遠田志帆が表紙を描いた本10選

遠田志帆さんのアートは鮮やかで詩的で、その美しい表紙だけで胸がワクワクしますよね。彼女が手掛けた10冊の本を厳選しました。息をのむようなファンタジー世界を生み出す彼女の鉛筆が描く優雅で繊細なキャラクターや動物たちは、みなさんを魅了すること間違いなし。また彼女の色鉛筆の使い方はまさに芸術で、その鮮烈さが物語と見事にリンクしています。大人から子供まで、様々な年齢の人々を引き込む話題作から、心を癒す作品まで、遠田志帆さんの表紙を飾る素晴らしい本たちを、ぜひ手に取って見てください。
『前夜祭』

真夜中の校舎ではじまる殺人の狂宴
学園祭前夜、一人の教諭が異常な姿で惨殺された。
職員室に閉じ籠る残る教員たちを襲うモノの正体とはーー
学校祭前日。深夜にもかかろうという時間まで緋摺木高校の教員たちは残業していた。
休憩時、いなくなった教諭が異常な状態で惨殺されていた。
その死体は、学校裏の神社で殺され続けていた小動物の死体を連想させるようだった。
殺人者がまだ校内にいるのではないかと恐慌につつまれ、職員室に立て籠もる教師たち。
ーーそんな中、職員室の空調が冷気を出しはじめる。
作者 | 針谷 卓史/遠田 志帆 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 二見書房 |
発売日 | 2021年12月20日 |
『名探偵のはらわた』

「亘(わたる)君、君は真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し! 昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵から甦(よみがえ)り、現代日本で殺戮の限りを尽くす。空前絶後の惨劇に立ち上がった伝説の名探偵は、推理の力でこの悪夢を止められるのか。「疑えーーそして真実を見抜け」二度読み必至の鮮やかな伏線回収、緻密な論理(ロジック)による美しき多重解決。本格ミステリの神髄、ここにあり。
作者 | 白井 智之 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年02月25日 |
『七人の鬼ごっこ』

「だぁーれまさんがぁ、こぉーろしたぁ」
自殺しようとしたえいくんーー多門英介を襲い、連続殺人をはじめた《鬼》は誰?
瓢箪山の達磨神社。桜の木の下で遊んだ子供時代の仲間が次々殺されていく。その一人でホラーミステリ作家となった速水晃一は神社を訪れ、あの日、記憶に封じた忌まわしい《鬼》と、連続殺人犯を推理するが……。
〈解説〉若林 踏
作者 | 三津田信三 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2024年07月22日 |
『人間じゃない』

作者 | 綾辻,行人,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年08月 |
『星砕きの娘』

魔の化生、鬼の跋扈する地、敷島国。豪族の跡取りである弦太は、幼い頃に鬼に浚われて以来、鬼の砦に囚われの身となっていた。そんなある日、弦太は川で蓮の蕾を拾う。驚いたことに砦に戻ると蕾は赤ん坊に変化していた。赤ん坊は蓮華と名づけられ、美しさと強さを兼ね備えた娘に成長する。弦太が囚われて七年後、ようやく都から討伐軍が派遣され、弦太は蓮華とともに晴れて自由の身になるが……。第4回創元ファンタジイ新人賞受賞作。
作者 | 松葉屋 なつみ |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2021年07月12日 |
『ヒストリア 上』

作者 | 池上,永一,1970- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年08月 |
『荒城に白百合ありて』

作者 | 須賀,しのぶ,1972- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年11月 |
『僕らの世界が終わる頃 = [The finale of our world]』
![僕らの世界が終わる頃 = [The finale of our world]の表紙](https://m.media-amazon.com/images/I/51VaEyg8CyL._SL500_.jpg)
作者 | 彩坂,美月 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年04月 |
『黙示録 上』

1712年、琉球王に第13代尚敬王が即位した。国司の蔡温は国を繁栄させるため、王の身代わりとなる存在「月しろ」を探し始めた。一方、貧しさから盗みを働く蘇了泉は、王宮を追われた舞踊家・石羅吾に踊りの天賦の才を見出される。病気の母親を救うため、謝恩使の楽童子として江戸に上ることを決めた了泉。だが船中には、もうひとりの天才美少年・雲胡が同乗していた……。将軍に拝謁すべく、二人の舞踊家が鎬を削る!
作者 | 池上 永一 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年05月25日 |
『堕ちる (宝島社文庫 『日本ラブストーリー』大賞シリーズ)』

作者 | 林 由美子 |
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価格 | 283円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2012年08月04日 |
今回、遠田志帆さんが表紙を描いた本10選をご紹介しました。遠田さんの美しい線描や彩色によって、物語はさらに豊かな表情を見せてくれます。キャラクターたちがその鮮やかな色彩の中で息づき、私たちは一瞬にしてその世界に引き込まれます。それはまるで絵画のように、静止した一瞬の美しさを凝縮させたかのよう。でも、それがただの一瞬ではなく、その先に広がる物語に深く関わっているんですね。
そこに立ち塞がる複雑な人間関係や、過去と現在、現実と幻想の交錯。それらが絡み合い、時には混乱を招きつつも、ひとつの物語に結実します。遠田さんの描く表紙は、その物語の裏側を見せつつも、新たな解釈や発見を自由に許してくれます。だからこそ、何度でも手に取りたくなる。それぞれの物語を彩る彼女の表紙は、自分自身の感じ方や考え方が変わればまた新しい印象を与えてくれるでしょう。
だからこそ、本というものは奥深い。読む人それぞれの感性が、表紙からストーリーまで、全てを多角的に解釈し、さらなる想像を働かせます。そしてそれがまた、物語を読む喜びとなり、一冊の本が持つ価値を高めていきます。
あなたにも、是非遠田志帆さんの作品に触れてみてください。その表紙が美しいだけでなく、中身もまた素晴らしい作品たちに出会えるはずです。
これらの書籍は全て、遠田さんの個性溢れるタッチと色彩が与える独特の世界観を楽しむことができます。是非、手にとってその世界を感じてみて下さい。物語の世界は、あなたを待っていますよ。
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