わかりやすい 平家物語の解説本 おすすめ6選

一言で言えば、「平家物語」は壮大で重厚な古典文学の最高峰です。しかしながら、ちょっと読みづらさを感じる方も少なくないかもしれません。そこで今回は、「平家物語」をわかりやすく解説した本をおすすめしたいと思います。初めて古典文学に触れる方から、すでに読んだことがあるが理解したいという方にまで、充実度の違う6冊を厳選しました。丁寧に注釈をつけてくれた本、物語をトータルで俯瞰できる本、具体的な人物関係を解説した本など、自分のニーズに合わせて選んでみてくださいね。これを機会に「平家物語」の世界に深く浸る一冊を見つけてみてはいかがでしょうか。
『平家物語解剖図鑑 : 平安武士の生き様がマルわかり』
| 作者 | 野中,哲照 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | エクスナレッジ |
| 発売日 | 2024年04月 |
『眠れないほどおもしろい平家物語 なぜ、こんなにもドラマティックなのか』
古典ロマンシリーズ30万部突破!
平家の栄華、そして没落までを鮮やかに描く
超ド級・栄枯盛衰エンタメ物語!
ラフカディオ・ハーンの『怪談』に登場する、
あの盲目の琵琶法師「耳なし芳一」が案内役!
面白く、わかりやすく紹介していきます!
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
この超有名な一文から始まる「平家物語」。
そこには、熾烈な権力闘争あり、渦巻く権謀術数あり。
哀しい恋の物語も、イケメン貴公子のBLネタも……。
運命のままに滅びゆく人々の壮絶な「生きざま」「死にざま」が
ここに詰まっているのです。
板野博行
知ればもっと楽しめる!
◇『平家物語』の作者って誰?
◇「平氏のご先祖」は平安京を開いた桓武天皇
◇壇ノ浦に散ったのは平氏の中の「平家一門」
◇「平家にあらずんば人にあらず」って誰のセリフ?
◇なぜ感動的?「敦盛最期」「那須与一」
| 作者 | 板野 博行 |
|---|---|
| 価格 | 858円 + 税 |
| 発売元 | 三笠書房 |
| 発売日 | 2021年07月30日 |
『こんなに楽しい平家物語』
| 作者 | 千明守 |
|---|---|
| 価格 | 495円 + 税 |
| 発売元 | イースト・プレス |
| 発売日 | 2014年08月08日 |
『集中講義平家物語 : こうして時代は転換した』
| 作者 | 安田,登,1956- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | NHK出版 |
| 発売日 | 2022年07月 |
『平家物語図典』
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」という冒頭句で有名な『平家物語』。軍記文学としてよく知られるこの物語は、謡曲や御伽草子、近世の浄瑠璃、歌舞伎、小説などに取り入れられ、さらに近代文学にも大きな影響を与えている。本書は、琵琶法師が語り継いだその世界を、339点にも及ぶカラー絵画史料と写真で、中世の歴史への手掛かりや古典文学を読む手引きとする。武士のいでたちや合戦の様子を克明に解説し、物語の舞台・ゆかりの地を訪ね、登場人物たちの生活と行動を探っている。絵巻でストーリーの流れを追い、巻末には系図、関連本、登場人物紹介も付した。歴史・古典好きはもとより、美術愛好家にとっても、もちろんNHK大河ドラマのファンにも必携の書である。
| 作者 | 五味 文彦/櫻井 陽子 |
|---|---|
| 価格 | 4180円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2005年03月09日 |
『平家物語を読む 古典文学の世界』
琵琶法師たちに語られ流布した軍記物『平家物語』には、危機にみちた日常を生き抜いていった人びとが数多く登場する。そのなかから10人を選び出し、彼らを中心とする人間模様を通して作品を読み解き、その魅力に迫る。
はじめに/平忠盛/祇王・仏/俊寛/文覚/平清盛/木曾義仲/源義経/平忠度/平知盛/あとがき/解説…小峯和明
| 作者 | 永積 安明 |
|---|---|
| 価格 | 2420円 + 税 |
| 発売元 | 吉川弘文館 |
| 発売日 | 2022年01月21日 |
ここまで紹介してきた6冊の「平家物語」の解説本たちは、それぞれ展開や解釈が多少異なるものの、いずれもこの難解とされる古典に新たな視点や理解を提供してくれます。平家物語の舞台となる平安時代の壮大な歴史や風俗、そして人々の生きざまが織り成すドラマがこれらの解説本を読むことで、より一層深く感じられるでしょう。
とまあ、こんな風に取り扱いに左右されることもある平家物語ですが、それらを踏まえたうえで、自分なりの解釈や見方を持つのも一興。そしてそれは必ずしも文学や歴史に詳しい人だけができることではありません。これらの解説本を参考にすることで、誰でも平家物語の世界を自分なりに楽しむことができるのです。
他にも、平家物語自体は豊かな情感や描写が詰まっており、それぞれのエピソードがあたかも絵画のように美しく描かれています。その鮮やかな描写を理解することにより、日本の美や伝統文化の魅力を直に感じることができます。
少しでも興味が湧いたら、ぜひあなた自身で挑戦してみてください。お選び頂いた1冊が、平家物語への扉を開くカギになることでしょう。そして、その世界に足を踏み入れたとき、あなた自身が主人公となり、一つ一つのエピソードを体験するような感覚を味わえるはずです。それが古典文学の面白さでもありますね。では、あなた自身の探訪が、素晴らしい物語へと繋がりますように。それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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