ありがとう
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あとがきの「宇宙生命とのファースト・コンタクトは探査機による発見ではなく会議による認定だろう」という一文がとても好き。 sfは普段読まないが世界観がだんだんわかってくる感じが楽しかった。 冥王星やウィルスのように、宇宙人がいると科学的に認めらるということはあくまでも定義の問題なんだろうなあと思った。そしてそれは一般人にはなかなか理解できなさそう。 少し不思議なsfからかなり本格的な科学で説明されているsfまで揃った短編集でした。 特に「記念日」は藤子先生の短編にありそうだと思いました。