金子玲介死んだシリーズ
皆さん、こんな令和の時代に、ジャパニーズノワールが生まれていたこと知ってましたか?そう、私が今から紹介するのは、一風変わったタイトルにもひかれる、残忍で生々しい黒い世界を描くこの作品。登場人物たちは全員何かしら歪んでいて、人間の醜さ、哀しさが深層に描かれています。斬新的な視点で日本社会を描きつつ、時には笑いを誘うブラックユーモアも散りばめられています。ミステリー、スリラー、ドラマ、どれをとっても一級品。どんでん返しも凄まじく、一度手に取ればきっと離れられなくなるでしょう。内容は重いですが、その中にユーモラスな要素も散りばめられていて、一度読み始めたら止まらなくなる病みつきになる作品ですよ。
『死んだ山田と教室』
【本屋大賞2025ノミネート!】
青春と教室に囚われ続けている身に、なんて突き刺さる一冊。傑作です。--辻村深月
自分はなぜ生きているのか、自分はなぜ死なないのか、逡巡の中にいるすべての人へ。私がずっとデビューを待ち望んでいた新人の、ユーモアと青臭さと残酷さと優しさが詰め込まれた快作です。--金原ひとみ
【第65回メフィスト賞】
【本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10第1位】
【第11回山中賞受賞】
【未来屋小説大賞第2位】
【王様のブランチBOOK大賞2024受賞】
二度と戻らない青春時代。
教室に響く声は生の証。
夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。
歴代メフィスト賞受賞者推薦コメント
死んでも終わらない山田の青春に、ぼくらは笑い、驚き、泣く。
(第21回受賞)佐藤友哉
くだらないのに楽しい。けれど、ほろ苦くて切ない。青春とは、山田である!!
(第49回受賞)風森章羽
最強を最強と言い切れる山田こそが最強で最高。
(第53回受賞)柾木政宗
こんな角度の切り口があったのかと驚かされ、こんな結末まであるのかと震えた!
(第59回受賞)砥上裕將
自分には経験がないはずの男子校での日々が、妙な生々しさで蘇ってきました。
(第61回受賞)真下みこと
ダサくて、眩しくて、切なくて。青春の全てと感動のラストに、大満足の一作。
(第62回受賞)五十嵐律人
校舎に忘れてきた繊細な感情を拾い上げてくれるような物語でした。
(第63回受賞)潮谷 験
| 作者 | 金子 玲介 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2024年05月15日 |
『死んだ石井の大群』
| 作者 | 金子,玲介,1993- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2024年08月 |
『死んだ木村を上演』
死が、かけがえのない生を輝かせる。
啓栄大学演劇研究会卒業生の元に届いた脅迫状。
『誰が木村を殺したのか、八年前の真実を知りたければ、2024年1月9日14時、雛月温泉の宿・極楽へ来い』
集められたのは、庭田、咲本、羽鳥、井波の4人。
木村が死んだあの日の夜、劇研4年生だった皆には、それぞれ秘密にしていることがあったーー。
奇跡は、舞台で起きる!
| 作者 | 金子 玲介 |
|---|---|
| 価格 | 1925円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2024年11月13日 |
それでは、今回紹介した作品の魅力を最後におさらいしてまいりましょう。
本作は、一見すると落ち着いた風貌の主人公が、実は亡くなってしまうという衝撃的な事実から物語が始まるという、切り口が非常に独特な作品です。しかし、その手法を用いながらも、その結末を語ることで、人間の抱える心の葛藤や日常ならではの美しさ・悲しみを見事に描き出しています。
主人公を通じて、私たちは感情の起伏を繰り広げたり、人生の幸せや哀しみを共に感じ、また、その中で生じる大小様々な問題についても考えさせられます。皮肉なことに、「死んだ」男の物語が、「生きる」ということについて深く考えさせられる作品となっています。
また、作中ではそれぞれの登場人物達が主人公の「死」に対してどのように反応し、どのように感情を抱くのか、人間の"本当の姿"をリアルに描き出し、読む者に深い共感を覚えさせます。しっかりとキャラクターたちが練りこまれており、一人ひとりの魅力が際立つ作品でもあります。
そして、物語が進むにつれて少しずつ明かされていく真実や、主人公の意外な一面、その背後にある深い思いなど、読者を飽きさせないストーリーの展開も見どころの一つです。
最後に、この作品は単なるエンターテイメントだけでなく、私たち自身の人生を見つめ直すきっかけを与えてくれる、そんな深みのある作品と言えます。だからこそ、主人公の「死」が生み出す多くの物語に、心引き込まれること間違いなしです。冒頭に主人公の「死」が描かれるという驚きの設定から始まりますが、最後には人間の営みや生き様を深く考えさせられる、そんな一冊となっています。
これら全ての要素が組み合わさった本作品は、是非とも手に取って頂きたい作品です。一度読んでみれば、その世界観と深さにきっと心奪われることでしょう。未読の方は、ぜひこの機会に体験してみてくださいね。
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