森永卓郎氏の著書「投資依存症」は、昨今の投資ブームに警鐘を鳴らす一冊です。
著者は、投資とギャンブルの類似性を指摘し、投資に過度に依存する危険性を説いています。
本書では、バブル崩壊のメカニズムや、金融機関の欺瞞的な手法などが具体的に解説されており、投資の世界の裏側を垣間見ることができます。
特に印象的だったのは、投資依存者の心理描写です。
著者は、彼らがどのようにして投資にのめり込み、破滅していくのかをリアルに描いています。
本書は、投資に関心のある全ての人にとって、有益な情報を提供してくれる一冊だと思います。