『捨てる生き方』は、小野龍光と香山リカが、物や感情、習慣など人生で不要なものを手放すことで、心と生活を軽くする考え方を示した一冊です。断捨離や心理的整理の具体例を通じて、余計なものに縛られず自分らしく生きるヒントが得られます。読後には、執着やこだわりを手放すことで、日常のストレスを減らし、より自由で充実した生活を送る意識が芽生える点が印象的でした。
年商100億を超えるIT企業のCEOをつとめた小野。
彼はインドで仏教を牽引する日本出身の僧・佐々井秀嶺上人のもとで突如仏門に入り、資産、社会的地位、名声を捨てた。
立教大学教授退官後、都会生活を離れ、総合診療医として北海道穂別でのへき地医療の道を選んだ香山。
仏門をくぐった男と精神科医。自分自身の人生とは? 師とは? とらわれとは? 利他とは? 死とは? あえて「捨てる」選択をしたふたりが語り合う、限られた人生を納得して生きるための思索的問答。
◆目 次◆
プロローグ 龍光さんはなぜすべてを捨て得たのだろうかーー香山リカ
第一章 すべてを捨ててなぜ私は仏門をくぐったのか
第二章 あるがままに生きるということ
第三章 現代人をつらくしている執着や欲について
第四章 とらわれを捨てれば、けっこう楽に生きられる
第五章 森羅万象の共生を考えるーー人は利他を生きられるか
エピローグ 限られた時間をどう生きたいか、問い直してみるーー小野龍光
◆著者略歴◆
小野龍光 (おの りゅうこう)
1974年札幌市出身。2022年にインドで佐々井秀嶺上人のもとで得度。得度前は俗名小野裕史として、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻修了後、 投資家・起業家・IT企業CEOを歴任。
香山リカ (かやま りか)
1960年札幌市出身。精神科医、立教大学教授を経て、北海道穂別の総合診療医に。著書に『61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました』(集英社クリエイティブ)等多数。
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