美しさだ、と気づかされた。
それを、同じような悩みを持つ人たちに伝えたくて、大好きになったスリランカで、現地の女性たちと、セルフラブをテーマにサステナブルなフィットネスウェアのブランドを立ち上げた。
フィットネスは痩せるためだけのものじゃなく、心と身体を笑顔にする。美の概念も、幸せの尺度も、決してひとつじゃない。
ルッキズムの呪いに苦しめられている人へのラブレターとして、
30代女子が綴る、約20年にわたるルッキズム激戦記。
【CONTENTS】
はじめに
【第1章】容姿でこんなにも変わる世界
ー小学生〜社会人[コンプレックス編]
「デブスパッツ」という衝撃のあだ名
漫画のヒロインとは真逆なオタク中高生
失恋でマイナス10kg、止まらぬ快感
SNSの「いいね数」に左右される人生
【第2章】本当にそれが「美しい」?
ーアメリカ〜インド&スリランカ[気づき編]
「君は細いが、セクシーじゃない」
いろいろなスタンダード・ビューティー
振り返って気づいた日本の窮屈さ
スリランカ女性の自撮り姿に感動
【第3章】いざ、社会起業家に
ー起業準備〜誕生[kelluna.のタネと芽吹き編]
アニメのキャラに背中を押されて
アパレル?物販?経営???
予期せぬチャレンジばっかり
連続爆破テロを経て決まった覚悟
kelluna. 爆誕!
【第4章】「より笑顔になれる社会」を目指して
ーそして今[日本で生きる現在編]
世界に一つだけの取扱説明書
「いい女」ってなんだよ
「知る」という歩み寄りで叶う世界
ありのままの自分を生きる
おわりに
作者 | 前川裕奈 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | イカロス出版 |
発売日 | 2023年06月30日 |
『過剰可視化社会 : 「見えすぎる」時代をどう生きるか』

作者 | 與那覇,潤 |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2022年05月 |
『美しくないゆえに美しい女たち』

作者 | 小谷野,敦,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 二見書房 |
発売日 | 2021年11月 |
『わたしの体に呪いをかけるな』

笑うな。哀れむな。値踏みをするな。わたしの体はわたしのものだ。
体形への偏見、性的消費の視線、インターネットトロールの誹謗中傷、善意のふりしたミソジニー、ジョークの皮をかぶった性暴力……。女性(わたし)たちから人生を自己決定する力を奪おうとする社会のシステムを、全部蹴っ飛ばせ。気鋭の批評家が自らの体験をもとに綴った、不屈のユーモアと怒りのフェミニズム戦記。
[もくじ]
レディ・クラック
骨になってゆく女たち
わたしの体はわたしのものだ
心を殺さないでよくなるための十八の簡単なステップ
人生からレモンを与えられたとき
鏡を見ても自分が嫌にならないなんて、勇敢だね!
真っ赤なテント
「ハロー、わたしは太ってます」
トロールが現れた!
精霊たちと戦う人々
座席がわたしに小さすぎた日
アメリカの笑いの街:主な住民はジョーク
『狼よさらば』
「これはミソジニーなんかじゃないんだ」
倒れた大木
人生の終わり
新しい始まり
トロールをやっつけろ!
だからわたしはノーと言う(し、あんたの機嫌は取らない)
[岡田育さん(文筆家)推薦]
リンディはオタクでフェミニストでコメディアン。冴えない青春時代を生き延びて、下劣なバッシングとクソリプの嵐をかいくぐり、物言うしぶとい大人になった。彼女の人生を読み進めるうち、自分の身に起きた悲しい出来事もみんなジョークに変えてもらえる気がしてきた。きっとこの人となら、何だって一緒に面白おかしく笑い飛ばせるだろう。でも、それで私たちの怒りの炎が消えるわけではない。身体に心に深く刻まれ、人知れず泣きながら癒してきた無数の傷を、私たちは忘れない。尊厳を踏みにじってくる奴らに、「ねえ、マジで笑っちゃうほど痛いんですけど、聞こえてる?」と叫び続け、けっして黙らずにいたい。自分らしく生きるために、俯くのをやめて真顔のまま笑おう。
作者 | リンディ・ウェスト/金井真弓 |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2022年01月20日 |
『コンプルックス』

作者 | クノタ,チホ |
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価格 | 不明 |
発売元 | サンマーク出版 |
発売日 | 2024年03月 |
『令和GALSの社会学 : メンヘラ、フェミニズム、エンパワーメントをガチ語り!』

作者 | あっこゴリラ 長井,優希乃 三原,勇希 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 主婦の友社 |
発売日 | 2021年02月 |
『ブスなんて言わないで(1)』

ルッキズムは、彼女たちがぶっ潰すーー!
『美人が婚活してみたら』の著者が描く、反ルッキズム×シスターフッドの物語!
「ブス」と言われ、学生時代にいじめられていた知子。大人になった彼女は、自分をいじめていた“美人”の同級生・梨花が美容家として成功していることを知り、怒りに震える。知子は、梨花への復讐を決意するーー。
連載開始直後からSNSで大反響の話題作、待望の第1巻!
作者 | とある アラ子 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年05月23日 |
『現代思想 2021年11月号 特集=ルッキズムを考える』

作者 | 西倉実季/堀田義太郎/田中東子/トミヤマユキコ/中村桃子/広瀬浩二郎/森山至貴/山田陽子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2021年10月28日 |
それでは皆さん、"ルッキズムに狂ってる人が読む本10選"、いかがだったでしょうか。本や漫画はただ楽しむものだけではなく、私たちが社会や人間性、価値観などについて深く考える機会を与えてくれます。このリストに挙げた10冊の作品も、見た目や美しさに重きを置きがちな現代社会の中で、人間の内面や本質、心情を鮮やかに描いています。
それぞれの作品を読み進める中で、皆さんが「見た目だけが全てではない」「人間性や個性、内面にこそ価値がある」といったことを再確認できたら幸いです。一見すると平凡なキャラクターや、時には見た目に難があるかもしれないキャラクター達が、物語の中でどのように成長し、自分自身を高めていくのか。その過程を見つめることで、自分自身のことを見つめ直したり、新たな気づきを得ることができるのではないでしょうか。
最後に、この選書が、少しでも「ルッキズムに狂う」ことを見直すきっかけになればと思います。「見た目」だけではなく「心」に目を向けることで、思いがけない充実感や喜びを感じられることでしょう。皆さんの閲読ライフがより豊かで、心地よいものになりますように。それではまた、新たな一冊との出会いでお会いしましょう。楽しい読書時間をお過ごしください。それが私たちライターの願いです。
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