ありがとう
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主人公は新聞記者。作者の堂場瞬一も元新聞記者。なら、読むしかないよね!そのせいもあり、ところどころに新聞の役割、マスコミ報道の使命、権力との対峙などがメッセージみたいに見え隠れする。それが何だか良い。季節が夏の設定のせいか、手に汗握る場面が多く、全体的に汗の匂いを感じる。特ダネを決めて⁉︎終わったと思いたいが、この作品はメディア三部作として、『警察回りの夏』『蛮政の秋』『社長室の冬』と続く。好きなシリーズだ。