ありがとう
0
【恋はふたりの意思で始まる。けれど、終わりの意思は片方でいい】
ある女性が恋愛に終止符をうって前を向いていくまでを描く5つの短編集。主人公と付き合う男性が、どれもこれも狡くてしょうもなくて「周りにいる男性の方がいいでしょ。さっさと別れなよ」と思わず突っ込みをいれたくなるほどの最低男なのだけど、そんな人でも惹かれてしまうのが恋愛の不思議なんだろうな。どの短編も女性の精神的な強さが垣間見れ清々しいラストで締めくくるので読後感は◎。唯川恵さん初期の作品らしいけど、この時点から卓越した女性の心理描写が光っている。
















