気づかないうちに涙が滲む。泣ける恋愛小説おすすめ10選!!「流れ星が消えないうちに」「ジョゼと虎と魚たち」

今回は、気づかないうちに涙が滲んでしまう恋愛小説を10作品ご紹介!!
読書にはストレスを解消してくれる効果があるので、家でゆっくりと自分時間を過ごすのにぴったりです。
また、溜め込むことが多かったり、普段めったに泣くことがない方にもオススメ!
本の前では無理をせず、心を軽くしてみてください。
『だれかのいとしいひと』

転校生じゃないからという理由でふられた女子高生、元カレのアパートに忍び込むフリーライター、親友の恋人とひそかにつきあう病癖のある女の子、誕生日休暇を一人ハワイで過ごすハメになったOL…。どこか不安定で仕事にも恋に対しても不器用な主人公たち。ちょっぴり不幸な男女の恋愛を描いた短篇小説集。
作者 | 角田 光代 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2004年05月11日 |
『三日間の幸福』

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。
作者 | 三秋 縋 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年12月25日 |
『一瞬の光』

三十八歳という若さで日本を代表する企業の人事課長に抜擢されたエリート・橋田浩介。彼は、男に絡まれていたところを助けたことがきっかけで、短大生・中平香折と知り合う。社内での派閥抗争に翻弄されるなか、橋田にとって彼女の存在は日増しに大きくなっていった。橋田は、香折との交流を通じて、これまでの自分の存在意義に疑問を感じ、本当に大切なことを見いだしていくのだった…。-混沌とした現代社会の中で真に必要とされるものは何かを問う、新たなる物語。各紙誌書評で絶賛と感動の声を集めた気鋭のデビュー作、待望の文庫化。
作者 | 白石 一文/角川書店装丁室 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2003年08月23日 |
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』

高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。茜とは正反対に、自分の気持ちをはっきり言う青磁のことが苦手だったが、茜を救ってくれたのは、そんな彼だった。「言いたいことあるなら言っていいんだ。俺が聞いててやる」実は茜には、優等生を演じる理由があった。そして彼もまた、ある秘密を抱えていて…。青磁の秘密と、タイトルの意味を知るとき、温かな涙があふれるー。文庫オリジナルストーリーも収録!
作者 | 汐見夏衛/ナナカワ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | スターツ出版 |
発売日 | 2020年05月28日 |
『流れ星が消えないうちに』

忘れない、忘れられない。あの笑顔を。一緒に過ごした時間の輝きを。そして流れ星にかけた願いをー。高校で出会った、加地君と巧君と奈緒子。けれど突然の事故が、恋人同士だった奈緒子と加地君を、永遠に引き離した。加地君の思い出を抱きしめて離さない奈緒子に、巧君はそっと手を差し伸べるが…。悲しみの果てで向かい合う心と心。せつなさあふれる、恋愛小説の新しい名作。
作者 | 橋本 紡 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年07月 |
『マチネの終わりに』

天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!
作者 | 平野 啓一郎 |
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価格 | 979円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2019年06月06日 |
『センセイの鞄』

駅前の居酒屋で高校の恩師と十数年ぶりに再会したツキコさんは、以来、憎まれ口をたたき合いながらセンセイと肴をつつき、酒をたしなみ、キノコ狩や花見、あるいは島へと出かけた。歳の差を超え、せつない心をたがいにかかえつつ流れてゆく、センセイと私の、ゆったりとした日々。谷崎潤一郎賞を受賞した名作。
作者 | 川上弘美 |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2004年09月02日 |
『肩ごしの恋人』

欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈屋「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとはー。女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。
作者 | 唯川恵 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2004年10月 |
『君と会えたから・・・・・・ (喜多川 泰シリーズ)』

もし「明日」が無限にあるわけではないとしたら、あなたは「今日」をどう生きますか?無気力な夏休みを過ごす僕の前に現れた、不思議な雰囲気をまとった女の子。僕たちが交わしたある「人生の」約束の物語。
作者 | 喜多川 泰 |
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価格 | 1496円 + 税 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2006年07月 |
『ジョゼと虎と魚たち』

足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」。他に、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。
作者 | 田辺 聖子 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1997年03月25日 |
恋愛小説は、中でも心をつかまれるものがある。今回は、泣ける恋愛小説をおすすめ10選ご紹介したが、いかがでしたか?涙腺が緩んでしまうほど感動的な作品が多数あったと思います。
これらの作品は、登場人物たちの純粋な愛に心打たれたり、苦難に打ち勝つ姿に勇気づけられたりすることができます。恋する人たちの葛藤や成長、そして最後にたどり着く結末に、ついつい惹き込まれてしまうのです。
文学的価値が高いだけでなく、読むことで人生に対する新たな気づきが得られたり、感情が揺さぶられたりすることもあるので、ぜひ手に取ってみて欲しい。涙が出るのは恥ずかしい?いいえ、泣いていいんです。心から感動することができる作品って、それだけでもとっても素敵だと思いませんか?
今回は、味わい深い恋愛小説に注目しましたが、次におすすめするのは、どんな作品になるのでしょうか?楽しみにしていてくださいね。