原敬に関する本 おすすめ6選 大正時代の総理大臣
みなさん、こんにちは。今回は大正時代を代表する政治家、原敬氏に関する本のおすすめを6冊ご紹介します。大正時代の総理大臣として活躍した原氏の生涯を描いたノンフィクションから、彼の政策や思想を解説したものまで、バラエティ豊かなラインナップです。初めて原総理について学ぶ方でも楽しめますし、すでに詳しい方にとっても新たな発見があるかもしれませんよ。どの本もそれぞれの視点から原総理を描いていますので、それぞれの視点で彼の魅力や偉業を感じていただけたらと思います。お気に入りの一冊を見つけてくださいね。
『史上最強の平民宰相 原敬という怪物の正体』
作者 | 倉山満 |
---|---|
価格 | 1584円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2021年01月27日 |
『原敬 : 「平民宰相」の虚像と実像』
作者 | 清水,唯一朗 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2021年09月 |
『真実の原敬 維新を超えた宰相』
こんな総理が、今いたら!
藩閥政府の行き詰まりを打開し、昭和の戦後復興を支えたのは、この男のヴィジョンだった。
混乱の時代における政治家の役割とは何か。政治における優れたトップリーダーの資質とは何か。今まさに問われているこのテーマに、大きなヒントを与えてくれるのが、今年百回忌を迎えた「平民宰相」原敬である。厖大な史料を確かな眼で読み込み、伊藤博文や大隈重信、昭和天皇など近代日本をつくってきた人々の評伝を著して高い評価を得てきた著者は、原を「近代日本の最高のリーダーの一人」と断言する。
原は、朝敵・南部藩に生まれながら、明治新政府への恩讐を超え、維新の精神を受け継いでその完成を目指し、さらに世界大戦後のアメリカを中心とした世界秩序を予見して、日本政治の道筋を見すえていた。その広く深い人間像は、外交官、新聞記者、経営者と様々な経験と苦闘のなかで培われたものだった。志半ばで凶刃に倒れたことで、「失われた昭和史の可能性」とは何か。
著者にはすでに、選書メチエで上下巻930ページにおよぶ大著『原敬ー外交と政治の理想』(2014年)があるが、その後の新史料と知見をふまえ、「今こそ改めて原の生涯と思想、真のリーダー像を知ってほしい」と書き下ろした新書版・原敬伝。
序章 原敬をめぐる百年の誤解
第一章 「朝敵少年」の維新ーー母・友・師の人生観
第二章 天津で、パリで、漢城でーー外交官の日清戦争
第三章 部数倍増の手腕ーー大阪毎日新聞を経営
第四章 選挙は国家の公事であるーー政友会のリーダーへ
第五章 「アメリカの世紀」を予見ーー西園寺内閣の実権者
第六章 「一山百文」の公共性ーー山県有朋との確執
第七章 平民宰相誕生ーー世界大戦後のヴィジョン
第八章 「宝積」の理想ーー暗殺が奪ったもの
あとがき
作者 | 伊藤 之雄 |
---|---|
価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年08月19日 |
『原敬と政党政治の確立』
第一次世界大戦後の世界を予見し、国家の舵取りを担った政治指導者・原敬の全人像に迫る
作者 | 伊藤 之雄 |
---|---|
価格 | 8580円 + 税 |
発売元 | 千倉書房 |
発売日 | 2014年08月05日 |
『原敬の大正』
平成の現在も成しえない二大政党制を大正時代に現出させた賊軍出身の「超現実主義的」政治家・原敬の生涯と近代政治家群像を描く評伝大作。
作者 | 松本健一 |
---|---|
価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 毎日新聞出版 |
発売日 | 2013年09月 |
『大宰相・原敬』
作者 | 福田,和也,1960- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2013年12月 |
以上、原敬について理解を深めるための6冊のおすすめ本を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。大正時代に日本の政治の第一線で活躍した原敬。その生涯はまさに一代で天を衝いた駆け上がり者のようでもありますが、一方で大正デモクラシーの先駆けとなった彼の理想や信念は、今の時代にも通じるものがあります。
各作品を通して見られる原敬の魅力は、彼が目指した政策や哲学が始まりであり、その実現のために日々努力した彼の人間像そのものです。それは一般の歴史書には載らない細部まで描かれており、現代の読者にも静かな共感を呼びます。
また、彼の一途な信念やたゆまぬ決意力、そして新しい世を模索し続ける彼の姿は、自分自身に何かを問いかけてくることでしょう。それは一線で活躍する政治家だけでなく、我々一般の人々にとっても、自己の立場や行動を再考するきっかけとなるかもしれません。
この記事をきっかけに、原敬に関する本を手にとってみてはいかがでしょうか。時代の変遷を背に持つ彼の生き様をたどりながら、自分自身の日々にも新たな視点を持つことができるかもしれません。そして、大正時代の総理大臣という、遠い過去の存在が現代のあなたに何を語りかけてくるのか、その答えを探す旅は、きっと面白い一冊となるでしょう。
作品選びの参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。