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花
人と獣が共存する世界の隠れ里で、奴隷のように扱われていた亜族の主人公・ラナ。
そんな中、ある細工物の製作者を探しに来た人族のレイフォルドに身代わり的に差し出されてしまい、里を離れて彼の邸宅に迎えられることに。
警戒心もあり自信のなさもあり、最初はビクビクとしていたラナでしたが、
周囲の優しさに触れて徐々に笑顔が増えていきます。
そういう意味では特に4話のラストが良かったです！
話の大筋は王道だと思いますが、特筆すべきは作画です。
キャラクターたちがかわいらしく素敵なのはもちろん、背景や小物の描き込みも丁寧で、ファンタジーの世界観にピッタリな感じがとても魅力的です。
お風呂に入れられ身支度をしてもらうシーンが秀逸。
「祝福」という特別な力を差別的に活用する王妃は不穏ですが、
最後にはレイフォルドの理想とする優しい世界が実現して
みんな幸せになってほしい！と思える作品です。
