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牧田香理『考え続けるということ――内科医の思考ノート』は、医師としての実践経験を通して思考する力の重要性を描いた書です。日常の診療や患者との関わりを題材に、観察・分析・判断といったプロセスを哲学的視点で整理しています。専門知識だけでなく、常に問いを立て考え続ける姿勢が医療現場での判断力や問題解決力につながることを示しており、医療従事者だけでなく、思考力や洞察力を養いたい読者にとっても示唆に富む一冊です。