新NISAやiDeCoの拡大にともなって、投資家層の裾野は広がってきました。一方で、投資の本質を解説したものは少なく、「いかにすれば儲かるか」ばかりが議論の中心になっています。そこで本書は 「投資の哲学と実践を学ぶ本」になること意図し、単なる「お金儲けのテクニック」ではなく、 本質的に資産を増やし、豊かな人生を送るための考え方と行動を身につけることを目的としています。なぜ長期投資が有効なのか、どのように投資すれば良いのかを、初心者にもわかりやすく解説します。著者は日本における長期投資のパイオニア「さわかみファンド」社長。
■第1章 投資の前に知っておきたいこと
投資・運用は本当に必要か?
日本には本当の意味での投資がない?
日本人はおカネのことを真正面から考えていない?
おカネを稼ぐ・儲けるとはどういうことか?
道具・手段としてのおカネをどう活かす?
■第2章 資産を増やす準備をする
資産を増やすために最初にするべきこと
適切なおカネの置き場所
さまざまな金融商品の特性
投資信託(ファンド)の仕組み
流行のインデックスファンド
経済はどう回っているか
おカネがあっても豊かになれない
■第3章 企業を選ぶ視点を持つ
経営のダイナミズムがカオナシ投資家に喰われる
苦しい立場の企業を救えるのは、私たち個人しかいない
個人が持つ“選択”の力で企業を変え、社会を変える
社会に必要な企業をいかにして選ぶか
個人が企業を選ぶと、社会の質は高まっていく
企業との付き合い方を考える
投資リターン
■第4章 いざ運用で資産を増やす
企業選びよりも重要な、成績に直結する運用
運用の極意はアセット・アロケーションとセクター・ローテーション
株式投資と為替感応度を考える
「安く買って、高く売る」はいかに実践するか
運用成績と応援投資を両立し、長期投資のリズムをつくる
壊された景気循環と伝統的運用
それでも死なない長期投資の王道
■第5章 投資の不都合な内部事情
天才ファンドマネージャーでも成績が出せない理由
個人投資家が知っておくべきファンド選びのヒント
「長期・積立・分散がいい」は社会にとって無責任だった
複利はまやかしで単なる宣伝文句だった
株主優待には、意義のあるものとないものがある
投資増やすことだけがすべてではない
「10年後の日本経済に自信が持てない」とセミナーで聞かれたら
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