元検事の弁護士 郷原信郎の本(著書) おすすめ6選
郷原信郎さんの著書は、元検事の弁護士という彼の経歴が生み出す深遠な視点が魅力です。法律難民から後進の教育まで、社会のさまざまな問題を切り口に、私たちが普段見落としてしまう視点を再認識させます。また、彼の文章は情熱と思いやりに溢れており、難しいテーマであっても柔らかく、しかし深く伝えてくれます。その思慮深さからくる暖かさが、読者との間で新たな共感を生んでいます。おすすめは6冊ですが、一つひとつ読み進めるごとに、新たな発見があることでしょう。
『“歪んだ法”に壊される日本 事件・事故の裏側にある「闇」』
作者 | 郷原 信郎 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年03月20日 |
『告発の正義』
告発によって企業不祥事や談合が発覚、または政治汚職や脱税などが明らかにされ、捜査がはじまることが増えてきた。告発をしやすくするための法的・制度的な環境も整備されつつある。けれど起訴するかしないかの判断は、従来、検察が独占するものだった。そのため「検察の正義」と「告発の正義」は、たびたび衝突・対立を繰り返してきたし、現在でも相克は続いている。本書は、告発とは何であるかをさまざまな事件や法的観点から腑分け。その問題点から可能性まで、考えるべき論点を提示する。
作者 | 郷原信郎 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2015年09月07日 |
『「深層」カルロス・ゴーンとの対話~起訴されれば99%超が有罪になる国で~』
作者 | 郷原信郎 |
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価格 | 1178円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年04月15日 |
『「単純化」という病 安倍政治が日本に残したもの』
政治の1強体制は、日本社会にどのような変化をもたらしたのか。「法令に違反していない」「解釈を変更した」と開き直り、逃げ切る「スタイル」の確立は、「多数決」ですべての物事を押し通せることを示し、分断を生んだ。問題の本質を見失ったままの状態が続く日本の病に、物言う弁護士が切り込む。
作者 | 郷原信郎 |
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価格 | 891円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2023年05月12日 |
『検察崩壊 失われた正義』
緊急対談!「権力のウソ」すべて暴きます。法治国家最大の危機、“検察問題”の流れを変える一冊!“ごまかし”、“詭弁”だらけの「最高検報告書」全文掲載。
作者 | 郷原信郎 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 毎日新聞出版 |
発売日 | 2012年08月 |
『青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開』
全国最年少市長・藤井浩人氏を襲った、身に覚えのない「浄水プラント収賄疑惑」。何ら証拠もないのに二審で逆転有罪判決が下る。市長とともに検察の闇に挑んだ弁護士の熱き記録。
作者 | 郷原 信郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年12月08日 |
それでは、郷原信郎氏の本を紹介するのを終わります。まず始めに、彼の作品はどれも難解で知識が豊富でありながら、逆に日常生活に役立つ知識や考え方を教えてくれるニュアンスがあります。実際に法廷を経験した彼だからこそ、様々な裁判の背後にある人々の心情や思考も緻密に描かれています。
もちろん、弁護士としての視点だけでなく一人の人間として見た事件や状況について素直に語られているところも見逃せません。その結果、単に社会問題を学ぶだけでなく、より深い人間理解へと導かれるはずです。
また、彼の作品を読むと、日本の司法制度が持つ問題点や課題、そしてそれにどう向き合っていくべきなのかを直視することが求められます。私たちは普段、法律や裁判というものに遠い存在のように感じているかもしれませんが、実際には私たちの身の回りにも法律は存在しています。だからこそ、一般市民として知識を持つことは大切なことなのです。
郷原信郎氏の本を通じて、そうした理解が深まると思います。それぞれ面白い作品ばかりですので、案外気づかぬ間に引き込まれると思いますよ。個人的なおすすめは、彼の経験を生かしたリアルな裁判の描写や人間心理の洞察力が際立つ作品です。一読する価値ありですね。
今回紹介した郷原信郎氏の本は、どれも一読の価値があります。社会問題や法律について深く考えるきっかけをもらうと共に、思わぬ面白さにも出会うはずです。ぜひ一冊、手にとってみてくださいね。改めて言いますが、郷原信郎の世界に触れることで、自分自身の視野が広がること間違いなしですよ。それでは、みなさん、良い読書ライフを!
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