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『フレデリック ちょっとかわったのねずみのはなし』は、冬にそなえて働く仲間を横目に、ひとりで「光や色、ことば」を集めるねずみのフレデリックを描いた物語。いざ寒い冬が訪れると、フレデリックの集めたものが仲間たちの心をあたため、希望を与えてくれます。働き方や役割の違いをユーモラスに伝えながら、「想像力やことばの力」の大切さを子どもにも自然に感じさせてくれる名作。詩的で美しい文章とあたたかい絵が、読み手の心にやさしく響く一冊です。