アルゼンチンが登場する小説3選
「アルゼンチン」、そう聞くと情熱的なタンゴや美味しい肉料理が思い浮かびますよね。今回は、そんなアルゼンチンが舞台となった小説を3つピックアップしました。まず1つ目は、アルゼンチンのサッカーに魅了された少年の経験を描いた感動的な一冊。そして2つ目は、首都ブエノスアイレスの喧騒から逃れた男女の起伏に富んだ恋愛模様を繊細に描いた作品。最後の1つは、独裁政権時代の闇を描いた社会派ミステリー。どれもアルゼンチンの風土と歴史が色濃く反映された壮麗な物語群です。
『母をたずねて三千里 (徳間アニメ絵本)』
作者 | エドモンド デ・アミーチス/高畑 勲/Edmondo De Amicis |
---|---|
価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 |
『夜間飛行』
南米大陸で、夜間郵便飛行という新事業に挑む男たちがいた。ある夜、パタゴニア便を激しい嵐が襲う。生死の狭間で懸命に飛び続けるパイロットと、地上で司令に当たる冷徹にして不屈の社長。命を賭して任務を遂行しようとする者の孤高の姿と美しい風景を詩情豊かに描く。
作者 | アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ/二木麻里 |
---|---|
価格 | 594円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2010年07月 |
『世界から猫が消えたなら』
ついに映画化決定!
郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。
「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」
僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。
僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化、映画化!
作者 | 川村元気 |
---|---|
価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2014年09月18日 |
それぞれ異なる視点からアルゼンチンという国を描いてきたこれらの作品たちは、読む者の心に強烈な印象を焼き付けるでしょう。アルゼンチンの歴史や社会、文化、美しさ、そして人々のリアルな生活まで、様々な角度からこの南米の国を知ることができます。大地の広がり、踊るタンゴ、情熱的なサッカーなど、ここでしか体験できない色んな魅力がたっぷりと詰まっています。
これらの小説たちは、ただ単にストーリーを楽しむだけでなく、アルゼンチンという国そのものに興味を持つきっかけにもなると思います。あなたがこれまでアルゼンチンを知らなかったとしても、これらの作品に出会うことでその独特の世界観に触れることができます。そして、それがきっと次の一歩を踏み出す勇気につながるでしょう。
実際にアルゼンチンを訪れることが難しい今、ページをめくるごとに広がるその国の風景を楽しむことで、時間と空間を超えたトリップをお楽しみいただければと思います。伝えられる情報量には限りがあるかもしれませんが、それでも十分にアルゼンチンの魅力を感じ取っていただけることでしょう。
これらの作品を通して、あなたの視野が少しでも広がることを願っています。そして、いつか自分自身がアルゼンチンの地を踏みしめ、小説の中に描かれた情景や人々、文化に触れる機会が訪れることを心から祈ります。どうか楽しい読書ライフを過ごしてくださいね。以上、アルゼンチンが舞台の小説3選でした。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。