初心者はここから勉強!くずし字が読めるようになる本4選
明治時代の恋文からアンティークな絵本まで、"くずし字"が散りばめられた作品はいくつかあります。そんな雰囲気たっぷりの作品を楽しみたいあなたへ、くずし字が読めるようになる本を4つご紹介します。初めての方でも、易しいものからステップアップ方式で進める一冊は、具体的な練習問題付きで確実に力がつきます。また、実際のくずし字を多数掲載し、解析のための解説がある一冊は、実践力が身につくでしょう。さらに、くずし字の由来や歴史について詳しく解説されている本は、文字への理解を深めます。最後に、いつでもどこでも手軽に学べる電子書籍もご紹介。これらの本と一緒に、あなたもくずし字の世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
『3ステップで読める 仮名のくずし字』
〈くずし字が読めるようになりたい方は、今こそ本書でチャレンジを〉
〈変体仮名の基礎から実践的な応用問題まで〉
床の間の掛軸や、料亭や寺社に掛かる額に書かれた「くずし字」。このくずし字が読めたなら──、そう考える方は少なくありません。本書では、3つのステップをふみながら、順々にやさしく、確実に仮名のくずし字読解に親しんでいきます。まずステップ1では変体仮名に親しみ、ステップ2では短い単語から和歌へと、徐々に読み解きにチャレンジ。そしてステップ3では、時代も書き手もさまざまな実践問題に挑み、応用力を養います。
| 作者 | 淡交社編集局 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 淡交社 |
| 発売日 | 2022年11月02日 |
『3ステップで読める 漢字のくずし字』
〈3ステップで漢字のくずし字が楽しく身につく〉
〈大河ドラマ「べらぼう」で注目の江戸時代の板本などを題材に〉
床の間の掛軸や、古文書などに書かれた「漢字のくずし字」を読めるようになりたい、と願う方は多いでしょう。仮名のくずし字が読めるようになった方にとって関門となるのも、「漢字」のくずし字です。仮名と異なり漢字は膨大な数があるため、その読解にはコツがいります。本書はそれをふまえた上で、3つのステップを経ながら、やさしく、確実に漢字のくずし字解読に親しむための書き込み式書籍です。ステップ1では部首に着目しながら、掛軸や古文書によく出る漢字のくずし字の形を覚え、ステップ2の例題で反復して定着、ステップ3では時代も書き手もさまざまな実践問題に挑み、応用力を養います。題材は一行物、名物記、蔵帳や、大河ドラマ「べらぼう」で注目される江戸時代の絵入り板本など多彩なラインナップ。併せて、理解を助ける「漢文」の基礎知識も収録します。なお、本書は2022年刊行の『3ステップで読める 仮名のくずし字』の続編です。
| 作者 | 淡交社/橘 倫子/青山 緑珠 |
|---|---|
| 価格 | 2090円 + 税 |
| 発売元 | 淡交社 |
| 発売日 | 2025年09月05日 |
『10の法則で読む くずし字入門』
| 作者 | 根本知 |
|---|---|
| 価格 | 1782円 + 税 |
| 発売元 | 淡交社 |
| 発売日 | 2025年02月14日 |
『これなら読める! くずし字・古文書入門 (潮新書)』
| 作者 | 小林正博 |
|---|---|
| 価格 | 856円 + 税 |
| 発売元 | 潮出版社 |
| 発売日 | 2018年01月25日 |
それでは、今回は初心者におすすめの「くずし字が読めるようになる本」を4つ紹介しました。独学で学べるものから、専門的な知識を深められるものまで、難易度や内容はバラエティに富んでいますが、どれもこれからくずし字を学ぼうという方にとって、きっと素晴らしいパートナーとなるでしょう。
無料の学習教材もたくさんありますが、やはりしっかりとまとまった本を一冊持っていると、自分のペースで学習でき、どこまで進んだか、何を覚えたかが一目でわかるので、これから学ぶ方にはおすすめですよ。また、くずし字学習は、新しい文字を覚えるだけではなく、日本語自体の理解を深めることにも役立ちます。
個々の特集を組む本だけでなく、全体を通して「くずし字が読める」ことに特化した本も取り上げましたね。このように一冊の中で多くの情報を網羅的に学べる本は、初心者にとっては勉強のしやすさだけでなく、まずは何から手をつければ良いか迷うこともなく始められるので、安心感があります。
それぞれの本を上手く使い分け、詰まったところは他の本を参考にするなど自由に学習を進めていきましょう。くずし字の魅力と奥深さを感じられること間違いなしですよ。それぞれの本が持つ強みを生かし、自分にあった最適な学習方法を見つけて、くずし字の世界を楽しんでくださいね。
今後も、皆さまの学びのprocessを支えるために、あたたかい目で見守りながら、さまざまなジャンルのおすすめの本を紹介していきたいと思っています。それでは、今回の内容が皆さまの一助になれば幸いです。よい学びがありますように。
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