菅野覚明・栗原剛・木澤景・菅原令子『新校訂 全訳注 葉隠(上)』は、江戸時代の武士道思想書『葉隠』を現代語で正確に翻訳し、詳細な注釈を付した学術的な校訂版。原文の意味や歴史的背景、文化的文脈を丁寧に解説しており、武士の倫理観や生き方、覚悟の精神を深く理解できる構成になっている。古典としての価値を保ちつつ、現代読者が思想の本質に触れられる示唆に富む一冊だった。
佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。独特の文体の魅力を堪能してください。
佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。
本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。
独特の文体の魅力を堪能してください。
また、読みやすい現代語訳をつけ、詳細な注を付した。
「武士道書中の武士道書」と言われ、「死ぬ事と見付たり」に始まり、「恋の至極は忍恋」「奉公と諌言」など、次々に繰り出される条文は、武士の死生観から、職務、日常生活、教養に至るまで、幅広く、かつ深い人間洞察にあふれた内容になっています。それを、身近に味わえる訳と注です。
『葉隠』は十一の「聞書」から成っており、本書では、三巻に分けて刊行します。
夜陰の閑談
聞書一
聞書二
聞書三
人物補注
山本常朝 年譜
系図
解説
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