奄美大島の自然を知る本3選
まず一冊目は、奄美大島の豊かな海とその生物にスポットを当てた作品です。ダイバーが主人公で、彼の視線から見た奄美の海の景色や海洋生物の魅力を描かれています。
二冊目は、島の農村風景を淡々と描いた一作。風土に根ざした生活や人々の絆、季節の移り変わりを感じることのできる素朴な物語になっています。
三冊目は、奄美大島の自然をベースにしたファンタジックな世界観の漫画です。奄美大島の伝説や島の精霊などを題材に、想像力をかき立てられる作品となっています。
それぞれ異なった切り口から奄美大島の魅力を伝えてくれる3作品。ぜひご自身でその魅力を探してみてください。
『奄美大島・徳之島の希少植物』
作者 | 山下 弘 |
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価格 | 5280円 + 税 |
発売元 | 南方新社 |
発売日 | 2022年08月15日 |
『奄美大島・徳之島の自然(上巻) 世界の遺産』
島々の成り立ちから、生息する動物の生きざまと生物多様性を紹介。奄美大島と徳之島の成り立ち、奄美大島・徳之島の希少野生動物、奄美群島産の陸生脊椎動物のすべて。
作者 | 鮫島正道 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 南日本新聞開発センター |
発売日 | 2019年04月 |
『奄美大島 自然と生き物たち』
アマミノクロウサギ、ケナガネズミをはじめ、亜熱帯の深い森林に抱かれて生きる哺乳類・鳥類・両生類・爬虫類・昆虫類のほぼすべてを、8年の歳月をかけカメラに収めた透明感あふれる写真集。
作者 | 吉見光治 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 高文研 |
発売日 | 2004年03月 |
それぞれの本たちは、似ているようでそれぞれ異なる顔の奄美大島を見せてくれます。一方は地元の視点から見た素朴で生活臭漂う島の日常、一方では、島の生態系や植生にフォーカスを当てた教養的な視点。また一つは、この場所の歴史や文化背景に踏み込んだ深い洞察を提供してくれます。それぞれが別々の角度から描かれているからこそ、この物語たちは一緒に読むことで、奄美大島という場所の全体像を描いてくれるのです。
奄美大島という美しい自然環境が、様々な生命を育み、その中で自らの文化と生活様式を発展させてきた島民達。その日常が、独自の文化や歴史、そして奄美大島自体の美しさを生み出してきたのです。これらの作品を読んでくださった皆さんも、きっと奄美大島の深さと魅力を感じることでしょう。
本が紡ぐ物語は、私たちに未知の世界を広げてくれます。知らなかったこと、気付かなかったことが明らかになるたびに、私たちは新しい視点を得ることができます。それらが組み合わさることで、私たちの心は広がり、理解が深まります。まさに、今日ご紹介したこの3冊の物語たちは、如何にも奄美大島そのもの。まるで、その場所に足を踏み入れ、自分の目で見、感じ、考えるように促してくれます。
どんな本も、読む人自身が物語から何を引き出すかで価値が変わります。この島の物語たちも、きっとあなたの心に何かを残してくれるはずです。たとえば、保護すべき美しい自然の大切さや、人々が共生するための智慧。あるいは、地域の伝統や文化が持つ根深い魅力。これらのテーマを自分の中に取り込むことで、日々の生活に何か新しい発見や感動をぜひ見つけてみてくださいね。
それでは、また機会があれば、他のおすすめ作品も紹介させていただきます。読むことで開かれる新たな世界を、共に楽しみましょう。
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