心に深く残る!哲学的テーマを扱った大人向け絵本おすすめ10選「もうじきたべられるぼく」「りんごかもしれない」など注目作をご紹介
心の深淵をえぐり出す素晴らしい大人向け絵本たちを紹介しますよ。哲学的な視点から見つめた世界は、大人の心を揺さぶります。例えば、自分がいつ食べ物の対象となるかという独特な視点から描かれた作品があります。ちょっぴりユーモラスだけれど、人間存在の虚無感をストレートに描いていて、思わず深く考えさせられますね。また、自己とは何か、自分自身を見つめ直す契機になるような作品もあります。りんごかもしれない、あるいは何かの一部かも、という疑問を投げかけてきます。このようなテーマは大人ならではの深さを生むのです。
『もうじきたべられるぼく』
作者 | はせがわ,ゆうじ,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2022年08月 |
『りんごかもしれない』
作者 | ヨシタケ,シンスケ,1973- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ブロンズ新社 |
発売日 | 2013年04月 |
『葉っぱのフレディ いのちの旅』
この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた日本の子どもと、子どもの心をもった大人たちに贈ります。わたしたちはどこから来て、どこへ行くのだろう。生きるとはどういうことだろう。死とは何だろう。人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになることを祈ります。本書は、アメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が「いのち」について子どもたちに書いた生涯でただ一冊の絵本です。
作者 | レオ・バスカーリア/みらい なな/島田 光雄 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 童話屋 |
発売日 | 1998年10月 |
『二番目の悪者』
金色のたてがみを持つ金ライオンは、一国の王になりたかった。
自分こそが王にふさわしいと思っていた。
ところが、街はずれに住む優しい銀のライオンが
「次の王様候補」と噂に聞く。
ある日、金のライオンはとんでもないことを始めたーー。
登場するのは動物ばかり。人間はひとりも出てきません。
けれど1ページ目はこの言葉から始まります。
「これが全て作り話だと言い切れるだろうか」
作者 | 林 木林/庄野 ナホコ |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 小さい書房 |
発売日 | 2014年11月26日 |
『へいわとせんそう』
くらべてみると、みえてくる。「へいわのボク」と「せんそうのボク」では、なにが変わるのだろう。同じ人や物や場所を見開きごとにくらべると、平和と戦争のちがいがみえてくる。これまでになかった平和絵本!
作者 | たにかわしゅんたろう/Noritake |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | ブロンズ新社 |
発売日 | 2019年03月13日 |
『オオカミがキケンってほんとうですか?』
「オオカミ キケン!」のはりがみをみたひつじは、オオカミがほんとうにキケンなのか、しらべることにしました。「ねえねえ、おまわりさん、オオカミがキケンってほんとうですか?」「オオカミ〜!?オオカミにあったらこうしてやる!こうしてやる!」おまわりさんはこうふんして、けいぼうをふりまわしました。ひつじはこわくなってにげだしました。オオカミはきらわれもの?4〜5歳から。
作者 | せきゆうこ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2016年03月03日 |
『ウーギークックのこどもたち』
病院の地下のボイラー室には、こどもの魂を食べる怪物・ウーギークックが住んでいるー。生まれた時からずっと病院で暮らしている女の子・るるは、こどもの魂を食べるのをやめてもらおうと、ウーギークックに会いに階段をおりていくのだが…。
作者 | 坂元裕二/林田秀一 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2014年03月05日 |
『おこる』
まいにちおこられてばかりのぼく。なんで、ぼくはおこられるんだろう?なんで、ひとはおこるんだろう?ドキュメンタリーTV番組「情熱大陸中川ひろたか編」から生まれた絵本。
作者 | 中川ひろたか/長谷川義史 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 金の星社 |
発売日 | 2008年09月 |
『おとなのなかのこども おとなに なるって どんなことなのかを しりたい こどものみなさんへ』
作者 | ヘンリー・ブラックショー/いのうえ まい |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 化学同人 |
発売日 | 2020年10月05日 |
『キツネとねがいごと』
死ぬことがなければ、ずっと幸せでいられるの?「いのち」について考える絵本。
作者 | カトリーン・シェーラー/松永美穂 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 西村書店 |
発売日 | 2017年05月24日 |
それぞれの作品が持つ哲学的な思考や視点が、思わず心にグッとくるものばかりでしたね。何度も読み返してみると、新たな驚きや発見があったり、それぞれの物語や描写、言葉の裏に隠された深い意味を感じ取ることができます。同じ状況でも、視点や考え方次第で全く違う風景や答えが見えてくる、そんな深遠なテーマを扱った絵本たちは、多くの大人たちにとっても学びの場となるでしょう。
また、どの作品もイラストが非常に美しく、それだけでも見ているだけで心が癒やされます。ただ美しいだけでなく、イラスト一つ一つにもまた物語やメッセージが込められており、文字とイラストが一体となって一つの世界を創り上げています。大人になってからも、絵本を手に取ることで、幼い頃に感じていたような純粋な楽しさや、新たな発見の喜びを再び感じることができます。
それぞれがもつ深いテーマやメッセージに触れながら、自分自身の価値観や考え方を見つめ直す機会にもなるでしょう。読み終えた後も、心にずっと残るそんな作品ばかりです。紹介した作品を通して、読み手それぞれが何か新しい発見や気づきを得られれば幸いです。最後に、これらの作品が皆さんの心に残り、何度も読み返したくなるような存在となることを願っています。皆さんの日常に新たな視点や発見がもたらされることを祈って、この記事を締めくくりたいと思います。
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