人形が動き出す児童文学作品5選
あの人形、魔法で動き出すですって!?ワクワクするストーリーの中にしっかりと人間ドラマが描かれている児童文学作品をご紹介します。主役は優しくて勇敢な人形たち。みんなの心をひきつけ、時には真剣に戦ったり、悲しみに触れたり。人形と人間、切っても切れない絆を描く心温まる作品もあれば、人形たちが冒険に出て謎を解いたり、切ない恋をしたりするワクワクする作品も。ユーモラスでちょっぴり切ない物語も選びましたよ。これから人形達のワールドに足を踏み入れてみるのはいかがですか?
『くるみわり人形』
どんなお話か知っていますか?バレエ代表作品の原作。200年以上も愛される、心温まる物語。
作者 | いもとようこ/ホフマン |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 金の星社 |
発売日 | 2023年11月10日 |
『ふしぎなロシア人形バーバ』
個性豊かな人形たちが住む“バラやしき”に、ある日ロシア人形のバーバがやってきます。バーバにはみんな驚く秘密が…。人形たちのにぎやかな毎日を生き生きと描いた作品。マトリョーシカ人形というロシアの“入れ子人形”に着想を得たユニークな展開、そして歌ったり、食べたり、遊んだり、ときにはけんかしたりと、にぎやかに暮らす人形たちの生き生きとした姿が、なんとも魅力的です。
作者 | ルース・エーンズワース/ジョーン・ヒクソン |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 福音館書店 |
発売日 | 2007年01月 |
『オンボロやしきの人形たち』
作者 | Burnett,FrancesHodgson,1849-1924 尾崎,愛子,1975- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2021年10月 |
『青矢号 おもちゃの夜行列車』
年に一度、子どもたちがプレゼントを心まちにしている夜のこと。ショーウィンドーにならぶおもちゃたちは一大決心、みんなで青矢号にのりこみ、お店をぬけだします。めざすは、まずしいフランチェスコの家!ゆかいで感動的な大冒険。小学4・5年以上。
作者 | ジャンニ・ロダーリ/関口英子 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2010年05月 |
『2ひきのわるいねずみのおはなし』
2ひきのねずみが、きれいなお家に忍びこみました。食卓にはごちそうが並んでいます。いただきます!ところが、2ひきは食べられませんでした。いったいなにがおきたのでしょう?小さな小さな世界が楽しいお話。
作者 | ビアトリクス・ポター/川上 未映子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2022年06月24日 |
というわけで、皆さんにはいかがだったでしょうか。今回ご紹介した5つの作品は、すべて異なる視点やテーマ、そしてストーリー展開を持つ、独特な魅力に溢れた人形が主題の児童文学作品たちでした。ただ背筋が凍るような不思議さだけでなく、人形たちの存在が生む暖かさや、人間の心の奥深さを掘り下げたテーマも、ぜひじっくりと味わっていただきたいと思います。
人形たちが本当に動き出す瞬間、それはまさに魔法のような時間です。だれもが子供の頃、一度は物語の中に引き込まれ、果てしなく広がる想像の世界に足を踏み入れたことがあるのではないでしょうか。そうした冒険への扉をちょっとだけ開いてくれる力を持つのが、これらのお話たちです。彼らの織りなす冒険は、一見幼稚にみえても、実は大人たちにとっても、自分自身を見つめ直す契機になり得るのです。
これらの作品は、晴れた日に公園で気楽に読むもよし、雨の日にひとりでじっくりとページをめくるもよし。そんな無邪気な愉しみを想像するだけで、わくわくする気分になれますよね。子供たちにとっては冒険の始まりであり、大人たちにとっては懐かしさと新たな発見の源泉となるでしょう。
これから皆さんが手に取るひとつひとつの物語が、あなた自身の心の中に新たな世界を広げてくれますように、それが私たちの願いです。人形が持つこの不思議な魅力を、ぜひとも皆さんのお手元でご堪能ください。そして、これらの作品が心に残る一冊となることを、心から祈っております。
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