勝海舟に関する本 おすすめ6選 生涯・功績は?

勝海舟の人生とは、まさに turbulent な一生を歩んだ男の物語。視野が広く、時には斬新すぎる考えを持つ彼の人間性や彼が成し遂げた功績に触れることのできるおすすめの本を厳選しました。船大工の息子から幕末の英雄へと生まれ変わり、幕府と新政府の架け橋となる彼の知られざる生涯を描いた真剣な作品から、彼の思想や行動をユーモラスに解き明かす作品まで。また、勝海舟の功績に焦点を当てた作品もピックアップ。彼の出世、開国、戦争からの撤退など、日本を語る上で欠かせない出来事に密着した作品もご紹介。どれも見逃せない本ばかりですよ!
『文庫 勝海舟 歴史を動かす交渉力』

ペリーの黒船が来航し、驚天動地の騒ぎのさなか、
蘭学者・兵学者の勝海舟は冷静に先を見通した。
尊攘倒幕の志士にも、佐幕派の浪士にもならず、
動乱のなかに国家統一の構想を固め、自らの使命を求めて動く。
有力な幕臣となった勝は、複雑で重い運命を背負い、
薩摩の西郷隆盛との大交渉劇「江戸開城」を演じる。
「公」は「私」を超えるという信念のもとに交渉を進め、
江戸は焼かれず、近代国家の首都、東京に継承された。
勝は倒されるべき旧い国家を担い、その幕引きを行ったーー。
日本の近代史を動かした巨大な交渉人・勝海舟の航跡を生き生きと描く。
序章 濱御殿の焚火
「徳川の政治と思うから、間違っておる。天下の政治でござる」
第一章 砲艦外交
一触即発の「浦賀」/高野長英の来訪/修行の日々、剣術と禅、そして蘭学へ/「勝海舟」の誕生/黒船来航/「手抜きを見逃せと、袖の下を持ってきたのかえ」/密航計画、破れる
第二章 咸臨丸で海を渡る
「甲板で火を焚くな」/膚の潔き雪をも瞞むく、愛妾お久/あわや海の藻屑に……/薩摩の英明藩主、島津斉彬と会う/二転、三転する遣米使節の「別船」/厳冬の北太平洋、荒れ狂う波濤/武士階級のないアメリカ社会の衝撃
第三章 薩長同盟へ
尊攘激派/「天下でおそろしいもの」横井小楠/興国の飛び道具、坂本龍馬/生麦事件処理で「必敗開戦論」を説く/日本(ニッポン)を今一度せんたくいたし申候/八月十八日の政変/「玉=天皇」を奪い合う/薩長の盟約成る/崩れゆく幕府のなかで
第四章 江戸開城の大交渉
駿河湾から軍艦砲撃で官軍に勝てる、が、しかし……/「おれは常に一身を死生一髪という際においていた」/時勢の奇跡、海舟、鉄舟、益満の出会い/攘夷の激情と外国人襲撃 /虎穴に入って虎児「降伏七条件」を得る/「江戸焦土作戦」を支える下層の力/パークスの衝撃、江戸進攻を支持せず/江戸開城と武装解除の行方
第五章 非戦を貫く
海軍の申し子、榎本武揚の大脱走/「あなたの徳で、善い家来を持ったなどと思いなさるな」/旧幕臣の救済に奔走する/西郷との再会、「廃藩置県」の大変革/長崎の落とし子が氷川邸に現れる/「征韓論」で廟堂大分裂、海舟は参議兼海軍卿へ/西南戦争、さらば西郷/「脱亜入欧」と密通スキャンダル/行蔵我に存す、毀誉は他人の主張、我に与からず……/一つ、大本を守って、それから、変化していくのだ
勝海舟略年譜
勝家系譜
作者 | 山岡 淳一郎 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 草思社 |
発売日 | 2020年02月06日 |
『それからの海舟』

幕末の動乱期の中、幕臣の中心として江戸城無血開城という大仕事を成し遂げた後の人生を勝海舟はどう生きたのか。新旧相撃つ中で旧幕臣たちの生計をたてる道を探り、福沢諭吉らの批判を受けながらも明治政府の内部に入り、旧幕府勢力の代弁者としての発言力を確保して徳川慶喜と明治天皇の会見を実現。また一方では逆賊とされた盟友西郷隆盛の名誉回復に尽力した海舟の後半生に光を当てた名評伝。
作者 | 半藤一利 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2008年06月10日 |
『海舟と横浜 神奈川県に遺る勝海舟の足跡』

神奈川県における勝海舟の史跡を徹底追跡!!勝海舟の玄孫高山みな子氏推薦。あとがき特別コラム掲載!横浜・浦賀・横須賀・神奈川・戸塚・鎌倉・藤沢・湘南・箱根。当時の日記や新聞などから見えた勝海舟の史跡と物語を余すことなく紹介!!
作者 | 三澤敏博 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 日本橋出版 |
発売日 | 2024年01月05日 |
『新・歴史人物伝 勝海舟』

新・歴史人物伝シリーズ第四弾!
「江戸城が攻められ、江戸の町が火につつまれないように、おれが、なんとかする。」時は戊辰戦争。江戸幕府軍が鳥羽・伏見の戦いで敗れてから怒涛の勢いで進軍する新政府軍がとうとう江戸へ迫るなか、身を挺して新政府軍の大将である西郷隆盛と交渉して江戸を無血開城に導き、江戸の町を戦火から守った幕末の英雄、勝海舟の一生を描く。
一、 麒麟の子
二、 父の肩車
三、 正月のお餅
四、 お城づとめ
五、 生死をさまよう
六、 剣術と禅の修行
七、 蘭学とズーフ・ハルマ
八、 たすけ船
九、 海舟塾
十、 長崎海軍伝習所
十一、安政の大獄
十二、咸臨丸でアメリカへ
十三、龍馬が弟子になる
十四、神戸海軍操練所
十五、西郷と会う
十六、薩長連合
十七、大政奉還
十八、戊辰戦争
十九、江戸無血開城
二十、新しい時代へ
作者 | 小沢 章友/田伊 りょうき |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 駒草出版 |
発売日 | 2018年07月14日 |
『ポケット勝海舟修養訓』

作者 | 石川,真理子,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 致知出版社 |
発売日 | 2016年03月 |
『勝海舟と幕末外交 : イギリス・ロシアの脅威に抗して』

作者 | 上垣外,憲一,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2014年12月 |
これらの作品を通じて、勝海舟の人間像や彼が時代を動かした滅多に見ることができない頭脳と力量がどう活かされ、どのように新しい日本を創り上げていったのかを垣間見ることができると思います。勝海舟は、一介の下士から東京湾開港責任者にまで上り詰めた珍しい一生を送りました。
自由奔放で、一見すると無遠慮な人物のようにも見えますが、その実、国家を思い、人々を守るために、自己犠牲を厭わないその思考や行動は、本当に尊敬すべきです。また、彼が語る独特のフレーズや教訓は、時代や状況を超えて、我々現代人にも十分に活きてくるものがあります。
今回ご紹介した作品たちは、どれも彼の生涯や功績を深く把握するのに最適なものばかりです。誰もが知る有名な逸話から、意外と知られていないエピソードまで盛りだくさん。これらの作品を読むことで、あなたも勝海舟の虜になるかもしれません。
各作品には、作者ならではの視点と解釈が込められています。どの作品も丁寧に調査された上で描かれていることから、一読あたりの知識の取得量も大変大きいでしょう。そして何より、どの作品も一糸乱れぬストーリーテリングと深い洞察力が光っています。
勝海舟について学びたい、もっと彼のことを知りたいという方は、ぜひこれらの作品を手に取ってみてください。きっと、新たな視点や考え方を持つことができるでしょう。興味がありますか?それなら、読んでみてください。その答えは、あなた自身の中にあるのですから。
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