東南アジアの昔話絵本4選
東南アジアの魅力的な昔話を知る絵本を、ここでは4冊厳選してお伝えしますね。まず最初は、まるで美しい昔話が目の前に広がるような鮮やかな色彩が特徴の一冊。ベトナムの民間伝承が織り成す情緒溢れる物語に、読者は思わず心奪われます。次に紹介する絵本は、豊かな自然を舞台に繰り広げられるフィリピンの古話。遊び心ある描写が子どもたちに大人気です。さらに、神々と人々の交流が描かれたタイの絵本、インドネシアの草食動物たちの冒険譚も見逃せません。東南アジアの豊かな文化を満喫できるこれらの絵本、ぜひ手に取ってみてくださいね。
『われたたまご : フィリピン民話』
作者 | 小野,かおる,1930-2020 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 福音館書店 |
発売日 | 1997年11月 |
『まめじかカンチルの冒険 インドネシアの昔話』
ひずめのある動物の中で一番小さなマメジカ。体重もわずか2キロほどです。インドネシアではワニやトラなどを知恵と勇気でやりこめる昔話の主人公としてとても人気があります。そのまめじかカンチルお話を4つ。
作者 | 松井由紀子/安井寿磨子 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 株式会社 福音館書店 |
発売日 | 2013年04月05日 |
『クライトーンのワニたいじ』
大きな川のほとりに、楽園のような平和な村がありました。ただひとつ、人々をおびやかしていたのは、川底に住む大きなワニ。魔法の力を持っているため、並たいていの者ではたちうちできませんでした。そこに現れいでたるは、クライトーンという若者、勇者の中の勇者。さて、クライトーンとワニの一騎打ちは、どちらに軍配が上がるのでしょうか。
作者 | ナリン・シャウピブーンキット/ふせ まさこ |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 新世研 |
発売日 | 2003年11月 |
『かしこいウサギとはずかしがりやの大きな鳥』
むかし、せかいはふたつの国にわかれていました。陸の国と海の国です。陸の国のやさしい王さま、ライオンは、ある日、海の国のおそろしいドラゴン王をおこらせて、決闘することになってしまいました。ライオンはまちがいなくまけてしまうでしょう。そこで、ライオン王のいちばんのけらい、かしこい金いろのウサギは、ちえをしぼり、国じゅうのどうぶつたちをあつめました。そのなかに大きな大きな鳥がいるのをしったウサギは…?ミャンマーのむかしばなしにヒントを得た、個性豊かな動物たちの活躍するおはなし。5さい〜
作者 | パスカル・マレ/デルフィーヌ・ジャコ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2014年05月16日 |
以上、ご紹介したのは東南アジアの昔話を基にした絵本4决です。それぞれが異なる国や文化から生まれた物語には、異なる価値観や思考、そして人々の生活や感情が色濃く反映されています。その違いができると、我々は新たな視点を得て、世界が広がりますね。
そしていずれの絵本も、その絵柄、色使いが心地よく、物語をより引き立てる一方で、物語そのものが直接的に伝えるメッセージ以上に、読者に自由な想像を促します。それはまるで絵本を開くと同時に、突如として広がる広大な異文化の世界に足を踏み入れたような感覚に陥ります。
また、これらの絵本は子どもたちだけではなく、大人にもその魅力を十分に伝えることができます。子供には新たな想像力を育て、大人には日常を忘れるひとときの安らぎを提供します。それはまるで一杯の美味しい珈琲をゆったりと楽しむような時間でしょう。
まだ見ぬ東南アジアの世界を存分に味わってみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見や感動があなたを待っています。あなた自身の世界観が少しでも広がれば、これ以上ない喜びです。自分だけの時間を持って、心地よいページをめくり、新たな世界を冒険しましょう。そして、最後に何よりもこの絵本たちが、あなたにとっての一冊になれば幸いです。
私たちの旅は、これからもまだまだ続きます。また次回、新たな世界をお届けできることを心から楽しみにしています。それでは皆さん、次回の記事でお会いしましょう。
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