わかりやすい 仏像の本 おすすめ8選

初心者からマニアまで、仏像に関するわかりやすい本を厳選してみました。仏像の基本的な見分け方から、作風の違い、さらには様々な地方に広がる仏像文化まで、包括的に解説している一冊。美しい写真も満載で、一冊を手に取るだけで仏像の世界に引き込まれます。また、実際に寺社を訪れて見たいときの参考にも最適です。深い知識が身につくのはもちろん、心に余裕を持って仏像と向き合いたい方にもぴったり。仏像の美しさ、魅力を再発見する一冊に出会えること間違いなしですよ。
『日本の仏像 = JAPANESE BUDDHIST STATUES : 写真・図解 : この一冊ですべてがわかる! : 280』

作者 | 薬師寺,君子,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 西東社 |
発売日 | 2022年05月 |
『語れるようになる仏像のみかた』

作者 | 大角,修,1949- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 成美堂出版 |
発売日 | 2022年06月 |
『発見!ほとけさまのかたち : 見るだけで楽しめる! : わくわくする仏像の見方』

作者 | 奈良国立博物館 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2023年11月 |
『みるみるつながる仏像図鑑 流れや関係が見えるから、歴史や仏教がわかる、何より「仏像」がもっとわかる!』

知りたいことがわかると仏像がますます身近になる!
お寺めぐりをするうち、仏像が好きになった! すると……
「如来と観音、見れば違うとわかるけど。わざわざ違う種類を造ったのはどうして?」
「いつの時代の仏像なのか、見てわかるようになりたいなぁ」
「そもそも、なぜ仏像が必要なの?」
等々……興味を持つと、疑問や知りたいことあれこれ浮かんでくるものです。
そんな「仏像好き」の「なぜ?」「なに?」に応えようと、仏像にまつわることを、いろんな角度から探ってみました。
すると、仏像を中心に、日本という国との関係、近隣諸国との関係、世情との関係、
時代を生きた人々の思いとの関係等々……様々なつながりが見えてきました。
そして、「だから、この仏像に心惹かれるんだな」と、自分とのつながりも見えてきたり。
そう、仏像がどんどん身近になってきたのです。
本書を通じて紹介する仏像は、大小のイラストを合わせて約200。
紹介される機会の少ない、室町、安土桃山、江戸時代の仏像にもスポットをあてています。
古代から近代にいたる多種多様な仏像を通じて、仏像の新たな魅力を、ぜひ堪能してください!
■目次抜粋
仏像の基礎知識
第1章 飛鳥時代以前 〜インドから中国、そして日本へ
仏教、インドで起こる
仏像が造られる
日本に仏教が伝わる
第2章 飛鳥時代前期 〜仏像と仏教、日本伝来
日本で、仏像造りが始まる
●飛鳥時代前期の仏像
第3章 飛鳥時代後期 〜仏像、いよいよ全国区
日本独自の仏教文化が芽生える
●飛鳥時代後期の仏像
第4章 奈良時代 〜仏像造りが、国家プロジェクト
国を護るための仏像
●奈良時代の仏像
鑑真がやって来た!
第5章 平安時代前期 〜“密教”の仏像が大流行
日本独自の仏教、始まる
密教の教えを視覚化した東寺講堂の“立体曼荼羅”
●平安時代前期の仏像
木彫り像が主流になる
第6章 平安時代後期 〜末法思想で仏像が大流行
空前の阿弥陀ブーム
●平安時代後期の仏像
大量造仏ブーム
第7章 鎌倉時代 〜日本初の武家社会、仏像もリアリズム
武士好みの仏像が流行
●鎌倉時代の仏像
大仏師、運慶と快慶
第8章 室町・安土桃山時代 〜衰退する中でも受け継がれる技
形式化が進む中でも、地方独自の仏像が登場
●室町時代の仏像〜奈良
●室町時代の仏像〜鎌倉
●安土桃山時代の仏像
第9章 江戸時代 〜仏像に新風が吹く
今までにない姿形の仏像が造られる
●江戸時代の仏像
庶民のための仏像
●円空が造った仏像
●木喰が造った仏像
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作者 | 三宅 久雄 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2019年06月06日 |
『完本仏像のひみつ』

作者 | 山本,勉 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日出版社 |
発売日 | 2021年05月 |
『仏像図解新書』

図解で一目でわかる、仏像のかたちと役割。
「千手観音の持っている物は何か?」「四天王とはどんな4人組のことなのか?」「阿修羅が戦う相手は誰か?」。 遷都1300年を迎える奈良、春の観光シーズンをむかえる京都をはじめ、各地の仏像巡りで感じる素朴な疑問を解決してくれる、新書タイプの必携版・仏像事典です。
仏像の由来、種類、役割といった基本知識から、印相や持物など専門知識にいたるまで、イラストをふんだんに使い見開きごとにわかりやすく解説。イラストでひと目でわかる、読んでさらに理解が深まる、画期的な入門書として初心者にもおすすめです。
種類別「代表的な仏像10選」コラム、巻末「地区別・寺院リスト」付き。拝観マナーや持ち物など、知っておきたい実用情報も満載の貴重な一冊。
仏像の姿とかたち 目次
はじめに 3
概説 仏の種類と見分け方 11
仏の種類/見分け方1 仏の頭部/見分け方2 着衣のいろいろ
第一章 如来ーー真理を悟った無上の仏さま 21
釈迦如来/薬師如来/阿弥陀如来/弥勒如来/毘廬遮那如来/大日如来
■仏の三十二相/仏の印相/仏の光背/仏の座り方
コラム1 代表的な如来10選 56
第二章 菩薩ーー仏になるため悟りを求める修行者 59
弥勒菩薩/聖観音/十一面観音/千手観音/不空羂索観音/如意輪観音/准胝観音/馬頭観音/文殊菩薩/普賢菩薩/地蔵菩薩/日光菩薩・月光菩薩/虚空蔵菩薩/勢至菩薩
■仏の持物
コラム2 代表的な菩薩10選 98
第三章 明王ーー忿怒の形相で迷い苦しむ人々を救済する 101
不動明王/五大明王/孔雀明王/愛染明王/太元帥明王
■仏の安置形式
コラム3 代表的な明王10選 122
第四章 天ーー仏法を守る多芸多彩な尊格 125
梵天/帝釈天/金剛力士(仁王)/四天王/毘沙門天/十二神将/吉祥天/弁才天/訶梨帝母/十二天/八部衆/二十八部衆/大黒天/韋駄天/歓喜天/八大童子
■仏の台座
コラム4 代表的な天10選 186
第五章 そのほかの尊像ーー日本で生まれたユニークな神仏 189
蔵王権現/青面金剛/僧形八幡神/閻魔王/聖徳太子/羅漢/十代弟子/祖師
コラム5 代表的な尊像 212
巻末付録 213
■仏像の材質 214
■秘仏とご開帳 216
■拝観の心得 218
■地区別・寺院リスト 222
作者 | 石井 亜矢子/岩崎 隼 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2010年04月01日 |
『仏像に会う 53の仏像の写真と物語』

◎仏像は見るものではなく、出会うもの
2014年まで奈良国立博物館の学芸部長として、現在は仏教美術の名品を所蔵する半蔵門ミュージアムの館長として、多くの仏像・神像の展示に関わってきた著者。仏教美術史の専門家として、生きた言葉で仏像の魅力を語り続けています。
本書は、著者がこれまでに出会ったたくさんの仏像の中から、特に心に深く刻まれた53体を選び、その美しさを見事に切り取った仏像写真と共に紹介する仏像ガイドです。
仏像にはそれぞれ、作った人、守り伝えてきた人の願いが込められています。仏像一つ一つに込められた願いや、背景にある歴史物語を知ることで、仏像との本当の出会いが訪れることでしょう。また、仏像に魅せられた写真家たちの仏像愛あふれる写真でその素晴らしさを知ることができるのも、本書の魅力です。
<本書で紹介する仏像の例>
【薬師寺 薬師如来】奈良時代から病気平癒の願いを聞き届けてきた、白鳳美術の最高峰
【興福寺 阿修羅】子を亡くした光明皇后が作らせた、少年のような表情の八部衆
【東大寺 盧舎那仏】聖武天皇が民の力を集めて建立した大仏
【円成寺 大日如来】スーパーリアルに打ち込んだ、あの運慶のデビュー作
【秋篠寺 伎芸天】菩薩にも見まごう「東洋のミューズ」
【聖林寺 十一面観音】フェノロサ、白洲正子、和辻哲郎…あまたの美術史家や作家を虜にした優しい仏像
作者 | 西山厚 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2020年10月20日 |
『仏像イラストレーターが作った仏像ハンドブック』

◎まんがあり イラストあり。仏像拝観の上級者・田中ひろみさんによる、仏像を見るためのコツを楽しく詰め込んだ便利帖
仏像拝観が好きでたまらない人、拝観してみたいビギナーに向けて、仏像イラストの先駆者である田中ひろみさんが、“仏像旅”のコツや、仏像を前にしたときの必要な知識(仏像の種類や手にする道具、装飾など)のキホンを、漫画とイラストで紹介。仏教の世界観や仏像そのもの、お寺の配置など、ちょっとした知識が増えるだけで、仏像拝観は10倍、20倍の深さと面白さに変化します。
はじめに
第1章 仏像に会いに行こう!
【まんが】私が仏像に恋した理由
【イラスト解説】お寺はどこに行けば会えるの?/有名な仏像の特徴/お寺と神社の違い/お寺の参拝の仕方、仏像拝観に持っていくと便利なもの/お寺の境内の名前(山門等)/お寺で見るいろんなものの名前(作務衣、須弥壇、お焼香、御朱印)
第2章扉 仏像の世界を知ろう
【まんが】釈迦の一生(生誕〜修行〜悟り〜布教〜死〜涅槃)
【イラスト解説】最初は仏塔だった/お釈迦様の特徴/大仏の定義/仏像の種類/阿羅漢 十代弟子/高僧/十王/蔵王権現/仏像の組み合わせ/仏像のヘアースタイル/印/持物/光背/台座/仏像の素材/時代の違い
第3章 宗派と僧侶と仏師
【イラスト解説】宗派の種類(13派の違い)/有名なお坊さん/仏師
第4章 札所をめぐって極楽へ!
【イラスト解説】四国八十八札所/西国三十三札所/坂東三十三札所/秩父三十四札所/七福神/守本尊
第5章 お寺アクティビティが面白い
【イラスト解説】東寺、三十三間堂など、著者オススメのお寺を紹介
作者 | 田中ひろみ |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2020年11月18日 |
仏像というと、なんとなく難しそうなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、本日ご紹介した8つの本は、初心者の方でも楽しみながら学べる内容になっています。それぞれが違った視点で仏像を解説しているので、1冊だけで満足せず、いくつか手に取って自分に合うものを見つけてみてくださいね。
仏像は、ただの美術品としてだけでなく、宗教的な価値や歴史的な背景を持つもの。その奥深さを知れば、お寺や仏閣を訪れる旅は、ただの観光から、一つの学びの時間へと変わるでしょう。特に、歴史や文化への興味がある方にとっては、一冊持っておくだけでも世界が広がる一冊となり得ます。
また、仏像にはさまざまな表情が描かれています。悲しさや喜び、安らぎなど、一つ一つの表情に込められた思いを感じ取れば、人間の感情や生きる力など、深い教えを得ることもできます。仏像に対する興味が深まれば、自分自身の心の内側にも目を向けて考えてみるきっかけにもなるかもしれませんね。
仏像の魅力を紐解いてくれるこれらの本を通して、歴史や文化、人間の心について改めて考えていくことで、日々の生活がより豊かなものになればと思います。これからも興味深い本を紹介してまいりますので、ぜひ引き続きご覧いただければと思います。今回ご紹介した仏像に関する本を手に取り、その奥深さと魅力を発見してみてくださいね。
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