驚愕の結末が待つ!おすすめサスペンスミステリー小説10選「十角館の殺人」「殺戮にいたる病」など注目作をご紹介

読書愛好家の皆さま、様々な謎につつまれた物語、そしてその衝撃の結末にトキメキを感じるサスペンスミステリー小説はいかがでしょうか?今回、驚愕の結末が待つ小説を紹介します。都市伝説的な怪奇現象を追い詰め込んだ作品や、暗闇の中で明かされる家族の秘密を描いた作品、緻密な推理によって犯人を追い詰める警察小説まで、バラエティに富んだ10選をピックアップしました。それぞれの物語は、あなたを未知の世界へ引き込んで離しません。犯人は誰なのか、真実は何なのか、物語の最後まで目を離せない魅力が溢れています。一つ一つの謎が解き明かされる度に新たな謎が生まれ、絶え間ないサスペンス感が心地よい高揚感を与えてくれること間違いなしです。
『十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫)』

作者 | 綾辻行人 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年04月19日 |
『殺戮にいたる病』

作者 | 我孫子,武丸,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年10月 |
『屍人荘の殺人』

デビュー作にして5冠達成!
待望の文庫化!!
21世紀最高の大型新人による前代未聞のクローズド・サークル
豪華キャストによる映画化!
監督:木村ひさし 脚本:蒔田光治
出演:神木隆之介 浜辺美波 中村倫也ほか
2019年全国東宝系にて公開
神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通うもう一人の名探偵、剣崎比留子と共に曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れる。初日の夜、彼らは想像だになかった事態に見舞われ荘内に籠城を余儀なくされるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。たった一時間半で世界は一変した。数々のミステリランキングで1位に輝いた第27回鮎川哲也賞受賞作!
作者 | 今村 昌弘 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2019年09月11日 |
『世界でいちばん透きとおった物語』

衝撃のラストにあなたの見る世界は『透きとおる』。大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだがーー。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。
作者 | 杉井 光 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年04月26日 |
『リバース』

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていたーー。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある”闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
『夜行観覧車』『Nのために』のスタッフが結集し、本作『リバース』は2017年にドラマ化。主人公の深瀬和久には藤原竜也。恋人役には戸田恵梨香。深瀬の親友、広沢由樹には小池徹平。深瀬の大学時代のゼミ仲間には市原隼人、玉森裕太、三浦貴大など出演し話題になった。
作者 | 湊 かなえ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年03月15日 |
『透明な螺旋』

シリーズ第十弾。最新長編。
今、明かされる「ガリレオの真実」。
房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。
警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。
「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
作者 | 東野 圭吾 |
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価格 | 1815円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年09月03日 |
『あわのまにまに』

どれだけの秘密が、この家族には眠っているんだろうーー
「好きな人とずっといっしょにいるために」、あのとき、あの人は何をした?
2029年から1979年まで10年刻みでさかのぼりながら明かされる、ある家族たちをとりまく真実。
2029年、韓国からきた兄の家出、おばあちゃんのお通夜で通常運転のママ。2019年、クルーズ船で一緒になった夫婦と年若の青年。2009年、クリスマスの夜のダイヤの指輪、1999年、ノストラダムス後も終わらない世界で「ママは、パパが死ぬのを待ってたんじゃないか」と言った幼なじみ。1989年、親友からその亭主の死を知らせる電話。1979年、おなかの中の三ヶ月になる命。
生き方、愛、家族をめぐる、「ふつう」が揺らぐ逆クロニクル・サスペンス。
〈世相をえぐり取る全6章〉
1 二〇二九年のごみ屋敷
2 二〇一九年のクルーズ船
3 二〇〇九年のロシアンルーレット
4 一九九九年の海の家
5 一九八九年のお葬式
6 一九七九年の子どもたち
〈ある家族たちの軌跡をたどる全6章〉
1 二〇二九年のごみ屋敷
ーー二十三歳上の兄は、十八歳のとき日本国籍を選んで韓国からやってきた。おばあちゃんのお通夜でも、ママは通常通り。うすうす気づいていた。うちの家族はふつうとはちがう。
2 二〇一九年のクルーズ船
ーークルーズ船で一緒になった、私たちの子どもと言っていいぐらいの年齢の夫婦。新婚旅行だというのに、さらにもうひとまわりもふたまわりも年若の青年が同行していた。
3 二〇〇九年のロシアンルーレット
ーーうちのおねえちゃんは変わってる。クリスマスの夜遅くに帰ってきて、ダイヤモンドの指輪を餃子で包んで食べようとするぐらい。そして私もおねえちゃんも、ママの掌の上で踊らされている。
4 一九九九年の海の家
ーーノストラダムスなんてあるわけないって思ってはいたけど、ほんとに世界は終わらなかった。海の家でバイト中、幼なじみの彼女は「ママは、パパが死ぬのを待ってたんじゃないか」と言った。
5 一九八九年のお葬式
ーー「あの人、死んだって」。親友から、その亭主の死を知らせる電話があったのは日付の変わるころだった。職場で出会い、結婚も出産も同じ年の親友。姉妹のようになんでも分けあった。
6 一九七九年の子どもたち
ーーシャネルが死んだ年に、私たちは出会った。彼女が結婚するなら私も結婚するし、彼女が子どもを産むなら私も子どもを産む。そう決まっているから、そうしなければならないことだった。
作者 | 吉川 トリコ |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年02月22日 |
『イニシエーション・ラブ (文春文庫)』

作者 | 乾 くるみ |
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価格 | 631円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2012年09月20日 |
『花束は毒』

未来屋小説大賞受賞! 戦慄ミステリー
憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。
そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。
調査を進めるにつれ、見えてきた真実。
背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編!
作者 | 織守 きょうや |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2024年01月04日 |
『六人の嘘つきな大学生』

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■■各種ミステリランキングで話題沸騰中■■
『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編 8位
週刊文春ミステリーベスト 10(週刊文春 2021年 12月 9日号)国内部門 6位
「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン 2022年 1月号)国内篇 8位
『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング 4位
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とはーー。
怒濤の伏線回収に驚嘆の声続出! 青春ミステリの傑作が、ついに文庫化!
目次
Employment examination -就職試験ー
And then -それからー
解説 瀧井朝世
作者 | 浅倉 秋成 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年06月13日 |
今回紹介した10作品は、怖さ、ハラハラドキドキ感、そして最後には驚きの結末が待っているサスペンスミステリー小説の中でも特におすすめの作品です。どれも作者の巧みなストーリー展開とキャラクター造形により、読者を虜にします。
あなたがまだ読んだことのない作品があるなら、ぜひ一度その世界に足を踏み入れてみてください。言葉の中から紡がれる世界は、映像では得られないリアルな感覚をもたらし、またその結末への期待感を何倍にも膨らませてくれます。
また、すでにご存知の作品がある方も、再読することで新たな発見や感じ取れなかった細かな伏線などに気づけるかもしれません。それはまるで、自分だけの秘密の楽しみのようなものですね。なんとも興奮する瞬間ではないでしょうか。
それぞれの作品が、それぞれの結末へ向かって螺旋階段を一歩一歩上っていくように、心の中で展開されるストーリーにどっぷりと浸かってみてください。あるいは、頭をフル回転させて、登場人物たちより先に真実にたどり着くことができるでしょうか。
そして、私たちライターが特に強調したいのは、皆さんがそれぞれ作品に感じたこと、考えたことが一番大切だということです。それは何かしらの感情であったり、考察であったり、一見何気ないことであったり。それぞれがそれぞれの角度から楽しむことで、作品はさらに深い色を帯びるのですから。これから先も、もっともっと素晴らしい作品との出会いがありますように。それでは、次回の紹介もお楽しみに!
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