ジェンダーSFおすすめ10選

宇宙の彼方に広がる未知の科学。それを題材に、私たちの日常を疑問視し、ジェンダーの枠組みを揺さぶる物語たちをご紹介します。生物の性別が何を意味するのか、人間の性別役割は不変なのか、異文化が織りなすジェンダー表現を試みてみませんか。刺激的な物語の先に見えてくるのは、必ずしも現実の私たちとは違った社会の姿。それぞれの作品が問い投げかけるテーマは深く、考え続けることで新たな視点が見えてきます。SFとジェンダーの組み合わせで、新たな世界への扉を開いてみてください。
『侍女の物語』

作者 | Atwood,Margaret,1939- 斎藤,英治,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2001年10月 |
『鬼神の檻』

秋田県御荷守村に伝わる、超人的な力を持つ「鬼神さま」の正体とは!? 大正、昭和、令和ーー三世代の謎が絡み合う伝奇ミステリ。
作者 | 西式 豊 |
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価格 | 1342円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2024年08月21日 |
『テンペスト(1)』

この世界で<男>とは、もはや幻の化物(ルビ/モンスター)。
西暦2012年、太陽系に発生した磁気嵐群(ルビ/フォトンベルト)の影響で、
地球上のヒト科のY染色体は絶滅。
残された人類は、卵子同士での生殖に成功。
地球は女だけの新たな世界に生まれ変わった。
だが、運命の西暦3992年。安斎・Y・姫、誕生。
<彼>は、世界にたったひとりの男性となったーー。
この世界で<男>とは、もはや幻の化物(ルビ/モンスター)。西暦2012年、太陽系に発生した磁気嵐群(ルビ/フォトンベルト)の影響で、地球上のヒト科のY染色体は絶滅。残された人類は、卵子同士での生殖に成功。地球は女だけの新たな世界に生まれ変わった。だが、運命の西暦3992年。安斎・Y・姫、誕生。<彼>は、世界にたったひとりの男性となったーー。
作者 | 阿仁谷ユイジ |
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価格 | 618円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2011年08月05日 |
『ランド. 1』

作者 | 山下,和美 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年04月 |
『オメガ・メガエラ = Omega Megaera. vol.1』

作者 | 丸木戸,マキ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年07月 |
『ピュア』

妊娠を義務付けられた女性が男たちを「食べる」世界を描く表題作や単行本未収録作等、今を反映し性と人間に鋭く切り込む全6篇!
作者 | 小野 美由紀 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2023年11月21日 |
『殺人出産』

人は人生で4度、殺意を覚えるーー。芥川賞受賞作家、村田沙耶香の最大の衝撃作はコレだ!--今から100年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」によって人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日突然変化する。表題作、他三篇。
祝!芥川賞受賞
村田沙耶香 最大の衝撃作はコレだ!
10人産んだら、1人殺せる。「殺意」が命を産み出す衝動となる。
今から100年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」によって人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日突然変化する。表題作、他三篇。
殺人出産
トリプル
清潔な結婚
余命
作者 | 村田 沙耶香 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年08月11日 |
『羊式型人間模擬機』

作者 | 犬怪寅日子 |
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価格 | 1584円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2025年01月22日 |
『グレイス・イヤー : 少女たちの聖域』

作者 | Liggett,Kim,1970- 堀江,里美 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2022年11月 |
『闇の左手 (ハヤカワ文庫SF)』

作者 | アーシュラ K ル グィン/小尾 芙佐 |
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価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2022年06月22日 |
いかがだったでしょうか。「ジェンダーSF」の世界をご紹介しました。今回ご紹介した10作品は、さまざまなジェンダー観を問いかけ、それぞれの視点からSFというフィールドで描かれています。力強さや抵抗、そして憧れや畏怖、そして混沌とした想いに溢れ、それぞれ個々の価値観を形成する一助となりえる作品たちです。
それぞれの作品が持つ独自性や魅力を存分に堪能していただきたいです。それぞれが描く世界観は、未知なる可能性への扉を開くかのように、読者に新たな発見や感動を提供します。男性でも女性でも、性自認や性指向を問わず、誰もが共感できる部分や、新たな視点を見つけることができるでしょう。
ここで紹介した作品たちはもちろんのこと、ジェンダーSFというジャンルの素晴らしさをより一層味わっていただくためには、幅広い作品に触れてみてください。作中で描かれるキャラクターや世界観に魅せられたり、自分自身の視野を広げるきっかけになったりすること間違いなしです。
ジェンダーSFと聞いて、ちょっと敷居が高い、、、と感じるかもしれませんが、作品を通じて人間の多様性や存在そのものを問う楽しさを存分に感じていただきたいと思います。今回の1冊1冊があなたの未来を形成する一部となることでしょう。
最後になりましたが、多くの作家の皆さまに心からの敬意を表します。彼ら彼女らの創造力と想像力によって、私たちはこれほど多くの感動を味わうことができます。どうかこの機会に、あなた自身がジェンダーSFの素晴らしさに触れ、新たな視点と価値観を持つきっかけになれば幸いです。
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