ありがとう
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迷子のパンダを保護したエンさんが、ファンファンと名付けたパンダを子供のように育てる。しょっちゅう具合の悪くなるファンファンを自転車の後ろにのっけて、度々の医者通い。どんどん大きくなるファンファン。やがてエンさんが歳をとったとき、今度はファンファンがエンさんを医者へ連れて行く。自転車の後ろにエンさんをのっけて。
単純で愚鈍にすら思える愛情の繰り返しが、安心感と、切なさを感じさせる。親目線で読むと泣けます。