感染症により生活が一変した時、小学三年生だった冴と心晴の物語です。子どもたちにとっては辛く、その影響はかなり大きかっただろうと思います。もちろん悪いことばかりではないでしょうが、現実には、この二人ほど明るく前向きに進める子ばかりではないでしょう。
しかし、たとえ周りにたった一人でも愛し、大切にしてくれる人がいるだけで、困難を乗り越えることができるのかもしれないと感じました。冴のお母さんは本当に素敵でしたが、心晴のお母さんも愛情深い良い人でした。ただ、心晴にとっては望んでいない愛し方だったのかもしれない、と感じます。子育ての難しさを改めて考えさせられる作品でした。