ピアニストが主人公の小説 おすすめ6選
音の世界に身を委ねるピアニストたちの物語を集めました。聴く者を虜にする彼らの生き様に、必ず何かを感じてもらえるはず。同じ楽器を弾く者同士の切磋琢磨や、音楽への無尽蔵な情熱、または一人の演奏家が成長していく姿を描きつつ、読んでいて心に深く響く一冊一冊をピックアップ。静かな響きの中に秘められたドラマを体感してみてください。心に残るピアノ演奏が綴られたこれらの作品は、音楽好きはもちろん、物語を愛する全ての人へ贈る逸品です。楽譜の上に映し出される彼らの世界に、きっと引き込まれるでしょう。
『蜜蜂と遠雷(上)』
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。
自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。
かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。
楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。
完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。
天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。
その火蓋が切られた。
| 作者 | 恩田 陸 |
|---|---|
| 価格 | 924円 + 税 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2019年04月10日 |
『紙のピアノ (双葉文庫)』
| 作者 | 新堂冬樹 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2019年11月28日 |
『革命前夜』
この国の人間関係は二つしかない。
密告しないか、するか──。
第18回大藪春彦賞受賞作!
革命と音楽が紡ぎだす歴史エンターテイメント
バブル期の日本を離れ、ピアノに打ち込むために東ドイツのドレスデンに留学した眞山柊史。
留学先の音楽大学には、個性豊かな才能たちが溢れていた。
中でも学内の誰もが認める二人の天才が──
正確な解釈でどんな難曲でもやすやすと手なづける、イェンツ・シュトライヒ。
奔放な演奏で、圧倒的な個性を見せつけるヴェンツェル・ラカトシュ。
ヴェンツェルに見込まれ、学内の演奏会で彼の伴奏をすることになった眞山は、気まぐれで激しい気性をもつ彼に引きずり回されながらも、彼の音に魅せられていく。
その一方で、自分の音を求めてあがく眞山は、ある日、教会で啓示のようなバッハに出会う。演奏者は、美貌のオルガン奏者・クリスタ。
彼女は、国家保安省(シュタージ)の監視対象者だった……。
冷戦下の東ドイツで、眞山は音楽に真摯に向き合いながらも、クリスタの存在を通じて、革命に巻き込まれていく。
ベルリンの壁崩壊直前の冷戦下の東ドイツを舞台に一人の音楽家の成長を描いた歴史エンターテイメント。
解説の朝井リョウ氏も絶賛!
この人、“書けないものない系”の書き手だ──。
圧巻の音楽描写も大きな魅力!
本作を彩る音楽は……ラフマニノフ 絵画的練習曲『音の絵』バッハ『平均律クラヴィーア曲集』第1巻 『マタイ受難曲』リスト『前奏曲(レ・プレリュード)』
ラインベルガー オルガンソナタ11番第2楽章カンティレーナ ショパン スケルツォ3番 ブロッホ『バール・シェム』より第2番「ニーグン」 フォーレ『エレジー』 ベートーヴェン 『フィデリオ』 ……etc.
| 作者 | 須賀 しのぶ |
|---|---|
| 価格 | 1034円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2018年03月09日 |
『さよならドビュッシー』
ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生するー。第8回『このミス』大賞受賞作品。
| 作者 | 中山七里 |
|---|---|
| 価格 | 618円 + 税 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2011年01月 |
『海の上のピアニスト』
海の上で生まれ、一度も船を降りたことのなかった天才ピアニストの伝説。彼が弾くのは、いまだかつてこの世に存在せず、ひとたび彼がピアノから離れると、もうどこにも存在しない音楽だった。
| 作者 | アレッサンドロ・バリッコ/草皆伸子 |
|---|---|
| 価格 | 1045円 + 税 |
| 発売元 | 白水社 |
| 発売日 | 2007年12月 |
『ピアノマン 『BLUE GIANT』雪祈の物語』
| 作者 | 南波永人 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2023年02月27日 |
それぞれの作品には、音楽に対するこだわりと愛情が込められています。それは、主人公であるピアニストが楽器に向ける情熱だけでなく、音楽を通じて自分自身や生きる世界を表現しようとする姿勢からも感じ取れます。また、それぞれの作品は独自の世界観をしっかりと描き出しているため、本を読むたびに新鮮な音楽の世界へと誘ってくれます。
一部から始まる美しいメロディ、テンポの変化、高揚感、そして静寂。音楽とは異なる表現力を持つ文学を通じて、あたかも自分もピアニストとして楽曲に込められた想いを体感しているかのような、非常にリアルな体験が可能です。読者は、架空のキャラクターであるピアニストが、ピアノと向き合い、挑戦し続けるばかりか、時には立ち止まり、自分自身と向き合う姿に共感し、励まされることでしょう。
なお、これらの作品はピアニストであることに特化した話だけでなく、人間性や社会性といった、より深い部分にも焦点を当てています。それにより、本を読むことで人生を深く理解し、考察するきっかけを与えてくれます。そして、このジャンルの作品はピアニストそれぞれが直面する課題や困難を通じて、人間の心情や矛盾が生々しく描写されており、その葛藤と共に前へと進む姿から感じ取れる力強さを忘れてはいけません。
今回紹介した作品は、ピアノを演奏したことがない人、音楽が好きな人、物語の中に救いを求める人、どんな読者にも共感を与えてくれることでしょう。それぞれの作品が持つ独自の魅力を通じて、新しい視点を提供し、また深みある人間ドラマを体験させてくれます。そして何より、一人一人のピアニストが見せる精神性の豊かさや、時には弱ささえも包み込むような温かさを伝えてくれます。それが、今日まで、そしてこれからも、私たちを引きつけることでしょう。
音楽という普遍的なテーマを軸にしながら、人間の絆や深淵、喜びや悲しみといった感情を静かに、しかし力強く描き出しているこれらの作品を、ぜひ、手に取ってご覧になってみてください。さあ、小説の扉を開けて、心に resonてる旋律に耳を傾けてみませんか?
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