ジェンダー平等を学ぶ本 おすすめ6選 取り組みや課題など
これらの本を読むことで、ジェンダー平等の本質や取り組み、現状の課題について理解を深めることができます。一冊目は、ジェンダーの歴史と社会の変遷を描いた作品です。また、女性やLGBTQ+の権利闘争を描いた漫画もあります。二冊目は、実際の事例を挙げながら男女平等の重要性を訴える一冊。三つ目は、個々の性にとらわれずに人を理解するための哲学本です。四つ目は、ジェンダーをテーマにしたSF小説。また、ジェンダーに悩むティーンエイジャーたちを描いたヤングアダルト小説や、さまざまな性のカップルを描いたライトなラブコメディもピックアップ。まちまちなジャンルから、あなたに合った一冊を見つけてみてくださいね。
『ジェンダー平等を実現する法と政治 フランスのパリテ法から学ぶ日本の課題』
政治・経済分野の「パリテ」を達成し、さらに同性婚や生殖補助医療、氏の選択にまで法制度を広げた国、フランス。フランス人権宣言と憲法の歴史的展開、そして今に至るまでのフランス政策動向を丁寧に追いつつ、日仏の比較法的検討を通じて、日本のジェンダー平等実現に向けた法・政治分野の課題を提示する。
| 作者 | 辻村 みよ子/齊藤 笑美子 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 花伝社 |
| 発売日 | 2023年04月21日 |
『多様性って何ですか？D＆I、ジェンダー平等の組織づくり入門』
多様性＝ダイバーシティが今、組織に問われています。
ですが、日本の組織はなぜかダイバーシティが進みません。
特に苦手なのが、ジェンダー平等。企業を取材して分かった
「多様性に欠ける組織によくある言い訳ベスト5」は、これです。
1位「女性だけ特別視する必要あるの？」
2位「D＆Iやって、経営が上向くのか？」
3位「管理職に該当する女性がいない」
4位「多様性はOKだが、女性活躍はNG」
5位「女性がみんな、バリバリ働きたいとは限らない」
それぞれの問いに、50のデータで答えていきましょう。
【読みどころ】
◎今さら聞けない…なぜ「多様性」が組織に必要なのか！？
◎50のデータで裏付け！ D&Iが企業の成長につながるわけ
◎リーダー必読！経営戦略が成功したすごいダイバー推進企業事例
◎新コーポレートガバナンスで企業が対応すべき6つのこと
＼何からやればいい？ に答えます／
【多様性早見表】【女性活躍4タイプ】でチームのダイバー推進度を判定！
★推薦コメントも続々！★
「言い訳ばかりの上司に、必ず読ませてください。」
ーーサイボウズ社長 青野慶久
「多様性のある企業こそ成長する。その証明となる一冊だ。」
ーーアクセンチュア社長 江川昌史
「多様性は未来を突破する切り札だと、豊富な分析から確信しました。」
ーー日本総合研究所理事長 翁百合
| 作者 | 羽生 祥子 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 日経BP |
| 発売日 | 2022年01月15日 |
『あなたと学ぶジェンダー平等』
男女賃金格差、夫婦同姓の強制、堕胎罪。日本の異常なジェンダー不平等は、明治期につくられた差別と財界主導でつくられた差別が原因だった！ 常に国民とともにある政党として、ジェンダー平等やLGBTQの権利を守るための政策を、歴史と世界に学んで提示。寄せられた質問への応答、党の自己改革についても綴った一冊。
| 作者 | 坂井希 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 新日本出版社 |
| 発売日 | 2023年12月26日 |
『ジェンダー平等社会の実現へ 「おかしい」から「あたりまえ」に』
「おかしさ」に気づき、声をあげるための基礎知識。「家」意識のルーツをたぐり、日本国憲法を道しるべに、これからのジェンダー平等社会の「あたりまえ」を探る。
| 作者 | 杉井 静子 |
|---|---|
| 価格 | 2640円 + 税 |
| 発売元 | 日本評論社 |
| 発売日 | 2023年02月01日 |
『女性の視点でつくるジェンダー平等教育 社会科を中心とした授業実践』
| 作者 | 國分 麻里 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 明石書店 |
| 発売日 | 2023年03月16日 |
『新しい労働世界とジェンダー平等』
| 作者 | 浅倉,むつ子,1948- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | かもがわ出版 |
| 発売日 | 2022年09月 |
以上、ジェンダー平等について学べる小説や漫画を6つ紹介しましたが、いかがでしたか？
この6冊は非常に様々な角度から、ジェンダー平等を扱っています。遠く異世界から近くの日常までの幅広い舞台で繰り広げられるストーリーを通じて、あらためて社会の在り方、人間関係、そして自分自身について考えるきっかけを提供してくれます。
ジェンダー平等というと難しく考えてしまう人もいるかもしれませんが、実は日々の生活や身近なところで感じられる問題でもあるんです。それを小説や漫画という形にすることで、違和感や問題意識をうまく言葉にできない人でも理解しやすくなり、自分の考えを形成する手助けになるでしょう。
また、ただ単にジェンダー平等の課題を理解するだけでなく、これらの作品を読むことでより深い視点を持つことができます。彼らの葛藤や成長を共感しながら見つめることで、一人一人の価値観や立場を尊重する姿勢も学べるはずです。
どの作品も一読の価値ありです。いずれの作品も読み手の心に強く訴えかけてきます。しかし重要なことは、読み終えた後のあなた次第です。紹介した作品たちが、ジェンダー平等というテーマについてより深く、そして具体的に考えるきっかけになってくれれば幸いです。
言葉にすることが難しい問題に対して、それぞれ自分なりの答えを見つけられることを願っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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