熱力学の参考書 おすすめ6選

猛烈な太陽の下、苦学の日々をお過ごしの皆さま、こんにちは。今日は辛口な学問、それが熱力学の世界へぜひお連れしましょう。さて、熱力学の難解さを理解し、より深く紐解いていくための参考書の選び方は様々。数理的な視点からの解説が重視されているもの、実験データに基づいた具体的な事例を豊富に取り上げるものなど、自分の学習スタイルに合わせて一冊を選ぶと良いでしょう。というわけで、今回は初学者から上級者までバランス良くカバーできる、おすすめの熱力学参考書を6選ピックアップ。それぞれ独自の視点で熱力学の魅力を伝えてくれる本です。君も一緒に熱力学の世界に深く飛び込んでみませんか?
『よくわかる熱力学』

作者 | 前野 昌弘 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 東京図書 |
発売日 |
『熱力学がわかる : 何に使えるか分からなければ、意味がない : エネルギー問題の解決に役立つ熱力学』

作者 | 石原,敦,1955- 中原,真也,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2013年06月 |
『これならわかる熱力学』

作者 | 鈴木孝臣 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 三共出版 |
発売日 | 2009年12月 |
『基礎から学ぶ熱力学』

作者 | 吉田,幸司,1960- 岸本,健 木村,元昭 田中,勝之,1976- |
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価格 | 不明 |
発売元 | オーム社 |
発売日 | 2016年02月 |
『熱力学キャンパス・ゼミ 改訂7』

大学の物理がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる!
作者 | 馬場 敬之 |
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価格 | 2508円 + 税 |
発売元 | マセマ |
発売日 | 2023年02月13日 |
『熱力学入門』

本書は,初めて熱力学を学ぶ学生を対象とした教科書である。
熱力学は理解するのが難しい,とよくいわれる。理由としては,第一に,論理がわかりにくい,第二に,使われている言葉がかなり違う,第三に,熱力学を応用していく際に必要な道具(微分形式,ルジャンドル変換,様々な熱力学関数など)が膨大にある(ただし,これらに熱力学の本質はない)ことが挙げられよう。
そこで本書では,操作や過程という熱力学にとって大事な言葉を前面に出しながら,エントロピーや自由エネルギーという新しい物理量を自然に見い出していく構成をとった。微分形式にもとづく理論の展開はしていない。何が測定されて,何が実験事実で,その結果どういう法則が成り立つのか,という熱力学の成り立ちや全体像を理解できるよう工夫を凝らしている。
第1章 序論
1.1 背景
1.2 熱力学とは
1.3 現象
1.4 本書の特色
第2章 設定
2.1 平衡状態
2.2 物質の熱力学的性質
2.3 熱と仕事
2.4 形式的設定
2.5 準静的過程
第3章 熱力学第1法則
3.1 熱と仕事の等価性
3.2 内部エネルギー
3.3 断熱曲線
第4章 熱力学第2法則
4.1 永久機関
4.2 等温過程における熱力学原理
4.3 2温度熱機関
4.4 カルノーの定理
4.5 絶対温度
第5章 エントロピー
5.1 不可逆性
5.2 エントロピーの本質
5.3 証明
5.4 例:理想気体のエントロピー
5.5 完全な熱力学関数
5.6 例:可逆熱接触
第6章 熱力学関係式
6.1 自由エネルギー
6.2 微分形式による記述
6.3 エネルギー方程式
6.4 例:温度に依存するばね
6.5 例:相転移にともなう熱
第7章 安定性と変分原理
7.1 等温環境の場合
7.2 断熱環境の場合
第8章 多成分流体の熱力学
8.1 多成分流体の熱力学関数
8.2 例:2成分理想気体
8.3 希薄溶液の自由エネルギー
付録:偏微分
A1 定義
A2 関数の展開
A3 偏微分の関係式
作者 | 佐々 真一 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 共立出版 |
発売日 | 2000年04月10日 |
今回は六つの熱力学の参考書をピックアップしてご紹介してまいりました。参考書と一口に言ってもその内容はさまざまですよね。理論的な内容を詳細に解説したものから、問題集形式で自分の理解度を確認しながら学習できるもの、または視覚的に理解を深めるための図解入りのものなど、自分の学習スタイルや目的にあわせて使い分けられると良いですね。
また、一冊を何度も反復するだけではなく、違う角度から説明している参考書を複数使ってみることで、理解が一段と深まることもあります。自分にピッタリの一冊を見つけることができれば、それが最大の武器となり得ます。
ただし、どんなに素晴らしい参考書を手に入れたとしても、それを開かずに棚で眠らせてしまっては何も始まりません。学びたいという意欲を持ち、一歩ずつでも確かな学習を積み重ねることが何より重要です。それぞれの参考書が皆さんの学びに寄り添い、より深い理解につながる一助となれば幸いです。
いつの時代も、熱力学は物理学を理解する上で重要な基礎となる科目で、さまざまな分野に応用できる知識を習得することで広がる道は無限大です。皆さんの積極的な学習姿勢が、新しい発見や可能性へと繋がることを、応援しています。さあ、自分にぴったりの一冊を見つけて、熱力学の世界へ飛び込んでみてくださいね!
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