〇月がタイトルに入った本10選

あの一瞬だけ、鮮やかに咲いた桜の花々と共に過ぎ去ってしまう“四月"の瞬間を小説で切り取った作品や、毎年度始めの新たなスタートを描いた青春漫画など、さまざまなジャンルで数多くの作品が描かれています。また、“十月"の静寂や、秋深まる風情を描いた作品も魅力満載。読み進めていくと、それぞれの月に設定された物語が、まるで一つのカレンダーをめくるように四季の移り変わりを感じられます。季節ごとの美しさや切なさを表現した作品たちに、きっとあなたも心が動かされるはずです。月毎の魅力が凝縮されたこの10作品を、ぜひご覧いただきたいと思います。
『四月は君の嘘. 1』

作者 | 新川,直司 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年12月 |
『二月の勝者 -絶対合格の教室ー 1』

中学受験界に現れた最強最悪の絶対合格講師
2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは
生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!
受験の神様か、拝金の悪魔か? 早期受験が一般化する昨今、
もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を
圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作!
【編集担当からのおすすめ情報】
2020年の大学受験改革(センター試験廃止・大学入試共通テスト新設)。
高校からは受験できない中高一貫校の増加など、これまでの常識が通用しなくなっている激動の受験界。
いまや首都圏では4人に1人が中学受験に参加する現在において、
中学受験とはどんな仕組みなのか、そして勝利を勝ち取る戦略とは?
中学受験塾を舞台に、講師と生徒、保護者の、合格を勝ち取る闘いを
強烈なキャラクターと圧倒的なリアリティで描く、
時代の要請に応える作品です。
作者 | 高瀬 志帆 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2018年02月09日 |
『三月は深き紅の淵を』

第一章 待っている人々
第二章 出雲夜想曲
第三章 虹と雲と鳥と
第四章 回転木馬
作者 | 恩田 陸 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2001年07月 |
『十二月、君は青いパズルだった』

作者 | 神鍵,裕貴,1995- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年12月 |
『ムーミン童話全集. 8』

作者 | Jansson,Tove,1914-2001 鈴木,徹郎,1922-1990 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1990年12月 |
『すべての神様の十月』

作者 | 小路,幸也,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2017年09月 |
『九月はもっとも残酷な月』

映画「福田村事件」監督の最新時評集。関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺を見つめ、ウクライナやガザに煩悶する。「〈僕〉や〈私〉の一人称が、〈我々〉〈国家〉などの大きな主語に置き換わるとき、人や優しいままで限りなく残虐になれる」と著者は言う。映画公開前後の日々から独自の映像創作論、初めて福田村事件をとりあげた伝説のエッセー「ただこの事実を直視しよう」も収録。その他、入管法やイスラエル・パレスチナ問題、東アジア反日武装戦線など、時事ニュースの奥に潜む社会の核心に食らいつく。
作者 | 森達也/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ミツイパブリッシング |
発売日 | 2024年08月26日 |
『八月の銀の雪』

憂鬱な不採用通知、幼い娘を抱える母子家庭、契約社員の葛藤……。うまく喋れなくても否定されても、僕は耳を澄ませていたいーー地球の中心に静かに降り積もる銀色の雪に。深海に響くザトウクジラの歌に。磁場を見ているハトの目に。珪藻の精緻で完璧な美しさに。高度一万メートルに吹き続ける偏西風の永遠に。表題作の他「海へ還る日」「アルノーと檸檬」「玻璃を拾う」「十万年の西風」の五編。
作者 | 伊与原 新 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年05月29日 |
『七月の波をつかまえて』

作者 | Mosier,Paul 代田,亜香子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2024年06月 |
『六月の雪』

夢破れた30代の将来への不安、認知症がはじまった本人と周囲の驚愕。
いまの日本の現代的なテーマと、台湾と日本との現代史がからみ合う、乃南アサ台湾ものの決定版!
30代前半、独身の杉山未來は、声優になるという夢に破れ、父母、妹、弟と離れ、祖母・朋子と東京でおだやかな二人暮らし。
ある日、祖母の骨折・入院を機に、未來は祖母が台湾うまれであることを知る。
彼女を元気づけるため、未來は祖母ゆかりの地を訪ねようと台湾へと旅立つ。
ところが戦前の祖母の記憶はあいまいで手掛かりが見つからない。
そこで出合ったのはひと癖もふた癖もある台湾の人たち。
台湾が日本の植民地であったこともぼんやりとしか知らない未來は、中国国民党に蹂躙された台湾の人々の涙を初めて知る。
いっぽう、朋子は認知症を発病し、みずからの衰えに言いようのない恐怖を覚えていた。
それに追い打ちをかける、朋子の遺産目当ての実の娘、真純(ますみ)の突然の出現……。
未來は祖母のふるさとに辿りつくことができるのか。
朋子の衰えに、未來は間に合うのか。そして長い旅路の果てに、未來が下した重大な決断とは……。
『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』と続く著者の台湾ものの、決定版とも言うべき感動巨篇。
作者 | 乃南 アサ |
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価格 | 1144円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年05月07日 |
全ての読者の皆様、いかがでしたでしょうか。〇月という言葉が含まれた作品たちは、それぞれが独特な世界観と、色々な角度から〇月を描いていて、読んでいてとても魅力的でしたね。いくつかは初めて触れる作品だったかもしれませんし、あるいは久しぶりに再会した古き良き作品だったことでしょう。
〇月という共通のテーマを持ちつつ、それぞれの作家がどのような視点や感情で〇月を表現しているか。その多様性にじっくりと耽ることができるのも、このテーマが持つ大きな魅力です。
また、月日と共に移り変わる〇月の情景を通じて、時間の流れや人間の営みを描いた作品には、その緻密で美しい表現にひたすら心を奪われました。ある作品は歴史の一端を疑似体験させてくれるかのようですし、ある作品は未来への可能性を思い描かせてくれます。
一方で〇月を舞台に繰り広げられる人間ドラマには、普遍的なテーマが描かれていて、読む者の心に深く響くことでしょう。〇月という限られた時間の中で生き抜く、その存在たちの喜びや悲しみ、葛藤、希望を描いた作品たちは、きっと私たちの人生観を豊かにするはずです。
いずれの作品も、〇月という言葉がもつ幅広い表現を生かして、それぞれの物語が描かれています。読んでみればきっと、新たな〇月の風景や価値観に出会うことができるでしょう。たとえ、もう一度読み返すことになっても、その都度新しい発見や感動があること間違いなしです。
最後に、本を読む楽しみとは何か。それは作者の世界観に触れることでしょうし、新しい視点や価値観を得ることだと思います。これらの作品を通じて、〇月という言葉がもつ多様性や豊かさを感じていただければ幸いです。皆様がこれらの作品を手に取り、心地良い読書の時間を過ごせますように。今後も引き続き、私たちは素敵な作品を発掘し、紹介していきたいと思いますので、ぜひお楽しみに。
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