ヨーロッパのサッカー選手の自伝3選

まず最初に、ある北欧出身のサッカー選手が幼少期からプロに至るまでの過程を綴った作品です。厳しい自然環境と貧困から抜け出す為の彼の闘争は圧巻です。次に、ブラジルのスラム街から世界のスターへと上り詰めた南欧の選手の自伝です。彼の才能はもちろんですが、スラム街の現実と子供時代の困難を乗り越えたストーリーに引き込まれます。最後に紹介するのは、英国出身の名選手による自伝。元々は小柄で貧弱だった彼ですが、努力と根性で己の弱さを克服し、世界の頂点に立つという感動的な物語です。どの作品も、サッカーだけでなく人生そのものについて教えてくれます。
『メスト・エジル自伝』

2つの国籍、ドイツ代表、レアル・マドリード、W杯優勝、アーセナル…。ドイツが誇る絶対的司令塔がすべてを語る! 彼が師事する名監督ジョゼ・モウリーニョの序文も。貧しい生活からのし上がった希代のパサーのサッカー人生をとくと味わってほしい!
ジョゼ・モウリーニョからの手紙 6
プロローグ 人生最大の叱責 8
第1章 ネズミだらけの地下室ーー僕の子ども時代 21
第2章 メストは要らない、マティアスをくれーー挫折と出会い 33
第3章 地に足をつけて生きるーーシャルケユース時代 41
第4章 ドイツとトルコの板挟みーー十代の僕が下した大きな決断 55
第5章 プロ一年目で準優勝するーー失敗を恐れない 68
第6章 中傷キャンペーンーー成功のためのネットワーク作り 86
第7章 ブレーメンでひとりぼっちーー金で友だちは買えない 106
第8章 サッカー選手は政治家じゃないーー無駄口を叩かず行動で示す 114
第9章 カンフー・ゴールキーパーーー逆風のなかのチームの絆 128
第10章 DFBポカール優勝ーー敗戦を乗りこえる 142
第11章 レアル・マドリード移籍ーー自分の意思を持つ 160
第12章 ロス・ブランコスという新世界ーー満足できる試合なんてない 182
セルヒオ・ラモスからの手紙 197
第13章 銀河系の一騎打ちーー直感を信じる 200
第14章 ロンドンに向かうーー閉じる扉、開く扉 219
サミ・ケディラからの手紙 240
第15章 黄金の檻を出てーー自分らしく生きる 247
第16章 ブラジルW杯優勝ーー結果を出すための情熱と規律 275
第17章 アーセナルーーキャリア最大の挑戦 295
エピローグ ダンケシェーン、テシェッキュルレル、グラシアス、サンキュー 304
作者 | メスト エジル |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 東洋館出版社 |
発売日 | 2018年06月14日 |
『ジェイミー・ヴァーディ自伝 : 人生はジャイアントキリング!』

作者 | Vardy,JamieRichard,1987- 小林,玲子,1984- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日本文芸社 |
発売日 | 2017年03月 |
『ルカ・モドリッチ自伝 マイゲーム』

バロンドール、ワールドカップMVP、FIFA年間最優秀選手、欧州CL三連覇、FIFA世界最優秀選手賞……など、これまで様々なタイトルと栄冠を手にした、クロアチアの英雄ルカ・モドリッチ初の自叙伝。
本書は、レアル・マドリーで10番を背負うルカ・モドリッチが、故郷クロアチアの少年時代、ザダルでのユース時代、プロ契約、ビッグクラブへの移籍、クロアチア代表の誇り、愛する家族など、それぞれについて自らがすべてを打ち明けた、唯一無二の自叙伝。
「素晴らしい才能を持った中盤のプレーヤー。身長や体格、体力に関係なく、すべての若い選手にとってルカ・モドリッチは素晴らしい模範だ」--サー・アレックス・ファーガソン
「理想的なプレーリズム、精密なステップワーク、数手先まで導くシンプルな打開策によって、まったく新たなフットボーラー像を創り上げた慎ましやかな天才」--ズヴォニミール・ボバン
レアル・マドリーのチームメイトたちも本書を絶賛!!
◆ギャレス・ベイル
「彼の物語を読めば、君たちが困難や偏見にぶつかったところでも、どうすれば人生で成功を収められるのかが理解できるだろう」
◆マルセロ
「ルカの人生とサッカーの物語は息を呑む内容だ。この物語の中心となるのは感情なんだ」
◆カリム・ベンゼマ
「ルカと一緒にプレーしながら、『サッカーのDNA』という言葉はどんな意味なのかをすぐさま僕は理解した。偉大な友人が頂点に達するため、どうしても通らなければならなかった困難な道のりが何だったのかを僕はこの本で色々と知れた。まさに最強の人物しかやり遂げられないことだ」
◆ラファエル・ヴァラン
「ルカは素晴らしいフットボーラーだし、才能もあれば責任感もある。またプレーを通してはっきりしているのは、彼が偉大な人物でもあることなんだ。いつもチームを第一に考えてくれるからね。彼の自叙伝を読んだあと、どうやって彼が世界最高のフットボーラーになったのか、どうしてその後も謙虚な人物であり続けられたのか、僕の中でより明確になったんだ」
【目次】
序文1 サー・アレックス・ファーガソンより
序文2 ズヴォニミール・ボバンより
第一章 ロシアでの戦いを終えて
第二章 僕の生い立ち
第三章 二人の恩師 〜ザダル時代
第四章 大人への階段 〜ディナモ時代
第五章 ヴァトレニの仲間入り 〜代表デビュー
第六章 EUROのトラウマとプレミア挑戦 〜トッテナム時代
第七章 欧州戴冠に向かって 〜マドリー入団
第八章 前人未到のチャンピオンズリーグ三連覇
第九章 ワールドカップ・ロシア大会
第十章 もう一つの異なるサッカー人生
謝辞
訳者あとがき
作者 | ルカ・モドリッチ/ロベルト・マッテオーニ/長束恭行 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 東洋館出版社 |
発売日 | 2020年06月30日 |
それぞれの作品を通して、ヨーロッパのサッカー選手たちが試合に対する熱意や選手生活を幾度となく問われ、試練を乗り越えてきた姿が描かれています。各選手の軌跡は、まさに一試合一試合を重ねてきた彼らの闘志を体現しており、その独特な視点から見たサッカーというスポーツが、どれほど多くの感情や困難を秘めているのかを教えてくれます。
しかし、なによりもこの3作品を読んで特に感じてほしいのは、彼らがただサッカー選手である以上に、人間であるということです。家族への思い、自分自身への恐怖、成功への欲望、仲間への愛情など、彼らの心情は非常にリアルで、読む者をついつい引き込んでしまいます。また、各選手の人生観や価値観が垣間見えるエピソードは、サッカーというスポーツを通じて彼らが人間として成長してきた証を感じられます。
さらに、これらの自伝の魅力は、彼らが自分の言葉で自分の人生を語ることで、そのパーソナリティがダイレクトに感じられる点でもあります。その一言一言には深い意味が込められており、読み進めることで彼らがどのようにサッカー選手として、そして人間として選ばれた道を進んできたのかが見えてきます。
サッカー選手の自伝というと、試合の結果や技術面ばかりが注目されがちですが、そこには彼らの人間らしさや普遍的なテーマがしっかりと描かれています。この3選は、サッカーファンだけでなく、人間ドラマが好きな方にもしっかりと楽しんでいただける作品となっています。ぜひ一度、彼らの生き様や思考を体感してみてください。きっと新たな何かを見つけることができるはずです。
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