『夜の淵をひと廻り』(真藤順丈)は、サスペンスとヒューマンドラマが融合した小説です。犯罪や事件、社会の暗部を背景に、登場人物の心理や人間関係の葛藤が丁寧に描かれ、緊張感と人間ドラマが同時に楽しめます。真藤順丈ならではの精緻な描写と巧みな構成により、読者は物語の世界に引き込まれ、夜の淵に潜む不安や恐怖、希望を同時に体感できる一冊です。
国内ミステリー1位作品!(bookaholic認定2016年度)
異色のコミュニティ・ヒーロー「シド巡査」誕生!
「警察官だって怖いものは怖いんだよクソったれ」
すべてはみずから体験した記録だ。“シド巡査の事件簿”と銘打ってもらってもかまわない。
これはある交番警官の偽らざる所感記録である。だがそれだけじゃなく……。
世界が逆転する麻薬的な味わいのサイコ・サスペンス・ミステリ。
「この世界が住みやすくなるように戦う人たちのことを“ヒーロー”と呼ぶんです」
職務質問と巡回連絡が三度の飯より大好きで、管轄内で知らないことがあるのが許せない、良く言えば「街の生き字引」、率直に言えば「全住民へのストーカー」。
西東京のいくつかの主要都市に挟まれたエアポケットのような地「山王子」のある交番で住民を見守るシド巡査のもとには、奇妙な事件が呼び寄せられる。
魔のバトンが渡されたかのように連鎖する通り魔事件、過剰すぎる世帯数が入居したロッジ、十数年にわたって未解決のご当地シリアルキラー。
普通の人々が暮らすこの街の片隅には、怪物の巣食う奈落がひそかに口を開けている。
長年にわたる報復の連鎖、悪意のスパイラルを追い続けた果てに、シド巡査がたどりつくのはーー。
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