ほんわかしてるのに知育になる絵本

わずかな文字数と色鮮やかなイラストが楽しく魅力的な世界観を紡ぎ出すこの絵本。絵本の中に登場するキャラクターたちは、自然や物の観察、生活の中で見つけた小さな発見をシェアします。毎回新しい知識を探しに出かけ、その知識が物語を豊かに彩ります。それは動物の生態や星空の知識、植物の成長過程、季節の移り変わりなど、難しいと思われがちな内容でも、絵本だからこそ楽しく感じることができるのです。愛らしい登場キャラクターたちが子供たちに想像力と知識を与え、そして何より、楽しい読書時間を提供します。子供の知育にぴったりの一冊です。
『14ひきのあさごはん』

もりのあさ。
はやおき いちばんは おじいさん。
おかあさんがおきて、おばあさんがおきて、こどもたちもめを さます。
おねぼうさんは だれ?
顔をあらったら、みんなで朝ごはんの準備です。まきわりはお父さん。お母さんとおばあちゃん、さっちゃんとよっちゃんは、どんぐりのこなでパンづくり。他の子どもたちは野いちごつみにでかけます。
やきたてのどんぐりパンに、ジャムとジュース。おいしいきのこのスープができたら、テーブルを囲んで、みんなでいただきます。
『14ひきのひっこし』と同時に刊行された、人気ロングセラー絵本「14ひきのシリーズ」の最初の1冊。
すがすがしい森の朝を舞台に、14ひきたちの1日のはじまりを描いた、累計部数100万部をこえる人気のロングセラー絵本です。
作者 | いわむら かずお |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 1983年07月 |
『14ひきのぴくにっく』

作者 | 岩村,和朗,1939- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 1986年12月 |
『14ひきのひっこし』

森の奥めざして、さあしゅっぱつ。川をわたり、不安な一夜をすごして、やっとみつけた、すてきな根っこ。みんなで力をあわせて家をつくり、橋も、水道もできた。たべものもたくさんあつめて、さむい冬がきてもだいじょうぶ。みんな、ほんとうにごくろうさま。
人気ロングセラー絵本「14ひきのシリーズ」の第1作。ねずみの家族があたらしいすみかを求めて森へひっこし、木の根元に家づくりをするこの作品から、シリーズの物語がはじまります。
お父さんが図面を書いて、子どもたちも手伝って、居心地のいい家をみんなで一緒につくります。
大人の部屋は1階、子どもたちの部屋は2階と3階。竹を切って床を作ったら、みんなのベッドを並べよう。
豊かな自然の中でくらす、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴき。1ぴき1ぴきの個性が丁寧に描きこまれていて、何度見ても発見があります。
作者 | いわむら かずお |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 1983年07月10日 |
『14ひきのおつきみ』

今夜は十五夜。
14ひきの子どもたちは、おうちのある大きなクヌギの木の上に登り、何かを作っています。
「木の枝 切って、
ひもでしばって、
なにつくってる?」
子どもたちが力をあわせて、できあがったのは、みはらしのいいお月見台。
「ずっと ずっと 遠くが見える。
やっほー、おとうさんたち はやく おいでよ」
まっかな夕日がしずみ、あたりの森一面がもえるような夕焼けです。
夜が広がり、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんたちものぼってきました。
栗の実やどんぐり、おだんごをお供えしたら、山の向こうから、まんまるなお月さまがあらわれました。
「おつきさん ありがとう、
たくさんの みのりを ありがとう、
やさしい ひかりを ありがとう。」
お月見を題材に、自然の恵みへの感謝を描いた人気ロングセラー「14ひきのシリーズ」の第6作。
時間の経過とともに、夕暮れや月の光など、森の中の光と色の変化が繊細に美しく描かれ、その場にいるような森の空気や臨場感が伝わってきます。
お月見台を作るのに、お父さんに代わり中心になってがんばるいっくんやにっくん、小さなくんちゃんをやさしく気遣うさっちゃんの様子など、本作でも、家族1ぴき1ぴきが丁寧に描きこまれ、仕草や表情から14ひきたちの会話が聞こえてくるようです。
作者 | いわむら かずお |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 1988年06月25日 |
『14ひきのやまいも』

作者 | 岩村和朗 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 童心社 |
発売日 |
これらの絵本は、疲れた心や疲れた体を癒やす、まさにほんわか癒し系の一冊たちなのです。とても温かく、愛情溢れるキャラクターや物語は、読んでいて心が和みます。そして、それだけではなく、その中にはちゃんとした知識や教えが込められていて、子供たちは遊びながら知識を身につけることができるんです。
キャラクター達の日常の楽しさや、悲しみ、困っている時にどう対処するか、などリアルな感情や状況を描きながら、適度に学ぶ要素を散りばめている絵本たちは、親子のコミュニケーションを深める良いツールにもなります。それぞれのストーリーや挿絵を通じて、考える力や想像力を育むシーンがたくさんありますからね。
各ページをめくるたびに、新しい発見があるかもしれません。そして、その発見がきっかけで、子供たちは自分の中の新たな才能や興味を見つけるかもしれません。そういった意味でも、知育を促す絵本は、お子さんの成長を見守る手助けをしてくれるはずです。
お時間がある時に、手にとって一緒に楽しむ時間を持つことをおすすめします。心がほんわかと暖まる絵本と共に、家族の絆を深め、楽しいひとときを過ごしましょう。読書は豊かさをもたらす素晴らしい趣味の一つです。
きっとあなたも、これらの素敵な絵本の虜になることでしょう。それでは、次回もまた素敵な作品をご紹介できるよう、良い作品を探し続けます。どうぞ、ほんわかとした時間をお楽しみくださいね。
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