デザインが多様で面白い!日本の家紋について学べるおすすめ本5選
あの独特なデザインが目を引く家紋。頭で分かっていても、その敷居の高さが手を伸ばさせずにいましたよね。そんなあなたにおすすめしたい本がここに5冊あります!それぞれ独自の視点で家紋を描き、その魅力を存分に伝えてくれます。一冊は、日々の生活に家紋を取り入れる方法を教えてくれるハウツー本。また、歴史とともに家紋がどのように生まれ、形を変えてきたのかをじっくりと解説した一冊。その他にも、家紋のデザインを題材にした面白いエッセイ、戦国時代の武将たちの家紋にスポットを当てた逸話集など、さまざまな角度から家紋を楽しむことができますよ。
『日本の家紋とデザイン』
家紋の意匠と実例がわかる! 華やかなビジュアル家紋事典
現在家紋は、基本的なものだけで200種類、同じモチーフで異なるデザインのものを合わせると5000種類あると言われています。本書では、2500点以上の家紋を選定し、「植物」「動物」「自然現象」「尚武」「文様・図案」「建物・器物」のモチーフ別に意匠やその意味を解説します。また、家紋の元となったモチーフや、家紋のイメージから創作された染色や工芸品、現代のデザインなどの実例を写真や図版で豊富に掲載。華やかで美しく、デザインの参考書としても活用できる一冊です。
| 作者 | 青人社/濱田信義 |
|---|---|
| 価格 | 3960円 + 税 |
| 発売元 | パイ インターナショナル |
| 発売日 | 2022年12月14日 |
『日本の家紋大事典』
| 作者 | 森本,勇矢,1977- 日本家紋研究会 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 日本実業出版社 |
| 発売日 | 2013年04月 |
『日本の家紋 FAMILY CRESTS OF JAPAN』
日本の伝統的デザインである“家紋”を文化的、歴史的背景からとらえた決定版!
日本では12世紀の公家時代から、家名を象徴するデザインが用いられてきました。本書は850点以上の家紋を収録し、デザインの元となったモチーフの解説、文化的背景、そして旗や看板、建物などにどのように家紋が用いられているかを写真で紹介します。
デザイナーやイラストレーターはもちろん、本文はすべて英文なので、日本の文化に興味のある海外の方にもオススメの一冊です。
| 作者 | IBCパブリッシング |
|---|---|
| 価格 | 2200円 + 税 |
| 発売元 | IBCパブリッシング |
| 発売日 | 2025年09月17日 |
『思わず語りたくなる家紋の図鑑』
家紋は、むかしもいまも、
家を守り続けています。
家紋は、むかしから「家を守るしるし」として受け継がれてきました。戦国武将の旗や幕を飾り、江戸時代には庶民の暮らしにも広がった家紋は、歴史をたどる手がかりであり、同時に美しいデザインでもあります。本書では、数ある家紋のなかから代表的なものを取り上げ、その由来や意味、物語をわかりやすく紹介します。時代を超えて人々に愛されてきた「紋の世界」を、美しい図版とともにお楽しみください。
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家紋を含めた日本の文化は「知って、使って、伝える」ことをしないと廃れてしまいます。日本が日本ではなくなってしまうかもしれない。極論かもしれませんが、それほどまでに文化や習慣として定着しています。普段はあまり意識をしなくなっているかもしれませんが、本書を手に取った方にとって、少しでもお役に立てればと思います。
(本書「はじめに」より)
| 作者 | 森本勇矢 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 三才ブックス |
| 発売日 | 2025年11月07日 |
『紋の辞典』
雷鳥社の辞典シリーズ9作目は、家紋の辞典!
ページをめくるたびに密度を増す、「紋曼荼羅®」掲載!
江戸時代に多くの種類が生み出され、日本人が慣れ親しんできた家紋。その図柄はすべて、職人によって正円と直線のみで描かれる。モチーフの本質だけをとらえた、日本独自のシンプルで美しいデザインの仕組みに迫る。
はじめに
本書の見方
基本の紋+見立て紋
現代の紋
コラム
おわりに
索引
紋の仕組み
・基本紋の対抗ページに作図過程がわかる「紋曼荼羅®」掲載
・「現代の紋」には、日本橋の商業施設COREDO室町に掛かる大暖簾の紋掲載
・巻末には、仕組みを表す構成名別に、家紋を逆引きできる裏辞典あり
| 作者 | 波戸場承龍/波戸場耀次 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 雷鳥社 |
| 発売日 | 2020年12月10日 |
各作品を通して、私たちが日常で何気なく見かける「家紋」が、いかに深い歴史と意味を持っているのか、その魅力を実感していただけたら嬉しいです。そして、ただ単に美しいだけではなく、一つ一つの紋様には、生み出された時代背景や、それを使用していた家族の思想、地域性、織りなす人間ドラマなどが隠されていることに気づかれたでしょうか。さらに、しっかりと著者の解説があるので、自分で調べたり、考えたりしながら読むことができ、読後感も満足のいくものとなるでしょう。
また、日本の美と伝統を感じることができる一冊を手に取ることで、自分自身のルーツについて考えるきっかけにもなるかもしれません。それぞれの家紋は、歴史の一部でもあります。そういった意味では、自分たちが生きている今この瞬間も、いつかは歴史の一部となると考えると、何だか少し感慨深いものがありますよね。
ぜひ、ご自身の興味や疑問を深めながら、楽しむことができるこの5冊を読んでみてください。そして、今まであまり意識していなかった「家紋」について、新たな視点を得ることができるはずです。それぞれの個性が光るデザイン、それらがつむぐ物語を堪能してください。きっと、日本文化の一端を知る、貴重な時間となることでしょう。最後に、あなたが次に家紋を目にしたとき、何か新たな発見があるかもしれませんね。
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