暴力と嘘と共依存。殺伐系百合漫画10選
愛という名の暴力、嘘、共依存。それが百合漫画の殺伐系。ガールズラブの世界は甘さだけじゃありません。本当の愛は甘酸っぱさだけではなく、ときとして鋭く切なく、そして衝撃的な物語を紡ぐのです。一筋縄ではいかない親密さが描かれた作品群には強烈な個性が溢れています。残酷な世界観に囲まれたヒロインたちは、痛みを紛らわせるため、また孤独から逃れるため、互いに深く依存し、しかしそれがまた新たな痛みを生む。ひと筋の光と共に闇を描く、その矛盾した世界が見れるのが百合漫画の殺伐系なのです。
『きたない君がいちばんかわいい 1』
| 作者 | まにお |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2019年12月 |
『きみが死ぬまで恋をしたい: 1 (百合姫コミックス)』
| 作者 | あおの なち |
|---|---|
| 価格 | 673円 + 税 |
| 発売元 | 一迅社 |
| 発売日 | 2019年01月18日 |
『ハッピーシュガーライフ（1）』
| 作者 | 鍵空とみやき |
|---|---|
| 価格 | 628円 + 税 |
| 発売元 | スクウェア・エニックス |
| 発売日 | 2015年10月22日 |
『間宮さんといっしょ（1）』
間宮さんはいつも一緒。だって○○○○から
佐々良ちゃんは誰かに告白されるとこう答える。
「いいよ、死んでくれたら」
ある日告白してきた美人の先輩、間宮さんの反応は、
いつもとちょっと違っていた。
それから二人は・・・・・・・・・いつもいっしょ。
衝撃のプロローグから始まる、少女たちの不思議な学校生活ーー
期待の新星・ガオシワールド全開の第一巻！！
【編集担当からのおすすめ情報】
裏サンデー上にて公開と同時にアクセスが集中！
圧倒的得票数を得たスピリチュアル百合コミックです。
登場人物全員、どこかおかしい。その違和感が癖になります。
心がザワつくこの学園生活を是非お楽しみください。
| 作者 | ガオシ |
|---|---|
| 価格 | 607円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2014年10月17日 |
『夜嵐にわらう 1』
| 作者 | 筒井,いつき |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2022年01月 |
『少女支配（1）』
「今夜、深冬の父親を殺す。」家庭内暴力を受けていた親友を救うため、南波ナオたち同級生3人は、彼女を支配する父親の殺害を計画し実行する。完璧な殺害計画で、ついに親友の地獄の日々を終わらせたと思っていた。あのときまでは‥‥。この世で一番甘美で醜い、少女たちの『ヒメゴト』がうごめくとき、美しき友情が静かに腐っていく。愛憎渦巻く青春ゴシック・ロマンス第1巻。
| 作者 | 筒井 いつき |
|---|---|
| 価格 | 662円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2018年07月20日 |
『人間の姉とエラ呼吸の妹(1)』
| 作者 | 安蔵くんこ |
|---|---|
| 価格 | 218円 + 税 |
| 発売元 | ナンバーナイン |
| 発売日 | 2020年05月29日 |
『死亡遊戯で飯を食う。 = The phantom girl in games of death. 1』
| 作者 | 鵜飼,有志 万歳寿大宴会 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年12月 |
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない（上） A Lollypop or A Bullet』
現実主義の女子中学生・なぎさと、自分を人魚だと言い張る不思議な転校生・藻屑。2人の少女の出会いが、甘く切ない思春期の痛みを呼び寄せる。桜庭一樹の原点といえる小説を気鋭・杉基イクラが鮮烈に漫画化！！
| 作者 | 杉基 イクラ/桜庭 一樹 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2008年03月06日 |
『マザーグール 1』
| 作者 | 菅原,キク |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 徳間書店 |
| 発売日 | 2017年03月 |
本日は「暴力と嘘と共依存。殺伐系百合漫画10選挙」をお送りしました。暴力描写や独特な人間関係が描かれた作品群は、そのエッジの効いた世界観に惹かれる読者も多いのではないでしょうか。
それぞれの作品は、残酷さの中にも細やかな心情描写やユーモラスな場面、美麗な絵柄で読む者を魅了します。百合漫画というジャンルを超えて、普遍的な人間ドラマが展開し、読んだ後に残る余韻は他のジャンルでは味わえない強烈なものとなっているでしょう。
主人公たちがどんな困難に直面し、どう摩擦し合いながらも互いを信じ共に戦うのか。もしくは互いに傷つけ合いながらも進んでいくのか。そういった描写に心を打たれるはずです。そして、そうした試練を経た後の彼女たちの心の変化や絆の深さを感じることができるでしょう。あるいは、互いに痛みを与えながらも結ばれる奇妙な共依存関係に、誰しもが共感や怖さを持つかもしれません。
もちろん、殺伐とした表現は、一部の読者には苦手な面もあるかと思います。しかし、それらが彼女たちの愛情表現、または絆の強さを象徴するものであることを理解いただければ、新たな視点から楽しむことができるかもしれません。
何はともあれ、これらの作品は他の百合漫画とは一線を画す存在感があります。もしまだ読んでいない方は、ぜひ一度手に取ってみてください。また読んだことのある方は、新たな視点から再読してみるのも面白いかもしれませんね。連載が続いている作品もありますので、これからの展開も楽しみにしていてください。
それでは皆さん、また次回のおすすめ作品紹介でお会いしましょう。今日も一日お疲れ様でした。
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