宮口幸治おすすめ5選

宮口幸治の作品といえば、心をつかんで離さない深い人間ドラマと一味違った世界観が魅力ですよね。思わずページをめくる手が止まらないストーリー展開は、彼の持ち味で、いつも心に刺さる言葉が散りばめられています。登場人物たちも皆個性豊かで、感情移入しながら読むことが出来ます。また、彼の作品のすごさは、そんな普通の人々が、どんどん奥深い人間性を持つことに気づいていくプロセスを描いているところでもあります。幅広い読者から愛されている理由も納得ですよね。そして、何度読んでも新鮮さを感じさせてくれるのが宮口作品の特長。一度読んだらきっとハマること間違いなしです。
『ケーキの切れない非行少年たち』

この世には「反省以前の子ども」が沢山いる。認知力が弱く「ケーキを等分に切る」ことすらできないーー。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、彼らを社会生活に導く超実践的メソッドを公開。
作者 | 宮口 幸治 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2019年07月13日 |
『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』

「頑張る人を応援します」は危うい! 彼らはサボっているわけではない。頑張れないがゆえに、助けを必要としているのだ。困っている人たちを支援につなげるための知識とメソッドを、児童精神科医が説く。
作者 | 宮口 幸治 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2021年04月19日 |
『歪んだ幸せを求める人たち ケーキの切れない非行少年たち3』

「おばあちゃんを悲しませたくないので殺そうと思いました」。非行少年の中には、時にとてつもない歪んだ考え方に基づいて行動してしまう者がいる。しかし、そうした少年でも「幸せになりたい」という思いは共通している。問題はその「幸せ」を求める方法が極めて歪んでいることであり、それは非行少年に限らないのだ。彼らの戦慄のロジック、そしてその歪みから脱却する方法を、豊富な臨床例と共に詳述する。
作者 | 宮口 幸治 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2024年07月18日 |
『境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ』

境界知能の子どもたちは、一見すると普通の子に見えます。
もしも、みなさんの知り合いに境界知能のお子さんがおられたとしても、まず気づかないと思います。その子に道で出会ったら、あいさつを交わして会話も成り立って、困っている子には見えないはずです。あるいは、わが子が境界知能の場合でも、客観的には普通の子に見えるのではないでしょうか。
「普通」の子に見えるのに、「普通」ができないーーこれは、境界知能の子だけではなく、軽度知的障害の子にも当てはまる場合があります。知的障害でも「軽度」というところがポイントで、一見すると普通の子に見えて、見過ごされてしまうケースがあるのです。本書では、「境界知能の子どもたち」と銘打っていますが、その内容は軽度知的障害の子にも当てはまる部分は大いにあります。
・授業についていけない
・友達とうまくつき合えない
・感情コントロールが下手
……そんな困りごとがあれば、子ども本人のやる気や性格のせいだと片づけるのは早計かもしれません。
この本を手に取った方は、境界知能の子どもの親御さんや、クラスに「気になる子ども」のいる学校の先生、あるいは福祉や心理など特別支援教育の関係者の方が多いかと思います。
親や教師、周囲にいる大人は、その子のしんどさ、そしてしんどさの背景にある認知機能の問題に気づいてあげてほしいのです。
(「はじめに」より)
第1章 気づかれない「境界知能」と「軽度知的障害」
第2章 知能検査について知る
第3章 教科学習の前になぜ認知機能が大事なのか?
第4章 子どもの可能性はどのように伸ばすのか?
作者 | 宮口幸治 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | SBクリエイティブ |
発売日 | 2023年08月08日 |
『1日5分!教室で使えるコグトレ = 5-Minutes Cognitive Trainings for Classroom : 困っている子どもを支援する認知トレーニング122』

作者 | 宮口,幸治 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東洋館出版社 |
発売日 | 2016年10月 |
以上が私のおすすめする宮口幸治さんの作品5選でした。どの作品も、その深いストーリー展開と緻密な人物描写で、私たち読者の心を揺さぶります。彼の創造する世界観は非常に独特で、その都度我々を新たな感動へと誘ってくれます。異なるテーマを扱ったそれぞれの作品ですが、共通していえるのは、どれも確かな人間ドラマが描かれているということです。生きづらさを抱える人々の繊細な心情を描き出し、それぞれの思いが交錯する様子は痛切でありながらも、美しいと感じさせてくれます。
また、宮口幸治作品の魅力の一つとして、その言葉遣いにも注目していただきたいです。彼の選ぶ言葉はどれも力強く、適切で、同時に詩的です。それぞれのシーン、キャラクターの心情を深く掘り下げる一方で、幅広い読者に対してもアクセスしやすい表現を用いています。
これら5作品は、どれも読み応えがあり、それぞれに深いメッセージが込められています。物語を通して描かれる人間の生き様や心の葛藤について、読者自身が考え深めるきっかけとなるでしょう。同時に、これらの作品はあなたのお気に入りの一冊となる、読み終えた後でも心に残るような作品と確信しています。
宮口幸治さんの作品をまだ手に取ったことがないという方は、ぜひこの機会に彼の世界観を体験してみてください。そして、既に彼のファンの皆様には、改めて深みを感じるための新しい視点を提供できたら嬉しいです。どちらの方もきっと、彼の魅力的なストーリーと表現力に引き込まれることでしょう。今後も宮口幸治さんの作品を引き続き注目していきましょう。
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